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2006年10月の記事

2006年10月30日 (月)

方向違いに人違い

いつも別れ際に、「今日はどこ行くの?」と聞く。もしガハクの身に何かあっても探しようがないからだ。
「久しぶりに飛村の方に行ってみるよ」と言うことで、だいたいの方角を教えてもらって地名をしっかり頭に入れておくことにする。
ガハクはいつも携帯電話を持って行かない。この辺りは電波が届かない所も多いし、それにうちのはPHSで圏外になってしまって使えないからだ。

ガハクを見送ってから、犬小屋の冬支度を始めた。
3メートル移動してテラスのど真ん中に置いて、中に毛布を敷いてやった。
それからトワンを中に押し込んで、居心地の良さを認識させる。
まずまずの反応、寒い時には自分で入るだろう。

ガハクに遅れること2時間、辺りが薄暗くなってから家を出た。今頃どこを走っているのだろう?と思いながら漕いでいると、秩父の方からやって来る自転車が見えたので、もしや?と思ってじっと見る。どんどん近づいて来るヘルメットが似てる!きっとそうだ。Tシャツの下に長袖が覗いている所もそっくりではないか、、、すれ違いざまに、「オ〜〜〜ッ!」と、叫んで大きく手を上げた。向こうも愛想良く手を高く上げてくれた。が、横を走り過ぎる時しっかり見たら、ハンドルがドロップでローディーだった。ガハクはMTB。ちょっと恥ずかしかった。

夜、家に帰るなりそのことを話すと、
「ボクだったらそのまま走り去るはずないじゃない。すぐにUターンして後ろにくっ付いて走るよ」だと。
それに飛村は、ぜんぜん違う方向なんだってさ。(K)

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2006年10月28日 (土)

飛村周辺トレールその1

飛村(ひむら)周辺のST(シングルトラック)を見に出かけた。舗装路ではペダリングスキルアップを狙って回転を上げる。ケイデンス100ぐらいが目標、急坂になるとフロントギアはインナー、リアはロー、全然スピードが出ないぶんだけ非常にキツく感じる。

20_1目の前に「立ち入り禁止」の看板。を大きな声じゃあ言えんけど、無視して中に入る

沢伝いの草深い道。コブシくらいの石が転がっているが傾斜は中程度、そんなに走り難くはない。次第に急傾斜になりぬかるんで来た。草の上を選んで走るがそれでもやっぱりリアタイヤがズルズル、おっとっと、、、両側に生い茂った草や灌木を分けそれでも上がって行く。こンなンがまさにMTBロードでしょ!!急に愉快になる。弁当持ってくりゃ良かったなア♪。

10_2ややや、、、しっかし倒木だらけじゃのぉ。

トレールもはっきりしなくなった。わずかな踏み跡や水の流れた跡をたどる。倒木の下をくぐり抜け、横から巻き、自転車を押したり担いだりしながら上がって行く。やっぱりこれもMTBじゃ、、、。泥の上にイノシシらしき足跡多数発見。

13_2急に整然とした針葉樹の林が目の前に現れたのでちょっと驚いた。そこだけ真っ暗で異様。

暗い森の先を透かして見てみると、どうやらここを通り抜ければ峠に出られそう、距離にして100メートル、道というものはなし。適当にルートをとって登り始める。ふかふかの腐葉土だ。乗車できたのは最初だけ、急傾斜でタイヤが滑り後半は押し、まだまだテクニック不足を痛感。

16_1峠に出る。(この写真けっこうカッコよくない?クリックしてみて見て!)

両側の急な尾根筋に道らしい跡があるだけで、峠を越えて反対側の栃屋谷(とちやがや)に下る道も見当たらない、ま、ここまでの道からすれば予想通りか、、来た道を引き返そう。

暗い樹林の中の急斜面を下り始めたら、突然フロントが何かにはまってロック、ふわっとリアタイヤが浮いた。
わわわわわー!みっ、みごとなジャックナイフー!、、、が、しだいに角度アップ、こっ、このままでは、、、とっさにハンドルから手を離し前に飛ぶ。ジャックナイフからのダイビング!(なんだかな〜)。バッと横の杉の幹にすがりつく。おかげで急斜面で転がらずにすんだ。一方自転車は可哀想にひっくり返っていく。
どこもケガはなし、やれやれ、、、お、おおお、自転車くん、ガハク号よ、ハンドルが逆を向いてるよ、キミだいじょうぶ?ブレーキ、ワイヤー、リアディレーラー、、、何ともないみたいね、良かった、下がふかふかだったからね。
いいえ、わたくしどもMTBはもともといたって頑丈な体なのですよ、ごしゅじんさま。あ、そうなのぉ、、、。

再び「立ち入り禁止」の札の所に出た後、この林道が地図上のどこにあたるかを特定のため、舗装路を下ることにした。

Photo_48右左に合流するわき道も見当たらずそのままどんどん下って行ったら、竹寺(たけでら)への分岐に出てしまった。これでは実は何にも走った甲斐はないのである。先の道はガハクの知識では地図上で特定できそうもないことになった。

ちなみに写真の右から下って来て、自転車の向いている左に登って行くのが竹寺方向。

再びもと来た道を登り返し、飛村を通って吾野(あがの)へと戻る。

01_2途中の道脇にいた不思議な生物。

カーブミラーに映る写真を撮ろうと、停車して近づいたところ偶然出会った。
キミこんなところを住居にしているの?行きにも会ったけど、帰りにも草の影に走り込む後ろ姿を見たよ。人里からうーんと離れた場所なのに、ここでほんとに暮らしているの?

そんな場所にはニャンともミスマッチングに思えたガハクであった。(画)

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ケイデンス100

いつものペースで走っていたのではあまり汗をかかなくなってしまった。
ぐっと涼しくなったのと、筋力が付いて来たせいか?
画伯のトレーニングメニューを参考に、昨日からひとつ軽めのギアにして、ペダルをクルクル回してみている。
だいたいケイデンスは70から80位が有酸素運動としては良いペースだと聞いていたのだが、試しに100くらいで走ってみた。やってみると、これが結構キツい。
ハアハアして、汗がどっと出て来る。それにスピードも自然と上がって来て、アトリエに着く頃には顔から湯気がポッポと上がっている感じ。
しばらくはこのペース(ケイデンス100)で走ってみようと思う。
自分の脚がクルクル回っているのを上から眺めている・・・・この軽快で俊敏な動きが気に入った!(K)

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2006年10月27日 (金)

MTB激坂テクニック

坂道発進で毎回腕をぐいぐい引きつけた練習を20分もしていたら、背中のまん中が筋肉痛になってしまった。
山道トレールでいちいちこんなに腕を引きつけていたらすぐに腕力の限界が来てしまう。これでは何かおかしいと思って、今度は重心の位置のみ気を付けて乗ってみることにした。こうすると体に無理な力がかからずペダリングもずっと楽になってバランスもとり易い。

腰を後ろに引いて猫背になるスポーツ自転車の基本的乗車ポジションは、MTBライドの坂道では有効ではないみたいだ。登りの時には前に乗ることは勿論だが、ちょうど階段を歩いて上がる時のような前のめりに近い体の形で、骨盤も平地のライディングの時のようには寝かせない方が重心の位置が良いところに来る。

さらに気づいたのは、自転車は両輪均等加重が基本、ということだ。激坂の上り下りやブレーキングの時に、体を前にしたり後ろにしたりするのは、実は両輪に均等に加重することを目的にしているので、そうでなければどちらかのタイヤが滑ったり浮いたりして、必ずバランスを崩し易くなる。これはコーナリングでも同じ。もしタイヤが滑ったとしても両輪が同時に滑るからこそリカバリーもし易いんだそうだから。(画)

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2006年10月26日 (木)

と・・トレーニング

やっと晴れた。
午後遅くになってさて練習に行くか。レーパンに着替えてから体操。頭〜首〜肩〜腕〜手〜胸〜体側〜背中〜腰〜腿〜膝〜アキレス腱〜内股〜尻、、、の順にストレッチ。久しぶりだし、ちょっと前に痛めたまま完全には治っていない右膝の為にも準備運動は欠かせない。なので入念にやっていたら、陽がだいぶ傾いてきてしまった。

まあ良いや、今日は遠くには行かず、裏山練習ライド。そこで山道でのペダリング、ガシガシではなく、じんわりとねばるような、タイヤが路面をなめて行くような感じ。

坂道発進の練習。
ポイントはハンドルを下に引き下ろすような感じで両手を引きつける、両肘が下がって肩も下がる。重心が下がると同時に前に体が出て、前後の重心の位置が良くなる。
リアタイヤのフリクションを良くしようと、後ろに体重を残し気味にするのはダメ。前輪が浮き気味になって左右のバランスをとり難い。
要するに、自転車の中心(たぶんBBの位置)に体の重心を持って行くようにする(これはスタンディングなんかの基本)。
それから、片足での最初のペダリングは、できるだけゆっくり、じんわりと踏み込む。

あ〜あ、これが全部できれば画ハクもデモンストレーターになれるのにね。

何回か上り下りをしていたら、すっかり暗くなってしまった。ライトをダブルにして国道に、高回転ペダリングの練習。いつもなら80くらいのところを多分100〜110くらいで回す。確かに脚には負担がないが、いつものルートなのにすっかり息絶え絶えになっていた。

こんなのを何十分も維持してホントに走れるんだか?(画)

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2006年10月25日 (水)

自転車で歌う曲

いつも帰りが遅くなる。暗い道を走っていると、自然と歌っている。

ジテツーを始めた頃はまだ冬の寒い北風が吹いていた。
口づさんでいたのはシャンソンでタイトルは忘れたが、
「トゥレドゥー トゥレドゥー」と、風の擬音?のところばかりを大きな声で歌いながら走った。

この頃はもっぱら木枯らし紋次郎のテーマ曲、
「ど〜こかで〜 だ〜れかが〜 おれを待っていてくれる〜」と叫びながら走っていた。
まあ4、5回も歌えば画伯が待っている家に着くという段取り。

ところが今夜は突然曲目が変わった。自覚なしに突然歌い出したのは、
「い〜ま〜春が来て〜きみは〜きれいに〜〜なった〜去年より〜ずっと〜きれいに〜なった〜」
誰も見ていないのでまじめに歌う。ちゃんとした発声で歌った方が楽しい。

「今夜からなごり雪に変わったよ」と画伯に報告すると、
「良いんじゃない」と、冷やかしもせずに言う。
画伯はイルカさんの「声」のファンなのだ。彼女の声は天使のようだと絶賛している。

ずっと昔イルカさんとは総理大臣官邸の園遊会で会ったことがある。(公募展で賞を取ったから招待されたのだ)彼女は庭園に幾つも並んだテーブルの中の、わざわざ誰もいないテーブルを選んでひとりポツンと立っていたっけ。
胸の名札には「イルカ」と書いてあった。その頃あまり彼女の歌を知らなかったし、声をかけるにもちょっと気が引けた。私も名札を付けていたが、こっちは無名。でも今思えば、思いきって話しかけてみれば良かった。画伯も、
「あの日のアルバイトなんかキャンセルして、いっしょに行けば良かった」と、まだ残念がっている。もう20年前のことだ。

「去年より〜ずっと〜きれいに〜なった〜♪」きれいになった、というところを強調!(K)

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2006年10月23日 (月)

病床?にて

夜になって久しぶりの雨が降って来た。今日は自転車に乗らなかったが、夜の暗い闇の中に静かに雨が降る音を聞いていると、昨日行ったあの峠にもこの雨は降っているんだろうな、、、とセンチメンタルな感情が湧く。星空や月を見ていてもそんなことをよく考える。

病床で宮沢賢治が似たようなことを書いていたな、「○○は風に揺れているそうだ」○○は草の名前だが、何だったっけか、、、?他にも正岡子規が書いていた、「・・・・」あれ?何だっけ?、、、いや、確かに似たようなことを、、、そうだ思い出した、「夢は枯れ野をかけめぐる」か。ん?これどういう意味?ここで例に出すのは適切かな?

とにかくどっちも病床でだったことは確かだ。でも画ハクはいたって健康である。だいたい常日頃から病床みたいなこの男、考え方がオジン臭いことこの上なし。MTBでも人の居ないとこ居ないとこへ行きたがる(画)

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2006年10月22日 (日)

トレーニングコース

04昨日のST(シングルトレール)が調子良かったので小床峠(こゆかとうげ)に行ってみた。

前回ほとんど押して登った所を乗車して行くことができた。タイヤが新しくなっただけでこんなにも違うものかと不思議なほどだ。よっぽどタイヤの山が削れてしまっていたか、急にテクニックが上がったかどっちかだ。両方ということにしておこっ。
写真のようなスイッチバックもほとんど登っていけたから自分のレベルではすごい。ただ、一山越えるごとに息も絶え絶えになってしまう。緊張して無駄な力を入れてしまっているかららしい、(←ライディングティーチャからのアドバイス)リラックス、りラックス。

07_3小床峠。静かな佇まい。

前回はここから子の権現(ねのごんげん)方面(写真では右行)に向かい、急登に次ぐ急登にアゴを出して途中でエスケープしてしまった。
去年の今頃にもここまで来ていて、その時は吉田山方面(写真では左行)に行き、長い山道にバテバテで苦い思いを味わった。右も左もどちらもかなりの難コースと言えるだろう。
そこで今日は素直に峠の反対側、青場戸(あおばと)方面(写真奥)に降り始めるが、倒木が次々と道を塞ぎ、けっきょく廃道になっていた。要するにここから青場戸に下ることは自転車では無理と分かった。

引き返し、峠に再び出て登って来た道を下る。細い所も数カ所あるので緊張。峠入り口に出てみると、STで遊んでいた時間は45分くらいだった。良いトレーニングコースだ。(画)

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2006年10月21日 (土)

物見山から高指山

物見山(ものみやま)に向かう。

R299を走る。向かい風なのか苦しい。スピードが乗らない。武蔵横手(むさしよこて)駅前に着いて時間を見てみると、いつもよりかなり早かった。それだけ頑張っていたということらしい。
案の定谷筋に入って登り始めるとけっこうキツい。これじゃダメじゃん、ペース配分ということも考えねば。うーん、、、画はくのMTBもそんな領域に入って来たかいな。

国道は交通量が多めだったが、ここは全く車なし、人もなし。いつもの砂利道を上がり、前回は敬遠していた細いST(シングルトラック)を行ってみると登れるではないか。新しいタイヤのせいだろう。何だか自信が出て来たぞ。いったん舗装路に出たところで、遠くで人の話し声。ハイカーだろうか、声はすれども姿は見えず。

ユガテとの分岐を過ぎたあたりで、根っ子で滑って一度転んでしまった。今日はあと一度尻餅をついたが、どっちも左側にだった。左のペダルを踏み込んだ瞬間に後輪が滑っている。だから足がペダルからすぐに離れないで転倒、となってしまう。この辺身体の使い方にクセがあるようだ。

11_2北向地蔵(きたむきじぞう)を過ぎた尾根道で林の中に赤ゲラを見た。物見山山頂をパスして高指山(たかさしやま)に向かう。良く締まった赤土まじりの道。走り易い。

駒高(こまたか)集落で舗装路に合流。道に出た途端人の大きな声が近くでしたので驚いた。しかし姿は見えず、しかもそれだけで後はシンとしている。何だか妙な気分。しばらく舗装路を行くと、NHKの放送塔が目の前に大きく現れる。ここが高指山か?そこからまたSTの入り口があり、どんどん下って行く。吾野(あがの)あたりとは違い、道には草がなくむしろ岩がむき出しになっている所が多い。

すぐには日和田山(ひわたさん)に着きそうもないし、タイムオーバーになりそうなので、適当な所で引き返すことにした。下り道の途中でUターンして今度は登り返す。やっぱり新しいタイヤは良い。いつもなら確実に滑っているよな、というところも登って行ける。

06北向地蔵から近道のSTを下って武蔵横手駅まで。
暗くなる前にクロップスの1Wライトをハンドルに取り付けるがクリップが緩くてガタガタ道では必ず下を向いてしまうのが悩みの種。パンツゴムでギリギリ巻いていてもダメ、これ何とかならんもんかな〜。

帰りの国道では一台のダンプに幅寄せを食った。あんなあからさまなのは初めてだった。気分ワル。(画)

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2006年10月20日 (金)

太いロード細いMTB

Kyoちゃんと街を歩いていたら、ロードに乗った一人のサイクリストが。ヘルメットにレーパン、半袖ジャージ、全体に黒と赤を基調にしたスタイルで、それなりに本格的。しかし、何となくキマッテいない、、、、しかし自分と同んなじオッサンだ。

気になってKyoちゃんに、「ぼくもあんな風に見えるのかなぁ?」と聞くと、
「ぜんぜん違うわよ。あなたなんかもっとぜんぜんホソいもん、あの人お腹出てるなぁ」と言う。「それに街を走っちゃいけないね、あのカッコ、そうとう浮いてるわ」

そのローディーは通り過ぎて視界から消えてしまったが、しばらくしたら今度は遠くを横切って行くのがまた見えた。依然として気になり、
「やっぱりあんなもんじゃない?」としつこく同じ質問。すると、

「ぜんぜん違う、だってあなたはずっとホソッコイもん」、、、その「細い」ってのがさっきから逆にすっごく気になるんだけど、、、。(画)

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2006年10月19日 (木)

新しいタイヤ

Photo_44Cimg0002_2リアタイヤがなんかズルズルするので、タイヤ交換することにした。

リッチーのZ-MAX。ショップお勧めの一品だ。
タイヤ交換は考えてみたら今までやったことなかった。でもノートラブル、タイヤレバーなしでも手だけではまる軟らかさ。あれ?サイドが青なんだ。後ろだけで良いかとも考えていたが、これじゃあ両方換えないと変だよな?。車体が黒と黄色なのに青のストライプのタイヤ、、、段々初期のトータルデザインが崩れて行くような、、、でもMTBも走る道具なんだから、道具としてそういう風に使い込まれた本来の美しさに近づいて行くのであれば、それもまた良しか。

Photo_45やっぱり新しいタイヤはノブが高くて頼もしい。
早速夜ではあったが近くの林道に漕ぎ出してみる。ライトをつけて登って行く。思ったよりゴリゴリとした固い感触だった。いつもの坂道発進練習の場所では、、、、ん?、、、うまくクリアできた感じ。タイトターン、、、軽いような、、、なんかウマくなったような気も、、、。(画)

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2006年10月18日 (水)

理想型

いつもの練習場に向かう。出だしの林道をできるだけゆっくりと登る。ゆっくり走る、そうすると技術向上になるというのだが、息も乱れないから体力向上にはならないようだ。散歩って感じ。7、8分でどん詰まりのポイントに着く。そこから一旦下って、もう一つのコースに向かう。そっちの方はきつい坂、細い道、階段あり、ゴロゴロ石、倒木、落ち枝、、、何度来てもうまく乗れた試しがない。それでも少しずつウマくなっていると思うことにしている。続けるポイントはそういう信じ込みと、細かい発見をすることだ。

そうだ、砂利道の坂の傾斜がいつもより緩いように感じた。

続けられなくなるのは、将来の望ましい自分の姿を近くに置き過ぎるからだ。理想のライディングテクを持った自分を遠くに置いて、そこまでの道程を楽しむように乗れればなあ。(画)

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2006年10月16日 (月)

自転車に股がり車検の予約

Photo_43今月は車検なのに、なかなか電話が来ない。ちょっと気になって来た。スタンドで誰か見かけたら声をかけようと思って家を出た。

ちょうど2代目のTちゃんが道路脇でボンネットの中を覗き込んでいた。その背中目がけて、歩道の縁石に片足を置いてMTBに股がったまま声をかけた。
「こんちは〜、今月はうち車検ですよね。いつでもいいから予定が立ったら電話して」と言うと、
「まだクルマ使うんですか?」とおかしな聞き方をしてきた。

やはりそうだった。客がひとり減りはしないかと不安を感じていたのだ。
そんな互いの暗い気持ちをいっぺんに解消しようと、元気よく、
「買い出しとか、雨の日とか、遠出や荷物を運ぶのに、これからもずっと車は使うよ」と答えた。
まだ若い、次期社長のTちゃんの顔がちょっとほころんで、
「なんかすごいっすね。これディスクブレーキなんですね」と、私のMTBに興味を持ってくれる。

カネなんてものに縛られずに、いつも愉快に過ごせないものか?
あり過ぎても堕落するし、なさ過ぎても苦しい・・・・、でも必要なのはカネではなくて知恵と勇気!

別れ際に「代車は要らないかも」と言うと、
「車の後ろに自転車積んでくれば良いじゃないですか」と、細かいところまで打ち合わせをした。(K)

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2006年10月15日 (日)

ボタリング

画伯は自転車でチンタラ走ることができない。どうしても負荷をかけて走ろうとしてしまう。これは良いことなのか、悪いことなのか、、、。
ボタリングという言葉を知ったのは最近だ。自転車でのんびりと風景などを眺めながら走るなんて、良い季節なら最高の贅沢だろう。人生の余裕だよ余裕、、、例えば絵描きなら、画題などを求めつつ川面に反射する光、空に流れる雲の形、木の葉の揺らめき、その季節その風を楽しむ、、、うーん、良いじゃないですか、、、。

でもそれができないんだよ!時間の無駄に思えてしまうんだ。
息も絶え絶えに峠に辿り着いたり、森の中の根っ子や岩だらけの細いトレール道、激坂を登るテクニックを身につけようと練習に励んだり。そういうことをしていないと自転車に乗った気がしない。だから山奥の道なき道に立ち往生していても、結局楽しかったりするんだ。

困ったものだ(画)

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2006年10月14日 (土)

昨日の疲れが残っていたらしい

いつもの練習コースを行く画伯だが、どうも脚の回転が鈍い。引き脚に力が入らない。そうなると上から踏み込むことしかできなくなる。片脚ずつでしか漕げない感じだ。いつもより一枚軽いギヤになりゆっくりとしか登れない。
さていつもの坂にも挑戦。10メートルくらいのものだが、ここは相当気持ちを集中して(後ろのタイヤ、リアタイヤ、、、)バランスをとって行かないと登れないのだ。三度やって一度も登れず。

X13_1林道の途中で自転車を停め、ザックから握り飯を出してほおばる。静かだ。ヒヨの声、カラスの声、水の流れる音、、、
時おりクルマのエンジン音が聞こえる。近くの道路を上がって行くらしい。しかしこの林道は入り口も出口も石ゴロの激坂だし、途中には倒木が一本道の端から端までを塞いでいるから、クルマはまず通らない。

林道の道幅を使ってタイトターンの練習を始める画伯。
自転車を円周の外側に倒し、身体は内側に円の中心の方に倒して、ハンドルをほぼ車体と直角に切って、、、ターンする、、、つもりがなかなかうまく行かない。傾斜もあり、路面も凸凹している、ペダリングもしなければならない、バランスをとり難い。
でも山道では非常に有効な技なのだ。いつも難所とみれば「押し」や「担ぎ」ばかりでは進歩がないもんなあ、、、真面目にMTB道を学ぶ画伯であった。

細かい練習にも飽きたので、いつものように山道を上がって、舗装路に合流。昨日暗い中をライトの光を頼りに走り降りて来た道を上がって行く。やっぱりしんどい。それでも舗装路は楽チンだ。どんなゆっくりでもペダルを回していさえすれば上がって行ける。

飛村(ひむら)方面に向かい、めぼしいわき道はないかと探しながら行く。ふと左の林に何かを感じ見ていると、猿(らしきもの)が逃げて行った。雲が少し多くなって来たようだ、ちょっと暗くもなって来た。
そう言えば昨日見たカレンダーによれば、今日は13日の金曜日、、、うーん、、、でも同時に大安とも。こういうのはどっちが優先するのじゃろか?などと、画伯にとってはどうでも良いことを考えながら目の前の急傾斜を登ると、昨日夕闇の中で通過した峠に出た。

ここで引き返そう。残りの握り飯を一つ食べ、ウィンドブレーカーを着て、帰りの下り道に備える。フラッシャーを点け、リアライトも点滅、走り始めたら雨がぽつぽつと顔に当たり出した。(画)

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2006年10月13日 (金)

行ってみたかったよぉ?「スルギ」

子の権現(ねのごんげん)に行く途中の青場戸(あおばと)地区から峠を越えて久々戸(くぐと)集落に抜ける道が地図上にある。この辺の山道を繋げて自分流のMTBコースを作れないかと思っている画伯は、地形図を見ていてそこに点線を見つけるとどうしても行きたくなる。

05_1「降魔橋(こうまばし)」。
ここまで来ては行き過ぎ、引き返してみるが地図上の位置には道が見つからない。こういうことはよくあることなので、とにかくそっち方向に行ける道、「林道スルギ線」という標識があったそこに入ってみる。

071ゴロゴロ石と道いっぱいに落ちている杉の枝に悩まされながら奥に入って行くと、杉の木にとめられた小さな標識が。なかなか的を得てシンプルかつシャープな表現に感心する。でも目的地は「スルギ」ではないので、曲がらずに真っすぐ登って行く。

08途中にあった大岩。
この岩の向かい側にも同じくらいの岩があって道はその間を通っていた。しかしここからが大変。

13_1道が、、、?、、、見えない。完全に草に埋没している。辛うじて見える水の流れた跡を辿って少し登り、根性でここを乗り切ったもののもう少しで尾根上に出そうな場所で完全に行き詰まってしまった。回りをイバラで取り囲まれたような状況ではどうしようもない。


171もとにもどってあの標識が指し示すスルギに向かうことにした。
「スルギ」とは「摺る木」でウサギなどが身体をこすりつける(摺りつける)木という意味らしい。
乗車率50%くらいで尾根に出た。途中大きな倒木もあり道が見えなくなったりもしたが、まずまずの愉快な道だった。

21_2⇒尾根に出てから20分弱で「スルギ」と書かれた標識のある場所に出た。どれが「摺る木」?これなのかなあ、うーん、、。

写真手前に今来た道があり、ここで三叉路になっている。右は「子の権現」への道、左は「吾野(あがの)」、家の方向だ。左に行く。
細い道が多く、斜面をトラバースする道は片側が崖のようになっていたりして結構怖いので乗車できない。押して行くにもひと一人の幅しかないところばかりで難渋する。場所によっては岩の段差を降りなければならず、後輪を持って自転車を先に降ろしながら、木の根につかまって自分が降りるとか、、、学生時代の岩登りの経験が生かされた、、、かな?。

25根っ子がずーっと露出している尾根道。
こんなところは完全に担ぎ、押してなんか登って行けない。またまたボッカである。この時点で先を甘く見過ぎていた画伯であった。
結局押したり担いだりの繰り返し、ほとんど乗車できず、一体このMTBは何の為?という感じで全行程を終え、最後の山道は持って来たライト2本を全点灯。と言っても自転車は全て「押し」である。
これでは自転車用の筋肉をつけるより、登山用の筋肉がついてしまう、、、、。

とうとう何度か来た舗装路に合流。
「ああ、やっぱりここに出るのか、当初の計画とはぜんぜん違うじゃん」
まあ、やれやれこれで助かったわい、後は良く知った道を走って帰るばかりじゃ、と走り出すが、道に灯りのまったくない道路だということを初めて画伯は知った。

2本のライトだけでは前方視界が狭く、スピードも出せないし行き交うクルマも一台もなし、こんなところでパンクでもしたらどうなる?!?!?この恐怖から逃げるように、しかしゆっくり走るしかない情けない画伯であった。
家を出てから3時間たっていた。(画)

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2006年10月12日 (木)

自転車の鼻呼吸

 天気予報では曇りのはずが、午後からシトシトと雨が降り出した。でも雨具を着るほどではないようなので、ジャンパーを着て走り出した。すぐにいつものギア比まで上がって、息もハアハアとして来た。
それまで鼻呼吸だけでやれたのが、やがて吐く時は口になる。いつものことだ。

しかしここで考えた。
鼻呼吸だけでどこまでスピードが上げられるかやってみよう!
ペダリングの回転を上げて行くと、口を開けたくなる。
あくまでも鼻で、 ザーザー ズーズー  
ちょっと音が濁る。
でもだいぶ慣れて来たぞ。

少し鼻水が出るので困った。
ええい 袖で拭いちゃえ
ぎりぎりのところで呼吸を整えながら走る。

そのうちに鼻水も出なくなって急に楽になった。
音も変わる。スースーとなめらかで澄んだ鼻息!

思い出せば、以前は鼻の穴の片方がいつも詰まり気味だったっけ。
それが自転車に乗り出してからしばらく経った頃、両方の鼻の穴が均等に使えるようになっているのに気がついた。身体の中の血の流れが良くなって、空気の流れも良くなったと言うことは・・・・・
無自覚なボケが少し解消しているかもしれない。(K)

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2006年10月11日 (水)

裏山トレール4

いつもの練習コースから奥に入ると、鉱山跡地を通って裏山の高みまで上がれる。ただ季節によっては草が深くてしんどい。だから夏じゅうは敬遠していた。秋風も吹いて来たし、そろそろ良いかなと思い、久しぶりに上がってみることにした。

Photo_39入り口は相当草が深い。でもやっぱり秋なのか、どことなく草の勢いにも衰えが感じられる。
入って行くと、出だしは予想したほどではなかったが、奥に行くに従い、細いトレール道は両側に生えた草で覆われて見えない場所も出て来た。でも良く知った道、記憶を頼りに踏み入って行くと、さすがはMTBだ、ぐいぐいと進んで行ける。前より少しテクニックも上がったみたいで嬉しかった。

Photo_40水がまだいっぱい出ていたのは予想外だった。コースが川になっている。
結局最後まで上がることはできなくて、途中で引き返した。やっぱりまだ季節が早いようだった。

***

別の練習コースをぐるっと回ってから、舗装路に出た。6キロくらいを走る。山道に比べれば傾斜は全然緩いがその分スピードを出せば負荷はかかる。ぐんぐんペダリングすると、フーフーだ。
やがてカラータイマー(ウルトラマンみたいにタイマーがセットされている、ただし胸ではなくハンドルに)がピッピッと鳴っているのが聞こえた。もう帰りなさいってこと。言われなくてもちょっと疲れたからもう帰りますよ。

山に住んでいて良かった。それにMTBで良かった。これが平地でロードレーサーなんかだったら、いつまでもどこまでも走っていたくて、お家に帰らなくなってしまうだろうから、と思う夕暮れの画伯であった。(画)

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2006年10月10日 (火)

続・通行>中<意

右の立てカンにある「木材搬出中」の「搬」という字の上に黒く塗りつぶされた四角がある。ここに注目。おそらくこっちの方を先に書いたのだ。

みんなに取り囲まれながら若者が手にしたマジックで用意したベニヤ板に向かう。
まずは「木材」まではスムーズに書けた。次に「搬」にとりかかったが、どうも違う、みんなもそいつは違うよと、、、、え?どうだっけ?あ、そうか、この間違ったのどうしよう、、、いいよ黒く塗りつぶせば、、、。正しい字を書いた。やっこさんここでほっとしたのだろう。「搬出中」、、、一同これで安心した。それが間違いのもとだったのだ。
次の看板に向かった。これはおてのもの、「搬」のような複雑な字はない、そう思った。だから気楽に向かい過ぎた。みんなもまわりから離れてそれぞれの道具の片付けに向かった。気楽さは注意力の欠如となった。搬出「中」を書いた体感が残ったままに若者は堂々と大書した。
通行「中」意。

この若者を決して侮蔑しているつもりはない。やっぱりバカはおもしろい。回りを元気に明るくさせる。
自分もみんなに「バカだなあ」と思われるような人になりたい、と思う画伯であった。(画)

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通行>中<意

R299沿いにあじさい館という県の保養所があって、その向かい側の山に登る道が国道を隔てた正面についている。

のっけから相当急だ。両側に繁茂する草の中を登って行くと、右側がカール状の斜面になっていて道は左の斜面をトラバースするように登っている。木の根の段差が次々とあって相当テクニックを要する。画伯は担ぎというテクで難所を乗り切るのはいつもの話。

カール状の斜面は伐採が終わったばかりで見晴らしが良い。あじさい館の建物や駐車場が遥か下によく見える。向こうからもこっちが良く見えるだろう。おかしな場所で立ち往生している変な自転車野郎からのメッセージ「おーい。おれはここだぞー、保養している人々よー」。

この開けたところを過ぎると道は木立の中のふかふか腐葉土の中を行く。でも相変わらず急だ。そして大窪峠(おおくぼとうげ)の切り通しに出る。切り通し周辺は、それはそれは味のある場所。そこだけ切り取れば時代が三百年はもどってしまいそう。写真もあるよ

02_2話はその手前にあったこの立て看板だ。
この写真のタテカン、よく見ると字がヘン。「注意」が「意」になっている。字体も中学生が書いたような幼さ。う〜ん、でもこいつは良い。

きっとこれを書いたのはグループの中のいちばん若い衆。回りで数人の男たちが見守る中、お前書けよ、と言われたその人がマジックで大きく書いて見せた。できたのを立ててみんなで眺め、今日の仕事の締めくくりに満足し夕陽の中を道具を片付けて帰って行く男たち、、、。

いいねいいね(画)

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2006年10月 9日 (月)

走りながら月光浴

X08_1門の所まで出て来た画伯が、
「月を背中に浴びて走れば、また元気になるさ!」と送り出してくれた。
今日はすっかり遅くなってしまった。
サドルに股がるとホッとする。と言うのが、今日の昼間はずっと運動会の来賓席のパイプ椅子に座っていたので、ちょっと運動不足だったのだ。月を後ろにペダルをぐんぐん漕いだ。くねくね曲がって流れる川沿いの道を走っていると、月が斜め後ろに現れたりもする。横目でチラッと眺めた。

途中のコンビニに寄った。なんだか急に「ミントのど飴」を舐めたくなったのだ。
バイクを入り口のすぐそばに停めた。ワイヤーロックを持って来なかったから、買い物しながらでも見える位置を探していると、ちょうど中から出て来た店の奥さん、
「今から仕事?クマが出たりしない?」と、驚いていた。呆れていたのかもしれない。

7時半から10時まで石を彫って、帰りは月を正面に、しかしさっきよりずっと上の方に見上げながら走った。
道が明るく照らされていた。(K)

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2006年10月 7日 (土)

飯盛峠で鹿を見た。

昨日までの激しい雨も止み、風は未だに強いものの抜けるような青さの爽やかな秋空がもどった。
そんな空を見ながら高山不動(たかやまふどう)に向かった。
長沢(ながさわ)を上流へと走ると、八徳(やっとこ)への分岐点。左折して高山方面に向かう。曲がると急に道が暗くなる。両側に針葉樹が鬱蒼としているからだ。昨日までの雨のせいで山から出ている水が道の上を流れている。ところどころ道幅いっぱいに水が来るので、よけることができない。もろに浅い川の中を走るようになってしまう。前は泥よけで何とかなるが、後ろにはガードがないのでお尻が濡れて冷たい。でも何度かそんな目に会っていたらしまいには慣れて平気になっていた。

04_1電柱に貼ってあった狩猟実施のお知らせ。怖いですね〜。クマも怖いけど鉄砲はもっと怖い〜。
二万五千図で見ると、舗装された林道の途中に左に山道があるようになっている。その入り口を探しながら上って行くが、なかなか見つからない。大窪峠(おおくぼとうげ)入り口、梨本峠(なしもととうげ)入り口、三社峠(みやしろとうげ)入り口、、、と過ぎたあとにあるはずの道がない。見つけられないまま先へと進んでいるうちに高山不動直下へと出てしまった。仕方がないのでそのまま上り続ける。

11_1高山不動から見た雲。
ここから奥の院に向かう。出だしから丸太を埋めて階段状にしてあるので画伯のテクニックでは乗車不能。押して行く。途中で乗れそうな所も滑り易く。何度も停車。担ぎも当然入る。

14_1尾根上の道は所々にベンチなんかもあり、明るくてちょっと楽しい。こんな場所が近くにあればなあ、良い練習コースになるのに。

Photo_36関八州見晴らし台からの東の眺め。遠くに見えるは新宿の高層ビルということらしい。画伯は目が悪いので見えないが。

24_1ここから飯盛峠(いいもりとうげ、めしもりとうげ?)に向かう。車道であるグリーンラインに沿って徒歩でしか行けない古い道がある。道標に沿って行くと、人一人がやっと通れるような細い急坂や薮の中、大きな段差、緩やかな樹林の中など変化に富んだ道が続いていた。ただし時々車道に出るのが興醒めだ。車道から入る場所がかなり急で自転車を担いで上るとすぐに急下り、そしてまた車道に合流。こうなると意地でも旧道を全てトレースしてやる、という気になってがむしゃらに行く。

やがて旧道もなくなり、後はこの舗装路を峠まで行くだけのようだなと思いながら誰もいない道を走っていると、右の林の中を木の列に見え隠れしながらこちらと並走するように何か大きなものが速い速度で動き始めた。構える間もなく15メートルくらい前で道に出た。正面でその姿が見えた。何と鹿だ。頭の上の角が立派だった。そのまま道を横切って左の林に駆け込んで行く。そして今度はもどるように反対方向に走って森の中に消えた。走るというよりバーッバーッと跳ねとんでいた。両の前脚を揃えて足首のところで後ろに曲げたまま空中を飛んでいた姿が印象的だった。身体全体がくすんだ褐色に見えた。

その間ただ驚いて見ていた画伯だが自転車を止めていたか走らせていたかよく覚えていない。すると後ろから一台の車が近づき助手席の窓が開いた。男の子の顔と運転しているオヤジさんらしい人の顔がこちらを見て何か言いたそうだ。
「今の何ですか?」、、、見ていたらしい。
「シカですよ。鹿」と答えると、「すごいですねえ」。確かに凄い迫力だった。野性の生命力を感じた。

29木の間から武甲山(ぶこうさん)が見えた。こっちの方は人工の形に侵されているのだ。(画)

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2006年10月 5日 (木)

冷たい雨のジテツー

 行きも帰りも雨の中を走った。
さすがに今日のような冷たい雨には、雨具は上下とも着用せねば身体が冷える。
ヘルメットの下にはフードもかぶった。
フードの耳の辺りを ヘルメットのアゴひもの隙間から外に引っ張り出して、耳のすぐ上でふんわりと膨らませる。
そうすると回りの音が良く聞こえて、かつ雨にも濡れない。
それに、犬の耳みたいでちょっと可愛い?かもしれないし・・・。

夜になって雨はどんどんひどくなった。
少しでも小降りになればと辛抱強く仕事をしていたら、9時になってとうとう雨が止んだ。
今だ!とばかりに、家に電話を入れてから外に出た。
しかし漕ぎ出して数分も経たないうちに、またどしゃ降り。
そういうこともあるかと、ちゃんと雨具を着ていたから良かったが、靴下だけはびしょびしょになってしまった。
まだシューズカバーは買っていないのだ。(K)

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小床峠(こゆかとうげ)

06_1前から行こうと思っていた小床峠。R299を秩父方面に向かって走り、高麗川を遡る。坂元(さかもと)にある小床橋で対岸に渡るとすぐ激坂。前をセンター後ろをローでゆっくり登って行く。昨日までの雨で道の脇を流れる沢の流れも激しい。この前までの暑さであれば涼しさを感じるところだろうが、今はもう寒々とさえ感じる。小床の集落に入ったところで小床峠への入り口がある。

07_2⇒⇒草の中の道を行く。すぐ杉林の中の道になり苔むした小さな橋に出る。これまでの失敗を思い出し、自転車から下り徒歩で渡る。
 橋を渡ると次第に傾斜がきつくなり、岩や木の根が階段状に現れて来る。けっこう乗って行ける愉快愉快、というのは最初のうちだけで、どこもかしこもウェットな状態。いったん足をつくと靴底に泥が塊でくっつきビンディングペダルに靴がうまくはまらない。「泥はけの良さ」を謳ったペダルなんかはレースをやるわけじゃないから実際には要らない、と思って来たが、こういう時には重要なんだなと実感した。まあ乗れないところは「押し」で行く。

08_3峠直下。今の今まで小床峠は初めてだと思っていたら、この風景に見覚えがあることに気がついた。去年の秋、自転車を始めて3、4ヶ月の頃、バイクはまだルック車だったがここまで来ていた。その頃はやっぱり押して登っていたに違いない。第一ギヤが全然違う。前が一枚で後ろが6枚だったもの。

10_1⇒⇒峠に出る。森の中の静かな場所。水気たっぷりの風景だ。持って来たサンドイッチを食べる。

11素朴なブリキの標識が生木に釘で打ち付けてあった。青いマジックで書かれたメモのような添え書きは消えかかっている。「ここが小床峠です」という文字が何とか読めた。そのうちこれも完全に消えてしまうだろう。

ここから予定では峠を青場戸(あおばと)に降ることにしていたが、道を偵察すると倒木ばかり、行く気がなくなって「子の権現(ねのごんげん)方面」に向かうことにした。
 尾根道を押したり乗車したりの繰り返し。しかし担ぐことが多くなり、とうとう担ぎ専門になってしまった。自転車部から自転車をボッカする山岳部に。再三の蜘蛛の巣払いにも嫌気がさして、引き返す。山道を下り青場戸。後は舗装路をかっ飛ばし国道に出た。
家まで来たものの全然自転車に乗った気がしないので、いつもの裏山を走りに行ってしまった。(画)

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2006年10月 4日 (水)

血圧伸び悩み?

 駅に置いてある観光用のパンフレットを見たら、この辺りの標高が分かった。わが家は標高185mで、アトリエのある辺りがだいたい265mくらいだった。6㎞走って80m登っていることになる。う〜んすごい!
でも大したことはないのだ。だって、順調に改善しつつあった血圧が、このところちょっと伸び(下がり)悩んでいる。毎日漕いでいるのに・・・どうして?

考えられることは、
1;涼しくなって、あまり汗をかかなくなった。つまり新陳代謝が減っている。
2:だいぶ自転車に慣れて効率よく漕げるようになったのに、同じ運動量。
3:膝を痛めたり咳が出たりしていたので、楽なペダリングをしていた。

だとすれば、秋から冬に向かっては、身体にもっと負荷をかけなきゃいけないということかな?アトリエに午前と午後の2往復通勤とか、アトリエのもっと奥まで登ってコンディションアップを計るとか。画伯に言わせると、
 「ジテツーだけじゃなくて、もっと自転車で遊ばなきゃ」とのこと。そいじゃあツーリングしようと言ってると雨が降りだしたりして、10月に入ってずっとお天気が悪い。さて明日はどうかな?(K)

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2006年10月 1日 (日)

休じてんしゃ日

昼頃から雨となり、一日降りっ放し。今日はどこにも行かず自転車の整備をする。と言ってもできる範囲でいじっているだけ。
フロントサスペンションの調整。まずは空気圧。画伯のはエアとコイルの混合なので圧は60kpi。少し圧が下がっていた。Kyoちゃんのはエアオンリーで、100。こちらの方はまったく変化なし。次にサスの隙間からスプレーでオイルを注入。ストロークさせて馴染ませる。2台とも調子良し。
フロントのVブレーキのパッドはすぐに減るのが悩みの種だ。
それに比べるとKyoちゃんのディスクブレーキはほとんど調整要らず、パッドの保ちも良さそうだ。高校生の頃のジテツー自転車に、こんなブレーキがついていたら、いやせめてVブレーキでも良い。そうしたら雨の日の走行であんなに神経使わないで良かったのに、と画伯は思う。
あとはチェーン。チェーンオイルはドライタイプ。これだとベタベタしないで良い。この頃の異音はどうもチェーンが怪しいと思えて来た。
ディレーラーの調整。ほとんど良いのだが、画伯のは時々前のインナーギヤからチェーンが落ちるので何とかならないかな〜、と思っている。苦しいところで変速したらペダルがクルクル空回り、というのが何度かあった。
ビンディングペダルの泥落とし。各部にオイル。ボルトの増締め。(高千穂さんのホームページで読んだKさんのディレーラーの調整ネジの『増締め失敗談』あれは最高におもしろかった)ボトルケージの位置調整、泥よけの自作。まあこんなところだ。
(画)

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秋ですね〜。

03_2いつもの「カタクリ山林道」ふと上を見ると、イワシ雲が、、、。今年ほど夏が過ぎたのが寂しく感じることはない。小学生時代以来だ。

まだ奥まで行ったことのない枝道に入ってみた。よくある細いシングルのジープロードで石ゴロの道。車の轍跡が雨水で深くえぐられて、逆にまん中が高く盛り上がっている。こういう道の走り難さは最悪だ。苦手だが何とか登って行く。
やがて左を流れる沢が道に近くなって次第に源流の様相を呈して来た。

08_2堰堤のある広場に出る。傾斜がきつくなり、道が草で覆われて判然としなくなった。押しながら急坂を登って行くと、突然自転車が動かなくなった。何と木の枝が車軸に引っかかっていた。どうやったらこんな風になるのだろう?
09_1この辺が引き返し時とみてUターンすることにした。
下って行く途中に登って来る時には気がつかなかった枝道を発見。入ってみた。そんな何でもないところにも踏み込んで行くのが画伯ならでは(何が面白いのか、、、)。予想通りどんづまりはかなりの急傾斜となるが、押しながらそれでも登って行く。やがてハンドルにつけたタイマーがピッピッと鳴って、今日の行動の限界時間を知らせてきた。これ5:30にセットしてあるのだ。鳴ったらどこにいても帰路につくことにしている。ウルトラマンの胸のタイマーみたいなもの。でもこのセット時間は夏時間のままだ。もう30分は早めておいたほうが良いな。

16_2家のそばまで来ると半月が屋根の上に浮かんでいた。
(画)

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