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2007年11月22日 (木)

とにかく山に行こうよ

Cimg1453ほとんど毎日登る山から見る景色は見る度にいつも違う。この当たり前のことに気づいてみると、ほんとうにおもしろい。

以前、遊びにきた若い友人の一人があまりに回りが山ばかりなのに驚いて、「ここには娯楽施設はないんですか?」と真顔で聞いてきた。
また山登り仲間であった友人はこの山を歩いて「ずいぶん自然が荒廃していますね」と言った。
同じものを見て別の人は「人の手があまり入っていなくて良い山ですね」と言った。

どれもだいぶ前の話だけど、その時は夫々の発言に呆れたり驚いたりしたものだ。しかしみんな自分の視点から正直に発言していると思えば、それなりに本当のことを言い当てていると今では思う。

まず、確かに人がわっと興奮するような面白さなんか、どこにもない。街から来た人に見るべきものがないとしても不思議ではない。こんな場所に何が面白くて住んでいるのか?ってわけだ。
また、鉱山の採掘の為に林道を通し、木を切り、石垣を積んだ。その為に手つかずの自然を思わすような森の様子は無くなってしまったのだろう。人が使い壊した跡の惨たらしさと見えないこともない。
でも、その事業も衰退してしまうと、もう用のなくなった場所には人がほとんど入らない。道も草に埋もれ雑木が生え、また山は森に帰ろうとしているようにも見える。
(モード的『自然志向』にはない、異種な自然が生まれて来る?!)

要するに発見しなければ何も見えては来ない空間なんだ。MTBで走るようになってますますそんな感じがする。

MTBで登るだけでなく犬の散歩で歩く。冬に向かって、草が枯れて倒れ、木の葉が落ちて道は明るくなって行く。人の住んでいる谷筋は日照時間が短くなって暗い時間が長くなるのに、山は反対に明るくなるように思えて不思議な気がする。(画)

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