MTBはアメリカン
バイクを建物の角に立てかけて記念写真を撮ろうとしたら一人のオッさんが参道の階段を上がって現れました。こっちがカメラを構えているのを見て遠慮したのか物陰に。写真を撮り終えてバイクに近づくとやっぱり現れて本堂正面の木の階段を上りながらこっちをニコニコしながら見ています。その笑顔と視線が変わらないので、どうせ自転車すごいとかたいへんとか言いたいんだろうと思い、機先を制して言ってやりました。
「良いお天気になりましたねえ!」するとヤッコさん、うなづくというより何度もアゴを上にしゃくり上げるような仕草でしかし笑顔を崩さず、
「ソーデスネイ。イーオテンキニナリマシタネイ!」あれまガイジンかよ!?
目の前でバイクを方向転換させてまた山道を上がりながら思い出していたのは、「MTBはカリフォルニアの能天気な連中が作り出した・・」という『韋駄天ライダー・・』に書かれていた一文でした(今の男がカリフォルニア人とは限らんが)。
MTBを押して檜の暗い植林地帯をぜーぜー登りながら、「これは修行じゃないんだ。MTBは本来明るく開放的なスポーツなんだ。楽しまなくちゃいけないんだ」ということを考えていました。
ある人から勧められて読んでみた本『ウィリアムニーリーのMTB!』(W・ニーリー著)です。
こりゃーほんとに面白い。解説のためのイラストも著者自身が書いています。そのせいで全体が非常にアグレッシブに感じられます。しかしかなり高度で科学的理論に裏付けされた考えが分かり易い言葉で展開されています。そして何よりも『明るい』し『アメリカン』なんです『ノウテンキ』なんです。
思い出しましたよ、子どもの頃憧れ今でもどこかに理想として持っているイメージ『アメリカの陽気さ・開放的で前向きな自由さ』を(現実のアメリカにはもうないかもしれないが)。そこから生み出されたのがMTBだということは、子どもの頃思い描いていた理想のイメージに今わたしは乗っていると思っても良いんじゃないだろうか(画)
♡それを忘れちゃいけない♣
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コメント
MTBは本当に自由な乗り物だと思います。
ゲーリーフィッシャー氏らが、ビーチクルーザーを改造して
誰が一番早く山道を下れるかを競い合ったのが
MTBの始まりだと聞いたことがあります。
まっちゃん達が始めた頃はMTBの機構はとてもシンプルなものでした。
フロントサスペンションなど、まだありませんでしたが
フォークとフレームの絶妙なたわみ感のある優れたMTBが存在しました。
今のMTBい比べて素直に乗れる代物ではありませんでしたが
乗りこなす喜びがありました。
今でもリッチ-のP20と言うリジットフォークのMTBを所有していますが
自然を楽しむツーリングでは所有している中で、一番楽しめるMTBです。
投稿: まっちゃん | 2007年6月18日 (月) 10:02
わたしたちのバイクはゲーリーフィッシャーモデルなんです。フィッシャーは飯能に3年前くらいに来て、わたしたちがMTBを買ったショップ主催の同好会の人たちといっしょに自分のデモバイクで近くのトレールを走って行ったそうです。今でも元気で陽気なアメリカンであることは間違いないようです。何でも奥さん二人目?だとか。(その頃のわたしはMTBって何?でした)
フルリジッドは腕さえあれば一番おもしろい、とは聞きました。いつかそんな味わい方も分かるようになりたいものです。
まっちゃんにアドバイスしていただいた体重移動でのダンシング練習をしています。またさらに面白くなって来ました。
投稿: ガハク | 2007年6月18日 (月) 21:28