大雨の後の落石にご用心!
自転車を漕ぎながら川の対岸を見たら、こんな大きな岩が!いつ崩れたのでしょうか?毎日横を通っていたのに今まで気がつきませんでした。きっとこの前大雨を降らせた台風の後に落っこちたんです。こんなのが横からずり落ちてきたら、絶対に助かりませんよね。でもここは道からも民家からも離れている空地なので、何の被害もありませんでした。
私は仕事柄、石の大きさを見るとその重量はだいたい分かるのですが、この岩は10トンは充分にあります。ふたつに割れているから5トンづつの重さです。ズズッと滑り落ちる時には、回りの木の根っ子をブチブチをちぎる音や石がぶつかる音がしたはずです。そして最後にズシンと地響きがして止まったんです。
この辺の山は急な斜面が多くて、しかもそこに杉が密植してあるので、大雨が降り続くと怖い気がします。この写真でも分かるように、杉は根が浅くて衝撃に弱いんですよね。バキバキバキッとか言いながら、岩が泥といっしょに落ちて行きます。(これ実体験に基づきます。うちのすぐ近くの尾根が崩れて無くなったときがそうでした)
もっとブナの木みたいにしっかり根を張る木を混植してくれれば良いのですが、、、これからの治山事業は植林する木の選び方から考えないとね!
で、MTBerの自己防衛策としては、大雨の後には山に入らない。
崖からなるべく離れて走行する。休憩するときはもちろん頭上に脅威がない場所で!
回りが森林であっても、そこが急斜面だと石が転がり落ちてくることがあるので、ヘルメットは必携必着!ですね。(K)
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