山は冬の光・ウィリーは今何センチ?
裏山トレールはもうすっかり冬の様相だ。木々は葉をほとんど落とし、山はすかすかして風通しが良い。
イノシシの親子にもしかしたら会えるかも知れないと期待して登った。先日見かけた黒い背中の動物はクマだとばかり思っていたが、イノシシかも知れないと思ってみると、何だか急に気楽になってしまった。とは言え、イノシシでも大きいのがもし突進してきたら相当怖いはず。ただやっぱりクマとでは攻撃性のイメージが違う。
XCのシートポジションにして登る。最近技の練習ばかりでサドルを下げっ放しだったので、ずいぶん高く感じる。でも坂を登って行くには楽なものだ。ダンシングトレーニングばかりだったから、座りっぱなしというのはこんなに楽なものか。サドルを発明した人は偉い。考えの順序としておかしい?ま、良いでしょ。
水場にはたくさんのイノシシが開けた穴が無数、道脇にはなかったはずの大きな石がごろごろ。こんなのを転がして来る彼らの鼻の力には呆れる。
けっきょく姿を見ることはなかった。まあ、あんな馬鹿力と妙な遭遇の仕方をしない方が良いに決まっている。コースの終点まで行ってUターン。サドルを下げずに下る。途中の緩やかな下りでウィリーを試みる。まあまあできる、かなあ、、、。
***さて定時(?)の《業務連絡》です。
ウィリー練習で、今日からブレーキ併用。長い距離を走るにはボディバランスだけでなく、ブレーキングも必要だろう。
左手人差し指をレバー(リアブレーキ)にかけ、左手は残りの4本でグリップ。右手は全指グリップ。フロントアップでまくれ上がる前にリアブレーキで前輪を下げる理屈。最初ブレーキの微妙さが分からず、せっかく上がったフロントがストンと急激に落ちてしまう。
そこでレバーを遊び分から少しだけ多く握り(つまりブレーキをわずかにかけて)、ひきずっているのを確認した上で助走のペダリング。その状態からフロントアップ。上がったらがんがんペダルを踏む(助走時の2倍ちょいくらいのケイデンス)。これがうまく行き、今までの最高の距離を走れた。
大いに気を良くしたはずなのに、なぜかその後1時間の練習で一度もこの状態を作れなかった。フロントアップが軽くできれば、その後の操作にも余裕が出る、ということは分かった。ところがフロントアップばかり狙っていると、いざ一輪になった瞬間に左右のバランスがとれない。そのリカバリーがほとんどできない。
完璧にマスターした状態を30センチの物差しとしたら、今このテクニックレベルはほぼ何センチの位置にあるのだろう?2センチ?5センチ?もしかして、、10センチ!?。それが分かれば焦ることものぼせ上がることもないだろうに。(画)
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コメント
ガハクがウイリーウイリーって言うもんだから
まっちゃんも昔を思い出して、ウイリー練習
はじめちゃったではないですか~
どうしてくれるんですか~
でも久しぶりにやると全然ダメ。
いかんいかん、ガハクと同じ過ちを犯してしまう。
でも楽しい。
全国の中高年MTBライダーの皆さん。
どうでしょうか、今さらと言わず
ウイリー初めてみませんか...と...人を巻き込む
投稿: まっちゃん | 2007年12月14日 (金) 13:57
そーです!そーです!全国の中高年ライダーに告げましょー!
若者だけに任せておいて良いのか。ウィリーやりましょーよお。
ウィリーうぃりーウィリー!楽しいよー!ってね。
まっちゃん師匠は、新品のあの赤いミニベロでおやりで?
あれならフロントアップし易そうだなー、と指をくわえて見ているしかないビンボー画伯であります。
投稿: ガハク | 2007年12月14日 (金) 14:15
そーだ、思い出した。わたしがウィリー始めたきっかけは、師匠から頂いたバニーホップテクニックへのアドバイスからじゃないですか!
つまり、この過ちの全ての発端はそこにあったのだー。
投稿: ガハク | 2007年12月14日 (金) 18:29