ツーリング新ルート発見? その1
先日の「ユガテから北向地蔵へ」のコースは後半部こそ最高なMTBツーリングだったものの、前半部は「担ぎ」が辛くて難儀だった。
その後半部にダイレクトで繋がる「人に勧められるような良いルート」を見つけよう!、、、、これが今回の課題。
***
まず、、地形図では途中まで実線で記されている、「深沢集落」から「北向地蔵」へ抜ける(はずの)道を行く。暑い国道から左に折れ、沢筋に入ると途端に涼しい風がどんどん前から来る。気持ちが良い。
「深沢」はこの地方に多い狭い谷筋に家が点在する集落だ。両側にかなり山が迫る。一見空き家も目立つような気がする。
⇒集落の奥まったところにある神社。
近くにある社務所は相当痛んでいるようだ。回りに足場が組まれている。改装する予定なのか、、、。
←林道を先へとどんどん登って行く。こういう道をジープロードと言うのだろう。傾斜もそれほどでもない。前をセンター後ろをロー、脚をくるくる回しながら走る。重いギアは膝に悪い、これでケイデンス60くらいか?(なんてセンモンヨーゴ)
この調子で詰めて行ければルートとしてはまあまあだな、、、。そんなことを考えながら暫く行く。
⇒道がようやく山道の様子を呈して来た。脚の回転も鈍る。それでもそれなりに結構ハイスピードで行ける。
ん?青いものが、、、。テントだ。山仕事に使うのか、、、。よく見ると中央には自生している幼木の支柱。山の人ならではの発想と言えるだろうか。道の中央に立つテント、、、。通行者の無さを象徴している、とも言える、か。
案の定ここからの道が、、、激しく山道の様相を呈して来るのだった。
まあいざとなれば「担ぎ」だ。それを見越してダウンチューブについているボトルゲージもはずしておいてある。ボトルはザックの中。水を飲むのにいちいち自転車を止めるのも面倒だが、レースではないので我慢する。
沢に沿って付いている道は細く、斜面を横切っているため所々小さな崖のようになっている。乗っては行けないので、早速「担ぎ」。沢床からそれほどの高さではないが、自転車ごと落ちたら痛いだろう。しかも自転車の幅ぎりぎり。乗車しては怖い。しかし立木のせいで「担ぎ」も容易ではない。
仕方がないので自転車を真後ろから押し上げるという裏技(?)を使った。ハンドルを真っすぐにしておいて、サドルだけで舵をとる。こういうのも日頃からよく練習しておいた方が良いな。
←道が沢を渡ること数度。水量が多くなればここは渡れなくなるに違いない。飛び石づたいに行く。3度目の渡りでとうとう足が水の中。
⇒前方にはまだ道が続くようだ。
しかし自転車をただ担いで歩いているのにも飽きて来た。多分この道はずっと詰めて行けば、前回通った「ユガテ」と「北向地蔵」の分岐点に達するに違いない。そこに出るのが分かったということで、今日は引き返すことにした。
まあ、、、「敗退」ということだな、、、。
同じ道をもどる。
先の知れない道を行くには時間がかかるものだが、一度通った道を帰るのはあっと言う間だ。特に下りとなればなおさらのこと。
途中の茶畑に佇んでいた人を掴まえて道を尋ねてみた。
・・・この話もうちょっと続きます・・・(画)
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