飛村周辺トレールその1
飛村(ひむら)周辺のST(シングルトラック)を見に出かけた。舗装路ではペダリングスキルアップを狙って回転を上げる。ケイデンス100ぐらいが目標、急坂になるとフロントギアはインナー、リアはロー、全然スピードが出ないぶんだけ非常にキツく感じる。
目の前に「立ち入り禁止」の看板。を大きな声じゃあ言えんけど、無視して中に入る
沢伝いの草深い道。コブシくらいの石が転がっているが傾斜は中程度、そんなに走り難くはない。次第に急傾斜になりぬかるんで来た。草の上を選んで走るがそれでもやっぱりリアタイヤがズルズル、おっとっと、、、両側に生い茂った草や灌木を分けそれでも上がって行く。こンなンがまさにMTBロードでしょ!!急に愉快になる。弁当持ってくりゃ良かったなア♪。
トレールもはっきりしなくなった。わずかな踏み跡や水の流れた跡をたどる。倒木の下をくぐり抜け、横から巻き、自転車を押したり担いだりしながら上がって行く。やっぱりこれもMTBじゃ、、、。泥の上にイノシシらしき足跡多数発見。
急に整然とした針葉樹の林が目の前に現れたのでちょっと驚いた。そこだけ真っ暗で異様。
暗い森の先を透かして見てみると、どうやらここを通り抜ければ峠に出られそう、距離にして100メートル、道というものはなし。適当にルートをとって登り始める。ふかふかの腐葉土だ。乗車できたのは最初だけ、急傾斜でタイヤが滑り後半は押し、まだまだテクニック不足を痛感。
峠に出る。(この写真けっこうカッコよくない?クリックしてみて見て!)
両側の急な尾根筋に道らしい跡があるだけで、峠を越えて反対側の栃屋谷(とちやがや)に下る道も見当たらない、ま、ここまでの道からすれば予想通りか、、来た道を引き返そう。
暗い樹林の中の急斜面を下り始めたら、突然フロントが何かにはまってロック、ふわっとリアタイヤが浮いた。
わわわわわー!みっ、みごとなジャックナイフー!、、、が、しだいに角度アップ、こっ、このままでは、、、とっさにハンドルから手を離し前に飛ぶ。ジャックナイフからのダイビング!(なんだかな〜)。バッと横の杉の幹にすがりつく。おかげで急斜面で転がらずにすんだ。一方自転車は可哀想にひっくり返っていく。
どこもケガはなし、やれやれ、、、お、おおお、自転車くん、ガハク号よ、ハンドルが逆を向いてるよ、キミだいじょうぶ?ブレーキ、ワイヤー、リアディレーラー、、、何ともないみたいね、良かった、下がふかふかだったからね。
いいえ、わたくしどもMTBはもともといたって頑丈な体なのですよ、ごしゅじんさま。あ、そうなのぉ、、、。
再び「立ち入り禁止」の札の所に出た後、この林道が地図上のどこにあたるかを特定のため、舗装路を下ることにした。
右左に合流するわき道も見当たらずそのままどんどん下って行ったら、竹寺(たけでら)への分岐に出てしまった。これでは実は何にも走った甲斐はないのである。先の道はガハクの知識では地図上で特定できそうもないことになった。
ちなみに写真の右から下って来て、自転車の向いている左に登って行くのが竹寺方向。
再びもと来た道を登り返し、飛村を通って吾野(あがの)へと戻る。
カーブミラーに映る写真を撮ろうと、停車して近づいたところ偶然出会った。
キミこんなところを住居にしているの?行きにも会ったけど、帰りにも草の影に走り込む後ろ姿を見たよ。人里からうーんと離れた場所なのに、ここでほんとに暮らしているの?
そんな場所にはニャンともミスマッチングに思えたガハクであった。(画)
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