R299真夜中のランナーたち
夜の7時、空には十五夜お月さん。昼間は庭仕事をして過ごしたので暗くなって仕事場へ。行きは登り勾配だし車道にはセンターポールもあるので歩道を走っていると、向こうからヘッドライトを灯した3人のランナーが近づいてきました。
どっちに避けようかと迷っていると、3人がきれいに一列に並んで車道側に避けたので、私も左端に避けてすれ違いました。ちょっと迷ったけれど、
「こんばんはー!」と言うと、3つの「こんばんは」が返ってきました。体力を温存するためでしょう、とても小さな囁くような声でした。
その少し先には赤く光るライトサーベルを持った人達が立っていて、近くのレストランのガレージが給水所になっていました。真夜中のオリエンテーリングが開催されていたようです。飯能はオリエンテーリングが盛んな所だそうです。聞くところに寄ると、日本でのオリエンテーリングの発祥の地とか。私たちがMTBで走るような山道を自分の足で走って競うのだそうですね。
わたしが帰路についたのは夜の11時、彼らはまだ走っていました。
その頃がレースの本番だったようです。
ゼッケンを付けて走っているランナーもだいぶ疲れているのか、隊列はなくバラバラに走っています。
手に持ったヘッドランプが歩道のあっちこっちに揺れる光の輪を作っている、そのすぐ横の車道をこんどは声はかけずにそっと追い抜いて帰ってきました。(K)
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