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2007年3月の記事

2007年3月31日 (土)

MTBerの孤独

Cimg2834なんて感じの写真でしょ?裏山トレーニングコース終点の「山上湖」付近です。ツーリングに行かない日は裏山に。MTBの練習です。

自転車に乗るようになる前からここは散歩コースでした。毎日登ると小さな変化に気がつくようになり、季節の変化が感じられると面白くなってまた来たくなります。

オートバイに乗っていた頃はそれでこの裏山を登ったこともありました。オートバイの中型免許は30を過ぎてからKyoちゃんと一緒に教習所で。何だか急に興味が湧いて来てしまって。興味を持つとやらないではおれない性格なんですね、二人とも。

それからオフロードバイクを一台購入。HONDAの200ccXLというエンデューロバイクでした。すると、もう一台友人がバイク(これもHONDAの125ccXTというトレールバイク)をくれたので、二台で登って廃坑跡の広くなった場所で、放ったらかしされて転がっていたタイヤを並べたりして八の字走行やら障害物越えなんかの練習をしたものです。それで自信をつけて、二台で林道を走ろうと、遠出もするようになりました。

見捨てられたように来る人のない場所なのに、それだけに逆に自分の庭のような感じがして、行かない日が続くと気になってしまいます。今では自転車で登っている。考えてみればこれが一番体力を使うかも知れないですね。しかし一番おもしろい。

たいてい毎日犬と散歩に来るし、体力も以前よりつきました。歳をとると確実に体力が落ちるはずなのに、散歩のときの脚の運びが急に最近軽くなったし、筋力もついて来たような気もする。自転車は乗り始めた頃よりはるかにうまく乗れるようになったし、どこまで年齢に負けずに行くことができるか、これは一種の「挑戦」でしょうか。(画)

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2007年3月30日 (金)

今日こそ登るぞー!鉄バシゴ峠(梨本峠)

Cimg2794とにかく担ぎ上げてみました。どっかの安アパートにあるような鉄の階段を登ります。ここが梨本峠(なしもととうげ)ルートの出発点なのです。


Cimg2797⇒細く急なつづら折りの山道を行くと、道の脇に妙な道しるべが。「下る」?
なんだこりゃ〜?ここまでのゲキ坂登りで、はーはーぜーぜーしている苦しい息の間をぬって思わず笑いがこみ上げて来る、はーはー、はあっはっは、ぜーぜー、えへっへっへ、くっ苦しい、、、。

上の道から見てみると、わずかに左へ行く踏み跡が見えます。そのための注意書きらしい、下地を塗ったブリキ板でしっかり作ってあるし、親切なことだ、とは思うんですけど、やっぱりおかしくない?「下る」って。


Cimg2800←道はやがて尾根筋に出ました。すると稜線通しに道がついています。この尾根道がしっかりしていれば、三社峠(みやしろとうげ)にもつながるはずと思い、偵察も兼ねてしばらく行ってみました。

なんか行けそうでした。行けそうということを確認したので元のルートに戻り、峠を目指します。


Cimg2803⇒やがて大きなモミの木の根方にこの道標あり、ここが峠のようです。墨で立派に「梨本峠」と書かれていますが、しかしあまりにも質素と言うか、、、棒が朽ちてしまったので村のどなたかが針金で結んだのでしょう。このルートがいかにマイナーか分かりますよね。

左が高山(たかやま)志田(しだ)方面、右が梨本(なしもと)と書いてあります。

今までずっと鉄バシゴの前を通り過ぎてばかりでしたが、「今日こそは」と、大きな覚悟で来てみると、そこは何でもない風情だった。この何でもない感じが山の生活なんですね。


Cimg2804←反対側に下り始めると森の木が一変、今までの針葉樹から一面の広葉樹です。道には枯れ葉がビッシリ。急ですが、道幅はしっかりあります。つづら折りでもほとんど乗車したまま下って行けました。

最後は民家の裏手に出ました。裏庭で寝転んでいた猫があわててどっかへ逃げて行き、鶏が林の中へ消えました。集落の舗装された生活道路に降り立ち、下って行けば、そこは車行き交ういつものR299。1時間ほどの夢でした。(画)

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2007年3月29日 (木)

ぼくの後に道はできる

Cimg2767最近、ゲキ坂登りのコツが少しですが分かって来たような気がします。

MTBでのゲキ坂ライディング法、「サドルがお尻に突きささるような」ポジションの意味を、今までリアタイヤに加重するためだとばかり思っていました。実はそうじゃなかったんです。

坂で前が上がったバイクはイヤでも後ろ重心になってしまっています。そんな状態でリアタイヤが滑ったら持ちこたえられません。リアタイヤ1本の1輪車状態でゲキ坂を登れるか?っちゅうの。自転車は2輪走行できるから安定しているんです。

サドルの先端に座る「ゲキ坂登りポジション」の本当の意味は、前上がり状態で自然後ろ重心のバイクを、フロント側に意識的に重心を置いて安定させよう、ということだったのです。

具体的には、、、腕を開き、ハンドルに胸をかぶせ、アゴを上げて前を見る(これはまさにハンドル上で腕立て伏せをしているような恰好です)。そしてペダルは踏むというより回転させる、一定のトルクで回せるように。サドルの先端に座った前に出た腰を使って、粘るようなペダリングを心がけること。そうするとまるで歩くように安定して登って行けます。

、と口で言うのは簡単だけどさ。(画)

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2007年3月28日 (水)

タンクローリーにも道をゆずる!

Scan20070328_010814またまた帰りが遅くなったので、急いで道具を片付けて、ヘルメットをかぶる直前に家に電話をしました。
「これから帰りま〜す」
「は〜い気をつけてね」
このふたつの会話を交わすために、毎晩一通話8円ほどを使っているわけです。
家までゆっくり走っても15分。もしも15分経っても帰らなかったらパンクか事故、そしたら車で出動してくれるようにと思ってかけてるのですが、、、、ガハクは分かっているかしらん?

先日までの道路工事ですっかりスムースになった路面は、スピードがぐんぐん上がります。すぐにセンターポールのあるカーブに差しかかりました。ちょっと迷惑なこのセンターポール、(自転車にはあった方が良いのか無い方が良いのか、ほんとうのところは私にはよく分かりませんが)工事が終わったらまた設置されてしまいました。

いつもチラッと後続の車がいないかどうか確かめます。いれば歩道、いなけりゃ車道オンリーで走ります。
今夜は車道で行けそう、、、、と思ったのに、

まず左カーブを走り終えて、次の右ガーブにさしかかる直線で、後ろからヘッドライトが!
カーブとカーブの間の直線にはセンターポールがないのです。そこでスピードをゆるめてダンプと乗用車に抜いてもらいました。
しかしまたもやヘッドライトが!そこはもうカーブ直前でした。
そこできっぱり諦めて自転車を停車。横をすり抜けて行ったのは、車体の長い大型タンクローリーでした。

MTBerとしてのわたくしのポリシー、「自己主張はしない、けんかもしない、道を独り占めして走るのが好き!」です。車の群れが走り去った後の国道を、薄雲からのぞく半月を見上げながら悠々と走ったのでありました。(K)

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2007年3月27日 (火)

峠の入り口が「鉄バシゴ?」

Cimg2271もう5、6回と言わず、ここを通り過ぎたガハクであります。この日もまだ躊躇してまして、どうしたものかとMTBを階段下に置いて偵察に歩いて登りました。

「梨本峠入り口」の標識だってしっかり付いている。しかし道路からしばらくは丸見え、道の手前には民家もある。
「あんなとこ自転車担いで登っているバカがいるよ」って思われそうだし、MTBシューズの前のスパイクが鉄板にカチカチと当たる音が辺りに異様に響き渡り、途中で引き返してしまいました。写真では分かりにくいけれど左から右にかなり急な登り坂にもなっているんです。

わざわざこんな所に登らなくっても他にも山道はあるのだし、、、、結局この日も通り過ぎてしまったガハクでありました。(画)

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2007年3月26日 (月)

サドルの高さとポジション

Cimg2636このサドルの位置、ちょっと高めかな?と思われるかもしれませんが、これはショップのMTBツーリングスクールに参加した時に、カリスマ店長に決めてもらった位置なのです。ペダルを踏み込んだ方の脚が完全に伸び切らないくらいで、ちょっと膝に余裕があるくらいが効率よく漕げるんだそうです。

しかしこれに慣れるまでは怖かったですよ。平地はまだいいのですが、山の急坂を降りるときはへっぴり腰。でもね、へっぴり腰で良いんですって。サドルの後ろにお尻を完全にずらしてしまって、お腹でサドルを押さえるくらいなんです。いろいろな裏技を教えてもらいました。(K)

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2007年3月25日 (日)

山より道路の方がパンクする?

Cimg2611_1出かけようとしたらタイヤがぺたんこです。夜の間に空気が完全に抜けちゃったみたいです。この自転車を買ってまだ1年回ってないのに、もう2回もパンクしてます。それに比べてガハクはぜんぜんパンクなし。わたしよりずっと永く乗っているのに、どうして?

理由として考えられるのは、私はもっぱらジテツーに使っているからでしょうか。歩道のガタガタ道とか、路側帯も良くないらしいですね。ガラスや金属片が落っこちている可能性があるからなんですって。
それにひきかえガハクのライドは山ばっかし。山道には石や根っ子はあっても、鋭く尖ったものはないんですよね。

2度目なのでちょっとだけ余裕です。サドルバックから7つ道具を取り出して、リムからタイヤを外し、チューブを引っこ抜く。水の中でブクブクと泡が出るはずなのですが、すぐには見つかりません。

もっと空気をパンパンに入れてから再び水の中へ、、、、小さな泡が プッ プッ ゆっくり出てきました。こういうのをスローパンクって言うらしいですね。穴の周囲はよくサンドペーパーをかけ、ゴム糊はうす〜くのばしてベタつかなくなるまで待って、それからパッチを貼るのがコツなのだそうです。(K)

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2007年3月23日 (金)

煩悩消失の旅

Cimg22906角形の石柱のそれぞれの面に地蔵のレリーフが彫ってあるので、これはよくお寺で見るあの「六地蔵」でしょう。

R299から別れて小床の方へ向かいます。高麗川に架かっている橋を過ぎるとすぐにのっけから激しい登りで先が思いやられます。でもそれは100メートルほど、そこを過ぎればその先はそんなでもないんです。とは言えやっぱり登り坂には違いありません。でもさっきの登りより数段楽、って感じでペダルを踏んで行きます。すると、この地蔵が道の脇に立っているのです。

六地蔵は、死んだ人の魂を冥土まで送り届けてくれるのだとか。ひとつひとつ(ひとりひとり?)の地蔵さんが人間の六つの煩悩を消していく旅の道行きをリレーして守ってくれるのだそうですよ。旅行会社の親切な添乗員さんみたいなもんですね。『煩悩消失の旅6泊7日!あなたを限り無い永遠の異空間極楽へご招待。どなたでもゆっくりと過ぎゆく至福の時間をお楽しみいただけます』(←不謹慎)

この像が人家と少し離れたこの場所にあるほんとうの理由は知りませんが、このままこの道を行けば、「子の権現(ねのごんげん)」に通じるので、そこまでの道の始まりを示しているのかも知れません。

子の権現にはまだ自転車で行ったことがないんです。舗装路を延々と登っていくのもつまらないと思うので、山の中のシングルトラックを探してはいるんですが、概ねMTBで行くにしても厳しい道ばかり、押し担ぎの連続になることは必至なんです。

この日も途中で小床峠に曲がってしまったのでした。極楽浄土までなかなかすぐに行けそうにはないガハクであります。(画)

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2007年3月22日 (木)

できたて舗装路はサーキット

Cimg2563昔っから3月になると年度末調整とやらで、あっちこっちで道路工事をやってましたが、今でもそうなんですね。私のジテツールートの国道299号でも1キロほどの区間を再舗装しました。昨日は横断歩道とその前後のダイヤ形の白線を引いていました。

田舎のことなので工事中でも大した渋滞にはなりませんが、いつもだったら後ろから追いまくられるダンプが停まっているその横をすり抜けて「お先に〜」と追い越して走るのはちょっと気持ちが良いです。

それに出来立てホヤホヤの真っ黒のアスファルトの走りやすいことったら、タイヤがピタッと路面をとらえている感触がすばらしいです!自転車のきしむ音がぜんぜんしません。スピードはどんどん上がるのに、安定しているから恐怖感がない。カーブの少しバンクしたところなんかを下っていくときの爽快さも、これがMTBではなくロードだったらもっとおもしろいんだろうな〜。

これだけ精度の高い路面を作れる技術もすばらしいです!
ダイヤモンドカッターが数十枚もセットされた装置で古い舗装を削り取る、その粉塵を大型掃除機のような装置で一気に吸い込んでいる車。
そこにクリームでも流し込むみたいに均一にアスファルトを敷き詰めていく別の車。
最後に出てくるのがロードローラー、効率的なローラーの幅、大きさと、重さ、その動きにも驚きました。
白線や黄色線を引く車も良くなっています。臭いも出なくなって、作業もずいぶん早くなっています。

そんなことに感心しながら走った1週間でありました。(K)

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2007年3月21日 (水)

侘しいのは峠だけじゃない

Cimg2518裏山トレールを往復したあとは、舗装路に出て4キロぐらいを走ることがあります。裏山は家から直に上がれる場所にありますから、すっと帰れるのにわざわざ大回りするわけなんです。どうしてかって言うと、トレール道は傾斜が急だし、細いし、ガタガタ、それでペダルの回転数が上がらない(ケイデンス30〜60くらい)。だから舗装路でペダリングの練習というか確認をするためです。

ケイデンス90が目標で、毎回ほぼ同じルートですから前回と同じギアで回転数が上がるか、または同じケイデンスなら一段重いギアで走れるか、というのが言うなれば課題です。もちろん風やその日の体のコンディションが違うので、厳密には比較できませんけど。

距離は短くてもそんなつもりで走るとけっこうハーハーします。バイパスから旧街道に入ったら、ちょうど夕陽が雲から出て道を照らし出したので、自転車を停めて写真を撮りました。しかし人がほとんど出ていないのには驚きます。ここはぼくらの村でも「町」と呼ばれる地区なのに、振り返っても誰もいない。こういう傾向は最近ひどく目立つような気がする、町に活気がないんです。

写真を撮り終えてビンディングペダルに靴を入れようとしたら、その音が町中に響き渡る、
「こんな大きな音したっけ?」それには驚きました。(画)

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2007年3月20日 (火)

イバラ道にはご用心!

Cimg2501大事なアソスのソックスがー!、、、破れてしまったーあああ、、、。だから言わんこっちゃない。

あれだけ秋から冬の間にこの道をほとんど毎日犬といっしょに歩き、トゲと見れば引っこ抜き、引っこ抜きしてもう犬なんか放ったらかし、時には返り討ちにあい手袋を通して手に刺さる、「こいつめ!やりやがったな」とこうなると、もっと厚い手袋と、のこぎりまで用意して『イバラ絶滅計画』必死にコース整備してきました。

そしてあらかた作戦成功、、、
と思いきや、やっぱり自然の力にはかなわない、春になり敵の目をかいくぐった地下組織の生命力は再び燃え出していたのです。

いつもの裏山トレール道。竹やぶを抜け、えっちらおっちらMTBを漕いでいましたら、ちょっとふらついた拍子に右足が何かに引っかかり、車体が右に傾いた、右足をちょいと付く、のはずが、グシャガシャ、、、と。何か変?と見れば右足のアソスのソックスが、、、2000円もしたソックスが、、、いつも3足1000円の靴下で過ごしているわたくしにとって宝物のようなアソスのソックス、アソックス(しつこい)、、、に穴が空いてしまったあ〜、、、。

Cimg2512しかし傷心のガハクの心に慈愛に満ちた救いの手が差し伸べられたのです。現在このソックスはKyoちゃんにより繕われ、今日も使用されています。めでたしめでたし。

みなさんも山に入られたら、イバラにはくれぐれもご用心を!(画)

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2007年3月18日 (日)

早春のR299を走る

Dscf0003走っている車の向こうの植え込みをよっく見てください。庭木を刈り込んで絵文字になっているのが分かりますか?(最近できた手前の看板が邪魔ですが、、、)

ここは国道299号線の正丸トンネルと飯能のちょうど中間点、大きくカーブするところに、「299」の文字が浮かび上がっています。車でドライブしていたのじゃ気がつかないかもしれませんが、自転車のスピードならちゃんと読めます。ゴールデンウィークの頃にはこの文字のまわりがピンクのサツキの花に囲まれるんです。とくに風流なものではありませんが、ツーリングの背景にはなりますかね。

それよりほんとは、その上の崖に広がる樹林についてお話したかったのです。この鬱蒼として立ち上がった森がとても美しいのです。写真ではただボサボサとしか見えないかもしれませんが、木にツタが絡んだりしていて野性的なのです。あまりにも急斜面なので植林もできない場所のようです。夜に横を自転車で通ると、獣の声がしたり、がさごそと歩く音がしたりします。人間のすぐ横にある大自然って感じです。
また秋にもここをご紹介したいと思っています。(K)

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紋次郎峠

Cimg2292小床峠(こゆかとうげ)への上り。出だしの沢どおしの細道を詰めて行くと、すぐに植林の中をジグザグに付けられた道になります。人呼んで「紋次郎峠」。木枯らし紋次郎が出て来そうな峠、という意味です(以前のレポートに頂いたコメントより)が、モンジロウと言って分かる人は何歳くらいまでだろう?「上州新田郷三日月村の出身」「あっしにゃあ、関わりのないこってござんす」「長い爪楊枝」「朱塗り鞘の刀」「どーこかでーだーれかがー♪」、、、エヘンエヘン。

とにかく静かなところです。森は紋次郎の主題歌に出てくるような風もなくシンとしています。渇水期の沢に水は少なくその沢からもしばし離れて、鳥の声もしないとなれば、自転車に付けたクマベルとぼくの荒い息づかいしか聞こえません。去年の秋に来た時に比べるとST(シングルトラック)の走行にもかなり慣れて来て、以前に押していたところも乗車して登って行けました。ただまだ(と言うか、もう)体力が、、、。

ここを上がり切ったところから道は樹林の斜面をトラバースするように峠へと登っていきます。片側がきれているSTなのでちょっと緊張します。乗っては行けるのですが、途中でバテてしまった、シャリバテ?ザックから握り飯を出して慌てて食べる、いやいや慌てて食べるのはいけない、前回それで胸につかえて息が止まりそうになったことを思い出し、半分からはゆっくり噛むのでした。

Cimg2293_1小床峠です。以前のブリキの道標は変わっていません。展望が利くわけじゃないし、どこか見所のある風景が見えるわけでもない。こんな場所に来るのはよっぽど物好きなハイカーか、山菜採りくらいでしょう。でもぼくはなぜかこの侘しい場所が好きなんだな。

「侘しい」ということがどうして「好ましい」んだろうか?それがよく分からない、人生の終焉ということを意識するのは現代的じゃないかも知れないけど、いつも頭にあることではあるんです。そんな終わりの時に自分の魂がどこに行くのか?それがこんな場所に落ち着くんであるなら、それも良い、と思っているみたいだなあ。

海の好きな人が海の見える場所に自分の魂の居所を求めるように、おれの魂にはこんな「侘しい」場所がふさわしい居所に思えるんだな、きっと、と哲学MTBerに浸るガハクでありました。(画)

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2007年3月15日 (木)

謎の道標

Cimg2283三社峠(みやしろとうげ)から高山不動(たかやまふどう)方面に上がる途中にあるこの道標。「西吾野(にしあがの)へ近道」とあるのを行くと相当な細道&急斜面なので、時間と体力に余裕のある時にでも挑戦してみようと思いますが、、、。

ところでこの道標の下にある字に注目!『ち』とありますよね。この字の意味がよく分からないのです。これ、この下の三社峠の道標の上にもついていて、そっちは『お』となっていました。

Cimg2287⇒さらにここから上の峠にある道標です。ここは高山不動と西吾野への分岐点にもなっている場所ですが、ここにもあります、見えますか?『い』ですよね。

三社峠から来ると、『お、ち、い』反対なら『い、ち、お』だけど何のこっちゃ?もっといっぱい周囲を探してみないと見当もつきませんが、どんな目的でこんな字を各標識につけたんでしょう?謎です。

さて、もうひとつ気になることが。
この落ちそうな道標、前回来た時もここにありました。その時はもっとしっかりと付けられていて、方向をはっきりと指し示していました。こんな人気のないところにケナゲなものだ、と。しかし、
「時間がたつと何でも風化して来てしまう、こんなにぶらぶらになってしまった」

ところが帰宅して去年の6月の写真と比べてみると、この道標は白樺の木に取り付けてあり、すぐ隣に細い樫の木があって、そこには別の道標がついていたことを思い出しました。今回その白樺がなくなっていた、そしてそこについていたこの板は樫の木の方に移されていた、一本の樫の木にうらおもて二つの道標です。不安定にぶら下がっていたのも当座の処置のせいだったのか。

どうしたんだろう?切られてしまったのか?根元を見なかった、木が一年も立たずに枯れて腐って消えるなんてことがあるとは思えません。こっちも謎です。

「室内『オブジェ』として誰かが切ったんだよ」とはKyoちゃんの推理。この人この『オブジェ志向』をすごく憎んでいるんだよね。まあ、こんど改めて見て来よう。(画)

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2007年3月14日 (水)

原因はこれじゃないか?

Cimg2456動物に“襲われる”原因はこれだ!とはKyoちゃんの『仮説』。

この愛用のヘルメット、Selev(セレブ)のMatrix(マトリックス)という製品。わたくしそれまで自転車に乗るのに手持ちの岩登り用のヘルメットを被っていました。大学山岳部からの一品で思い出の物でした。

しかしさすがに乗り込んでいくと専用品が欲しくなり、購入しようとショップで色々見せてもらいました。でも初めての自転車ヘルメットなのでよく分かりません、かなり迷ったんです。被ってもフィット感そのものがよく分からない。その中でこれは被りやすいと評判だということで勧められました。ラメが入っている分1,000円高いと言われたし、こんな派手なんで良いのかなあ、といまだ迷っていると、ショップの店長さん、「ガハクさんが、これを被っていて『あ、あれカッコいい、オレも欲しい』となればうちにも客が来る」と言うのです。

ここでついに、実はハデ好きなわたくしの隠された心は刺激され、これに決めてしまったのでした。以来ヘルメットは数あれどこんな色は他では見たことない、カタログの一番上に載っていたのになあ不思議だ、、、あれ?何の話だっけ?、、、そうそう『仮説』の話だった。

このお祭りのような色調とラメの光り具合が動物たちの目を惹くのではないかということなんですが、どうでしょうか?

自転車の移動の仕方は人が歩くのとは違うでしょ?それにきっと動物たちは『自転車に乗った人』という風に認識できてはいない、自転車と人間は一つになって見えているはず、だとするとこのヘルメットを被りMTBに乗っているおいらの姿は、彼らには金色の頭を持って滑るように移動する動物という風に見えていてもおかしくない、森の住人たちが見慣れないそんなものを警戒する(オオルリ)のも当然、なかにはテリトリーから追い出そうという行動に出るやつ(カラス、鹿、謎の鳥)もいるだろう、ということなんですがね。

ほんとのところを動物たちに聞いてみたい。メーカーの人にも教えてあげようかな。(画)

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またもや鳥に襲われた!

Cimg2436小床峠(こゆかとうげ)への森の細い道に入ったとたんでした。とつぜん目の前に茶色な物体が!
包み込まれるかと思って首をすくめた瞬間、それはさっと飛び去ったのです。鳥でした。少し離れた木の枝に止まったところを見ると全身が明るい茶色、黄土色に近い色でした。大きさはカラスくらいでしょうか。何の鳥だろう?分かりません。ここへ来る途中で鳶が林の中を枝から枝へ渡って行くのを見ていました。その鳶より小さいし色も違う。

枝上でこちらの様子をうかがっているのかしばらく動かないでいましたがやがて森の奥へと飛び去りました。すると今度は上方から激しくさえずる鳥の声が。オオルリだ。静かな森のなかでやかましいくらいに大声だし妙に近く感じる、まるで威嚇しているみたいじゃないか。

前にもこんなことがありましたよ。カタクリ山林道で2羽のカラスに襲われたのです。
それからグリーンライン上の飯盛峠(いいもりとうげ)で立派な角を持った牡鹿にも会いました。鹿はMTBと並走し、前に出て立ち止まりこちらを正面から見て次ぎに反対側を戻って行きました。ちょうどぼくの自転車をU字形に取り巻くように走ったことになります。ピョーンピョーンと木立の中を跳ねて行く姿が印象的でした。あれだって威嚇だったのかも知れない。

山を行くMTBerたちはこんな経験を同じようにしているのでしょうか?または自転車という乗り物には何か動物を惹き付ける、または警戒させる要素でもあるんでしょうか?
ひとつ、原因として思い当たることもあるんですが、、、⇒それは次号で書くことにします。(画)

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2007年3月13日 (火)

切られた巨木

Cimg2270_1途中にあった大きな切り株、杉か檜でしょうか。チェーンソーの跡が生々しい。辺りにはあまり大きな木は見当たらないので、この木は特に大きかったのでしょう。長沢(ながさわ)集落を奥に入って行き、石塔のある志田(しだ)の三叉路を左へ、高山不動(たかやまふどう)へと向かう道の脇にあったものです。

この大きな切り株から想像するにこれは相当大きな木です。このまま天を目指してドーンと立っていたらさぞ見事なものだろうと思います。時々山の中で巨木に出会います。幹の根方からでははるかな高みにある枝は見ることができない、そんな木の太い幹を撫でたり手の平で叩いたりしてみるのが何とも言えず楽しいのです。(画)

*********
それにしてもこのチェーンソーの跡、ズタズタですよね。木の切り方というのを、この地方に来てから学びました。たぶん向こう側から先に刻み目を入れたんです。3分の1ほどね。
それからこっち側を何度もえぐるようにしてカットしていったんです。それで最終的には山側の方に倒すんです。山側にワイヤーロープで引っぱりつつ伐採することで、思った方向に倒すことができます。
でもこれは道路のそばに生えている木なんだから、クレーンで上から吊るしといて切ったのかもしれませんね。

せっかくの木、絶対人の役に立ってもらいたいものです!柱や橋に、つまらない彫刻でもいい。とにかく無駄にせずに何かの用にと思うわけです。(K)

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2007年3月11日 (日)

山サイの裏技

Cimg2325どんな場所でも全て自転車に乗ったまま通過することができるようになるのが夢ですが、現実はそうもいかない。テクニックを超えた難所では自転車を「押し」たり「担い」だりしなければなりません。写真は自転車の前三角に肩を入れて担ぐ方法です。肩の当たるところにはパッドを取り付けてあります。

この方法の欠点は高い所に後車輪が飛び出して木の枝などに引っかかりやすいことです。利点は安定して担げること、両手が使えるので何かにつかまって登ったり降りたりができることです。ただこの前三角が狭いのがMTBの特徴でもあるので、フレームのサイズによってはこうもできません。またボトルケージや携帯ポンプをつけたい場合は普通の位置では邪魔になったりもしますから工夫が必要です。

その他の方法としてサドルの前の部分に肩を引っかけるのをプロショップで教わりました。ちょっとした時ならこれで良いでしょう。また前三角がずっと広い自転車(シクロクロスのような)ならもっと別の方法もあります。頭をそこに入れて両肩にフレームを載せて担ぐのです。広い場所なら一番楽な運搬法でしょうか。ただし転んだら首が危ない。

それから担ぎだけでなく「押し」にも裏技?があるんです。

1)両手でハンドルを持って押して行くのは平地なら良いんですが、山道の急傾斜では体力を消耗するばかりです。自転車の脇にいて押すことは同じなんですが、ハンドルを(左)手でコントロールしつつもう一方の(右)手は指でひっかけるようにサドルを持ち、その腕を伸ばして引きずる感じとでも言いますか、、、、顔がハンドルにかぶさっているような恰好です。手首と肘を伸ばして肩から一直線にして腕全体で引っぱっていくんです。できるだけ楽な体勢での「押し」技です。

2)もう一つの方法は、ハンドルにかけた(左)腕を伸ばし(右)肩をサドルの後ろにかけて(右)手はシートポスト付近を持ち、(右)肩全体で押すやり方です。この方法は体重を自転車にあずけることができるので疲れている時は非常に有利です。

どちらのやり方でも同じなのは、ハンドルを持っている手はハンドルの舵取りだけに集中するようにして持ち上げようとしないこと、腰で押すようにしていくことです。

その他、狭くて自転車といっしょでは通れないような場所、急斜面の下りでつかまる物のない場所などではまた別のやり方も必要なのですが、それはまた次ぎの機会に。(画)

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2007年3月10日 (土)

山で出会うもの

Cimg2277峠に向かう山道ではこういう木の橋によく出会います。この木だいぶ朽ちてきているみたいだけど大丈夫かいな〜?(写真の下の方にちょこっとタイヤが見えてます)もちろん自転車は押して足元を確認しながらそろそろと渡りました。ドライな状態なのでMTBシューズでもOKでした。

以前道が沢を何度も横切っているルートを行ったときのこと、沢を向こうに渡るためにかかっている丸木橋がどれも細くてその都度自転車を押したり担いだりして渡らねばなりませんでした。最初はすいすい調子よく通過していたのに、いくつ目かの橋で渡り損ねて水のなかに落ちてしまったんです。幸い水深も浅かったし足をついた川底の石がうまいこと平らで、濡れはしたもののケガなし超ラッキーでしたが、それ以来橋を渡るときはかなり注意するようにはなりましたですね、わたくしは。

Cimg2288峠付近の枯葉の堆積です。いっぱいの栗の葉のなかにホウの木の葉が混じっているのが目立つ、これは先日行ったカタクリ山林道でも同じでした。とにかく葉っぱで道が見えません。おかげで葉の下に何があるかも分からないので下りのときは慎重にゆっくり降りて行きます。タイヤが巻き上げてVブレーキの付け根に詰まるとジャージャー音を立てたりしてうるさいこともあります。(画)

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2007年3月 9日 (金)

心臓バクバク峠行

Cimg2280三社峠(みやしろとうげ)入り口からしばらく行ったところにあるゲキ坂(中くらいのゲキ坂かな?)です。静かな森のなかハンドルにつけたクマベルのチリンチリンと鳴る音があたりに響きます。しかし状況はそんなに優雅じゃないです。かなりゼーゼーです。ハーハー、ゲホゲホです。急にばったり止まっちゃうんじゃないかというほど心臓バクバクです。

自転車始めた最初の頃、こんなんでほんとうに大丈夫かなと思ったゼーゼーハーハー心臓バクバクにもずいぶん慣れました。だからと言って楽になったわけじゃない、相変わらず苦しい、それなのにしばらくするとまた「よーし、挑戦!」と坂に挑むおれはマゾかいな?

Cimg2282三社峠はハイキングガイドに載っているらしい、小さな地味な峠です。でもこの静かな佇まいには隠れファンもいるらしい。雪の降った日にここへ来た人のホームページの記事を見たことがあります。

ここから稜線伝いに北へ向かうと『高山不動(たかやまふどう)に至る』というような標識が出ていますが、途中までしか行ったことない、ほんとうに行けるかどうかは「?」です。この辺の山にある標識はだいぶ古く、道も整備されていないところが多い、何度か痛い目に会うと用心深くもなろうというものです。

ここから三社集落に下りました。くねくねと曲がりながら山腹を下る山道ですから、またけっこうテクニックが必要です。ここは、という場所では腰を思いっきり引いてサドルにお腹をつけるゲキ坂下りのスタイルで下ります。でも岩にタイヤをとられていっぺんコケそうになりました。無理かな?と思うところでは降りて押す余裕を持てるとケガをしないようになるのです。これも何度か痛い目に会うと分かります。でも前より確かにうまく乗れるようになっている、そいうのを確認できるのも自転車に乗る楽しみの一つですよね。

この後小床峠(こゆかとうげ)に向かったのですが、その報告はまた次回に。峠から下って森を出たら顔に雨粒が当たって来ました。(画)

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ジテツールート事件簿その1(その2は未定)

Cimg2221いつも気になってはいたのですが、いつも素通り。今夜は思い切って、取材してみることにしました。わざわざ暗い時刻を選ぶこともないのですが、なんか直感として、この時刻がぴったりのように思ったのです。と言うのも、私はこの花を飾っているご夫婦もなんども見かけたことがあって、ほとんどが昼間なのですが、ある時ずいぶん遅い時間に見たのです。

まだジテツー初心者だった1年前のことです。国道脇の歩道をしゅーっと走っていると、前方の暗闇の中に人影が、しかも何やら光るものを覗き込んでいたのです。スピードをゆるめて近づいて行くと、光っていたのはパソコンの画面でした。男の人がいて、ビデオカメラで写している画像をモニタリングしているようでした。道路を隔てた反対側の歩道には、その奥さんらしき人が花を生けたりしている、、、ちょっと異様な雰囲気です。やっと私の自転車に気がついて、
「あっ、すいません」と、立ち上がって道を開けてくれましたが、いつものあのご夫婦だと分かりました。

また別の日には、10人ほどの若者が歩道に並んでいるのも見ました。学生仲間のような男女です。その中の一人が大きな花束を置いたのを、みんなで眺めています。みんなマジメな顔をして見つめていましたが、この時も私の自転車にすぐ道を開けてくれました。横をすり抜けてしばらく走っていると、誰かが冗談を言ったのか、急に笑い声が辺りに響きました。

雨に濡れないようにシールドされた文章には、2004年の10月ここR299のこの場所でダンプと乗用車が正面衝突をしたこと。乗用車は大破し運転していた若者が亡くなったこと。現場検証の結果、ダンプには過失なしとなったことで若者の両親が訴訟を起こしていることも書かれていました。目撃者を探しているのです。そうか、、、やっぱりそうだったの、、という気持ちで、私もまた花や風車をしばらく眺めたのです。(K)

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2007年3月 8日 (木)

夜間走行の必需品!

Cimg2198帰りが夜になることがほとんどの私は、いつも自転車に2本のライトを付けています。

向かって右のは前を照らすため(キャットアイHL-EL510)です。これはおすすめです!単3電池4個なので、わたしは充電式電池にして、しょっちゅう充電しては明るくして使っています、便利ですよ。

左のはピカピカさせて使っています(キャットアイHL-EL400)。夕方や曇りの日などは、このフラッシャーで自己アピールしながら走ります。
あと、ヘルメットの後ろにキャットアイの赤色の点滅ライトを付けています。

ハンドルにぶら下がっているのは、自分で作ったクマベル(ヱスビーカレーの空き缶製)です。これがけっこう大事だったりするのは、ここら辺がイノシシが出没するような田舎だからなんです。いままでにもいろんな動物に道で遭遇しているので、音を鳴らしていれば少しは向こうも用心してくれるんじゃないかと思って、いつもぶら下げて走っています。

山の動物たちは、夜になると出てくるようです。穴熊、たぬき、イノシシ、鹿、ハクビシン、みんな夜に見かけました。まだ彼らと自転車でぶつかったことはないけれど、これからも事故がないようにしないとね。(K)

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2007年3月 7日 (水)

ケイデンス90の走り

Cimg2145この写真は帰りのタイムです。13分15秒となっていますが、
門の所まではたしかに12分55秒でしたから、
とうとう13分を切りました!

6キロの距離、
平均速度27キロ、

田舎の国道なのでノンストップで走ります。
夜あんまりスピードを出すとガハクに心配かけてしまうので、もうこれ以上早くするつもりはありませんが、ちょっとうれしいタイムです。ライディングフォームも良くなったように思うし、メリハリを付けて走ることができれば、自転車は車より安全なものだと思っています。

わたくしのジテツーも1年回って、体力とテクニックが少し上がってきたようです。
ペダルを回すのにもだいぶ慣れてきて、ケイデンス80台をキープできるようになりました。
登り勾配ではハーハーはしますが、死ぬかと思うようなゼーゼーはなくなりました。

今日は行きの記録も伸びました。16分44秒で、17分を切りました。
1年前は25分かかっていたのを思えば、大変な進歩です。
MTBでの走行ですので、このあたりが限界かもしれませんが、夏に向かってこれからいっぱい汗をかきたいと思っています。(K)

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2007年3月 6日 (火)

しめやかな森のシングルトラック

Cimg1957カタクリ山林道は全線ほとんどセンターラインのない舗装路なのですが、合流しているいくつかの細道を行くと妙なところに入り込むことができます。たいていが沢に沿った杣道や、堰堤工事の時できた作業道です。

乗っているのがMTBですから舗装路ばかりを走るのははなはだ面白くない、それで未舗装の脇道を見ればすぐに入って行きたくなります。そういう道は上るにしても下るにしても急なことがほとんどです。写真のような角度の坂は今はドライな状態なので、まだタイヤのグリップさえしっかり保てれば登って行くのはそんなに難しくありません。滑り落ちたのはこの道をもっと上に上がったところでの話です。

Cimg1967帰り道で道の脇に小さな祠を見つけました。林道を横切っている沢の入り口付近の、道路から3メートル位の高さに据えてありました。何度もここを通り過ぎていて今まで気づかなかった、今日は取り替えられたばかりの白い幣束が風に揺れていたので目に止まったのだろうと思います。そうでなければ灰色の岩盤の中にあってほとんど目立たないし大きさも幣束が前を隠してしまいそうな高さ30センチ程度の小さなものです。

山に関わる人たちの信仰は現代でも生きていてこんなところに時おり出て来るのです。
山仕事に入っていて実際に「山の神様を見た」という経験を語ってくれた人を知っています。仲間たちといっしょに切ろうとした木にそれが飛んできて止まったのだそうです。Kyoちゃんからの又聞きです。(画)

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2007年3月 4日 (日)

カリスマ歯科医もMTBerに?

Cimg1929この川沿いをシューッと下ること13分15秒で歯医者さんに着きました。3ヶ月ごとの点検と入れ歯の調整です(やっぱりわたしもそういう歳なんですなあ)。

さてそろそろ医院に近づいてきたのでスピードを落としながら車の切れ目をねらっていると、大きな窓の向こうに見える受付で手を振っている人がいます。おっ?、先生でした。

ワイヤーロックで自転車を看板のポールに括り付けて、
かぶっていたヘルメットとイヤーウォーマーを外しながらドアを開けると、
「いやーなかなかカッコいいですね」と、中で待ち構えていた先生は微笑んでおいでなのでした。
私のMTBにやっとお目にかかったというので、ちょっとおもしろかったようです。

「青梅マラソンの成績はどうでした?」と聞いたら、
「10キロでの50歳代のエントリーが800人で、ぼくは331位でした」とのこと。大会の2ヶ月前から走り始めたというわりには、けっこう走れたことに先生も気を良くして、
「来年は30キロに挑戦しようと思って毎朝1時間走っているんですけどね。でも膝が痛いんですよ」というのです。

「まあ、それはやりすぎですよ。トレーニングに自転車を取り入れたら」ということになって、あれこれMTBの効用についてとか、ケイデンスと心肺機能アップの関係のことやら、専門のショップの紹介とか、何やらかにやら、他に患者がいないのを良いことに、10分ほど互いに早口で情報を交わしたのです。それからやっと、
「じゃあ診療をしましょう」と、天井のスピーカーから流れるBGMを聴きながら、口を開けてお掃除をしてもらったのでした。(K)

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2007年3月 3日 (土)

ゲキ坂

Cimg1959カタクリ山林道と交差している栗園へ降りる細道を、反対に登ると天覚山(てんかくさん)に行けるらしい。

でもこのシングルトラックはのっけからゲキ坂もいいとこで、林道から登り始めて乗車して行けるのは20メートルくらいで後は担ぎです。担ぐ時のためにぼくのMTBには、フレームの肩の当たる場所にウレタンのシートを取り付けてある、いわゆる『山サイ』仕様。バックパックの背負いヒモの肩部に担ぎ用のマットを取り付ける人もいるとのこと。

周囲はクリノキ林でいたるところ栗の葉っぱが堆積しています。木が密集しているせいで風が抜けずに落ち葉が溜まるばかりなのか、枯れ葉で足元の地面が見えにくい、そんな時はシューズのつま先についている爪(スパイク)が役に立ちます。「登り坂の基本足さばきは逆ハの字だったな」そんなことを考えながら登って行きます。

やがて道も緩やかになりやっと乗車できますが、すぐ送電線の鉄塔下です。鉄塔付近にあった木立は伐採されていて、以前来た時よりずっと見通しが良く明るくなっていました。

このルートは二万五千図には点線で記されてもいますし、実際この場所からさらに先へと道が暗い森林の中へ続いているのが見えました。それがどんな道なのか一回行ってみたくも思いますが、肝心の天覚山周辺が問題で、いくら自転車がMTBだ、『山サイ』だ、と言ってもツーリングルートにとるべきではないような難行苦行の道なのです。先に楽しみのない道を行くのは気が進みません。

Cimg1961切り株の大きなのに座って足をぶらぶらさせて谷間の部落を眺めながら休んでいたら、頭上に蚊柱が。人の熱や蒸気を感じて集まってきているのか?と思い、試しに移動してみたら集団飛行の隊列がうんとばらけていました。

そんなことをして遊んでいたからでしょう、戻りの道では両モモが急に痛くなって、足を地面に着いたらツリそうなので、そのまま「イテッ、イテテ、、、」と言いながらペダルを漕ぎ続けざるを得ない、そんな初めての経験をしました。
それと、ゲキ坂下りで久しぶりに転倒、枯葉の中を肩から滑り落ちて行きなかなか止まれなかった(ここは雪の上なの?)、木立にぶつかってやっと止まりました。ぼくの後から滑り落ちて来る愛車の姿は、もうまるで主人に付き従う忠実な番犬のごとし(おーよしよし、オマエは可愛いヤツじゃのお、おい、こっちにぶつかってくんなよ!)。

あ、両者ともケガなしでした、ご心配なく。(画)

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2007年3月 2日 (金)

自転車の楽しさ

Cimg1951林道をしばらく走ると東側が開ける右カーブがあります。今日は天気がよく、遠く新宿まで見えました。この写真で見えますかしら?
「おーい!とーきょー。いまそこへいってやるからなー!」いえいえとんでもない、行けません行けません。
近くに見えるのが東吾野(ひがしあがの)、林道の終点です。

この林道は上り下りの連続で平ら部がまったくありません。登りでのペダリング、下りでのポジショニングに良い練習になります。交通量も0に近いので、ブラインドのカーブや時おり道の両側から出てくる動物に注意さえしていれば、回りを眺めながらのライディングも楽しめます。とは言え何もない風景とも言えるので、これは自転車で走っているからこそ味わえる楽しさなのですが。

歩くよりも速く、時にはオートバイのような速度さえ出て、しかし自分の力で登ったり下ったりして走る、ほんとうに自転車は楽しい乗り物ですよね。このおもしろさをみんなに伝えたいとは、多くの自転車乗りたちが思っていることではないでしょうか。

そう言えばあれ以来カラスのアタックには遭っていないなあ、、、その場所に出るたびに周囲にカラスの姿を求めてまだ見回すわたくしの気持ちには、不安と期待の混合物がちょっと入っています。体に縦の縞模様のあるイノシシの子ども「ウリボウ」に出会ったこともありました。それからこの秋には「クマ出没情報」がやたらに多く、このカーブを曲がったとたんでっかい黒いヤツがいたらどうしよう、とカーブ手前で急に怯えがきたりしたこともありました。今は冬眠中?それとも春のお目覚めか?、、、とにかくクマベルは必需品です。

Cimg1954_1さてクリ園の上部に出ました。ここから細いシングルトラックを降りていきます。以前まであった倒木もかたづけられ、道はドライで気持ちの良い状態でした。木立を抜けそうなところで写真を撮ってみました。イノシシ罠はこの少し先を森のなかに踏み込んだ所にあります。罠へのルートのまわりの木に事故防止のための白い布がたくさんつけられていました。

クリ園にももうちょっと。園内に立ち並ぶクリの木は葉がすっかり落ちて裸んぼう、今は開店休業中でした。(画)

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花粉症とケイデンス

Cimg1949いつもの、とは言っても二ヶ月ぶりのカタクリ山林道、イノシシ罠のある栗園で折り返すコースを走ってきました。天気は昨日までの強い風もおさまりおだやかな、全く穏やかな小春日和、自転車ツーリングには最高でしょう。

街道を抜け国道のバイパスを走り出すと脚が思ったより軽い、ケイデンス90くらいはそんなに違和感なく維持できます。久しぶりなのにこいつは良いな、と思ったのも束の間、山道のシングルトラックの石ゴロの登り坂に入った途端、ぴたりと脚が回らなくなりました。やっぱり持久力は落ちていた。それでのんびり行こうと決め、とにかく山道は60回転維持だとして最小ギヤで登っていきました。ただ坂が以前より緩く見えたのは、明らかに裏山トレール散歩の影響です、これよりずっときつい坂を毎日登り降りしていましたから。

相変わらず人のいないコースで全コース一人の人にも出会わない静かな林道トレールでした。←写真は林道の始まりの部分で、伐採用のクルマが通れる幅のダブルトラックです。

天気はこの季節最高!とは言え、一部のチャリダーには最悪の季節でもありますよね。そう、花粉です。かく言うわたくしも全国花粉症者協会の末席をけがす者ではありますが、それほど重くない、去年の今頃はぜんぜん心配なくジテンシャ乗っていました。それにジテンシャに乗っているときは花粉症が出ない、ということを言う人もいるのです。今日はそのことに関して発見したことがあります。

道程の後半部で少し休んだ後、あまりに陽射しがのどかなので写真などを撮りながら。のんびり漕いでいましたら、突然のクシャミの発作が。目もしばしば、これはたまらん、と慌ててしまいました。そこでまるで逃げるようにペダルを漕ぎ始め、その時ふと思いついたのです、
「これは例の『*↓有酸素運動免疫力低下の理論』が適用されるのではないだろうか」と。案の定、ケイデンスが80回転に近づくにつれ鼻のグスグスがなくなっていったのです。

この理論をあなたは信じますか?ツーリングに関しては次回にまた書きます。(画)
*注)有酸素運動中は免疫力が低下するので自転車運動中は花粉症の症状が出ない、というもの

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2007年3月 1日 (木)

雲の行列

Cimg1917日向はもうぽかぽか陽気。裏山トレール道から見る空にはその暖かさにつられたような雲の行列が並んでいました。ぽっかりぽっかり、前の雲に続いて後ろの雲が行く。山に大きな影を落としながら谷間の上を進んでいきます。
「さーさー、おとおりだよ、お行列のおとおりだよ、みなのもの、あ、ちゅーもくー」

今年の冬は雪がさっぱり降らないねえ、と言うと途端にいじわるく降ったりするのでガマンしてきましたが、明日から3月、もーいいでしょう。とうとう無雪の冬となりにけり、です。異常気象を気にする向きもありますが、雪はあんまりいっぱい降らない方がいいです。除雪作業が大変ですから。それに冬はあったかい方がやっぱり楽です。暖房費もかからないし、活動的になる。

でもその分冬眠ができないで体は疲労してしまうかも知れませんねえ。人は冬眠するわけではないけれど、同じほ乳類の動物にもそんなことをしている仲間がいる。だから体のどっかに冬眠を前提にしたリズムサイクルがあるかも知れないじゃあないですか。だとすると、活動的なのもほどほどに、せいぜい気をつけましょう。

しかししかし風は強かった、今は夜中の12時ですがまだときどき強く吹いています。こんな風の日は山の木が互いにこすれて「きゅーきゅー」鳴きます。バッと突風がくると、枝がぱらぱらと山道にも落ちてきたりしますから、下を歩いているとちょっと物騒な気もします。こんな風のときは崖などにも近づかない方がいいのです。(画)

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