いつものタンクローリー
帰りが遅くなると、いつも決まって大型のタンクローリーに追い抜かれる。
たぶんあのタンクにはセメントが入っているのだろう・・・武甲山で採れた秩父セメントだ、きっと。
武甲山は石灰岩の塊みたいな山だ。もうずいぶん前になるけど、画伯と登ったことがある。頂上に神社があって、その裏側に回ると絶壁になっていた。柵の下では削岩機やパワーシャベルが動いていた。それまで登って来た山道の風景とは全く違う殺伐とした風景に、ひどくガッカリしたっけ。
そのタンクローリーを、いつもは歩道を走りながら見送っているのだけれど、今夜はタイミングが悪かった。
ちょうど歩道が途切れている所で、対向車が立て続けにやって来た。
どうしよう?・・・と思っていたら、ピタッと後ろに控えるようにタンクローリーも低速になった。
それからしばらくいっしょに走って、やっと対向車がいなくなってから大きくよけて抜いて行った。
6月の雨の日に水たまりの水を頭からかけられた時には「ばかやろう〜」と叫んだけれど、
「この人は慎重で結構やさしいんだな」なんて、今夜はちょっと感心した。(K)
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