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2007年1月19日 (金)

強者どもが夢の跡

Cimg0468<裏山トレール風物詩>をおとどけします。

いつもの裏山トレールコースにあるこの建物は、その昔、ここ一帯がマンガン鉱石採取の工場だった頃、掘りとってきた鉱石を選別するためにあった濾過装置らしいです。

蛇腹のようになった丸い大きな筒の上に、今は骨組みだけですが往時は屋根がかかっていた、そんな同じ構造のものが二つ少し離れて並んで建っています。てっぺんに近いところで両方を繋げる通路もできていて、そこから筒の中を覗き込むと中は空洞で何もなく、上から見ると吸い込まれそうな高さで怖かった、20年以上前、まだ工場が閉鎖されて間もない頃に上って観察した話です。でももうどれだけ保つか分からない、今は上がる気にはなれません。

風が強く吹くと、建物を囲んでいるトタンや、屋根のスレートの一部が壊れて飛び散ったりしていたものでしたが、もはや破壊の限界まできたのか、いつ見てもそんなに変わっているようには見えなくなりました。

自然のなかに唐突に人工物が、荒い手触りで暴力的に押し込まれているようで以前はイヤでしたが、今では見慣れたのか、風雪で馴染んだのか、前ほどの違和感は感じられないし、風景のポイントにすらなっている、むしろ人の世の不条理を感じさせるばかりであります。
あ、これも不法侵入なんだっけ。もう入りませんから(画)

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