ふたりツーリング
ガハクとのふたりツーリングは今回で2回目。前日の夜、地図を見ながら、
「どこへ連れて行ってくれるの〜?」「う〜ん、こっちはどう?」
「え〜、、、降りてからまた登るの〜、やだなー」「だって降りなきゃどこもシングル走れないよ」
「なんかめんどくさくなって来た」「あなたは行こうという主体的な態度が希薄ではないですか?、、、」
などとすったもんだした挙げ句、けっきょく山の向こうにある鎌北湖(かまきたこ)へのルートに決定。
****
武蔵横手(むさしよこて)から北向地蔵(きたむきじぞう)に向かう。空は快晴、せせらぎの横を快調に飛ばす。最後の坂はやっぱり苦しい、押しも出た。
←写真は北向地蔵から鎌北湖への下り、最初は道も広くて走りやすい。木漏れ日の中を気持ち良さそうでしょ!
しかしこの後しばらくすると、赤土のツルツルした道になった。溝が深く掘れている。そこでKyoちゃんスリップ、膝に泥がべとっ。それからはビビってしまって、赤土やら根っ子がある度に自転車を押して歩いた。
「Kyoちゃん、めげずに頑張ってね。鎌北湖までもう少しだよ、あそこらへんだべさ」と指差すガハク(実はポーズのみ)。
このすぐ下で舗装路に合流。そこに迷い犬一匹、お座りをしてこちらをジッと見る。
「かわいいなあ、お前どうしたの?迷ったの?捨てられたの?」気になる。「付いて来ちゃダメ!」と言いながらも、走りに集中しない。犬はビッコを引きながらとぼとぼ付いて来る。Kyoちゃん、心を鬼にしてガハクが先に行ったST(シングルトラック)を降りて行く。しばらくして後ろを振り返るともういなかった。
「きっとあそこにずっといて、やって来るハイカーなんかにまた付いて行くんだろう、、、」
しばらく下ると湖に出た。ここが鎌北湖か、ダム湖なんだ、釣り人がけっこういる。でもどんな魚が獲れるんだろう?
湖畔にはモミジ、写真を撮っている人多数、年寄りばかりが目立つ。みんな車族で自転車は私たちだけ、レーパンがやけに目立つ。
それでも記念に、と写真撮影。
長居は無用、休むことなくすぐに出発。湖畔周辺の道でしばし迷う、、、エビガ坂に行きたいんだけど。
ほどなくユガテ方面への道標発見。
しかし横に「午後3時以降の女性だけでの山入りは危険」という立てカン。何のこと?こんな山の中で、クマならぬ危険な動物、夕刻に出没、、、か。
つるつる、ぬるぬる、、、細い道、木の根っこ、、、でも傾斜はそんなにない。けっこう楽しいSTを登ると、ここがエビガ坂。
ユガテへと下る。
根っ子、露岩、大きな段差あり。その度に降車、押しで降りる。
こんなところも乗車したまま下って行けるようになりたいな、、、。
ふ〜〜ん、なるほどね、でもわたしは普通に押して下った。慣れないことはやめておこう・・・
農家の庭を横切るようにして広い平地に出た。ここがユガテ、有名な山上集落だ。
ここへ来たのは久しぶりだ。以前は車で来た。すぐ近くまで林道が通っている。
ユガテは湯が天とも書くらしい。地名の由来は諸説あり。ここにはいまだに2軒しか家がない。しかし畑には青々と野菜が成っていた。春菊がでかい!うちの庭で育てているのの5倍はある。ここは日当たりがとっても良いんだね。
畑を眺めながらここでお弁当を広げる。内容は、おにぎり、チーズ、洋梨、柿ピー。
すっかり風景になりきっていた畑仕事のオバさんがこっちにやって来た、
「こんにちわ〜」と挨拶をすると、
「こんにちは・・・もう1時でしょう」との返事。
?、黙っていると、また、
「もう1時でしょう」と言うので、Kyoちゃんが、
「そうもう1時過ぎましたよね、遅いお昼になっちゃった」と答えると、やっと安心した風に山を下って行った。
それからハイカーが一人また一人と集まって来て、最後は7人のお弁当タイムになった。
その横を「自転車なんて重いものをねぇ、、、」というつぶやきを後にしてヘルメットにレーパンのわれら出発。
やっぱり遠くまで行くのはおもしろい!(K)
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