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2016年10月14日 (金)

やまなしの大木

朝と夜の2回アトリエに通うにようになってもうひと月半になる。MTBで朝の明るい時間に走るのは気持ちがいい。お昼ご飯を食べに家に帰って来る頃もまだ明るい。

途中で自転車を停めて、大きなやまなしの木を見上げた。春は真っ白の花房が雲のようだったが、今は金色の実をいっぱいぶら下げている。この木が生えている場所は山の谷間の川沿いにある小さな製材所の事務所脇だ。ときどきコツンと大きな音がする。トタン屋根に落ちた実が立てる音だ。道路に落ちた実はクルマのタイヤに潰されて褐色のパイになってしまっている。幹の根元の草むらを見ると、齧りかけの実がたくさん散らばっている。小動物の歯型の痕だ。リス、穴熊、ハクビシン、ノネズミ。

私も齧ったことがある。ほんのり甘くて確かに梨の味がするが、じゃりじゃりゴリゴリして果物には程遠い。パンの酵母を作ろうとしたこともあるけれど、特にどうってことはない。人間は誰も拾わない屋根より高いアガノ村のやまなしの巨木を見上げて通ってもう33年か。(K)

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