高山不動から八徳へのトレール道発見か?!
高山不動(たかやまふどう)に上がってみました。久しぶりのルートで、えらく坂がきつい。最初にここを走った頃の苦しさを思い出しながらゆっくりと登って行く。集落直下のつづら折りではフロントがインナーギヤ、リアがロー、それでケイデンス60がやっと、大汗。
「ここまで自転車じゃ大変だったね」高山では、道路に出ていた一人のおばあさんと話をしました。
「今年は花がダメだいね、うちの桜なんかもウソがつぼみのうちから全部食べてしまったもの」
「ウソってアタマが黒くて青いのでしょ?」
「そうだいね、ぱっと見青っぽいやね、ノドのところが赤いんだよ、黒いのもいるな」ウソというのは鳥の名前で、今年は大量に飛んで来たんだそうです。そこで回りにある桜の木をよく見ると、確かに花芽が少ない。気温の低い山の上だから遅いのかと思っていたらそんな事情があったとは。こんな話が聞けたのも、峠までヒーコラ上がって来たおかげというもの。
★学んだこと:ウソは桜の花のつぼみを食う。奥武蔵の人は自然に親しみ、人に優しい。
さて、こんな人懐っこい奥武蔵の人情についてはともかく。
今回のツーリングの目的は、高山不動、八徳(やっとこ)、顔振峠(こうぶりとうげ)とつながるSTルートの開拓です。八徳から顔振までのシングルトラックは既に知っているので、後は、ここ高山不動から八徳部落までのルートを自転車で走ることができれば良いんです。入り口はすぐに見つかりました。しっかり道標が立っています。ここを勇躍して入って行く、、、、しかし、、、
結果から言うと、大失敗、敗退でした。分岐を間違え、とんでもない道に入ってしまいました。急斜面についた細くところどころ崩れている道、倒木、、、これじゃあ遭難だよ。結局引き返すこと2度、ということは2度道を間違えた。
★学んだこと:どっちかな?と思ったときは上に行け。(間違えたと思ったとき引き返しやすい)
最初の分岐まで引き返して来たら、森のなかでは気づかなかったけれどポツポツ降り出していました。もうやり直す気力もなく、かと言って登って来た舗装路をこのままただ引き返すのも口惜しかったので、グリーンラインまでもうひと登り、稜線上の道路を顔振峠まで走って、先日降りたSTを下って帰ることにしました。
顔振峠下は高山(たかやま)と違い、花が美しく咲いて山上集落を飾っていました。でも桜は花のつきがやっぱり悪いかな、、、?
<走行データ>
走行時間 1.36h
走行距離 18.13㎞
最高速度 57㎞/h
巡航速度 11.3㎞/hでした。(画)
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