カテゴリー「おすすめできないMTBツーリング0」の10件の記事

2006年8月25日 (金)

クマ出没注意!

R299を離れて東吾野駅から西武秩父線の線路を渡り、南側の山に向かう。
高麗川沿いの吾野(あがの)側から南に向かって名栗(なぐり)に抜ける峠のうちの一つ、「東峠(あづまとうげ)」に向かった。そこに「天覚山(てんかくさん)」への登り口があるはずだ。その辺の道の調査も兼ねている。

Photo_20←写真の分岐点から右の道が尾根伝い、左の道が沢伝いということになっている。左を行く。

50⇒杉の幼木に両側を挟まれるようにほぼ真っすぐな道が続いている。最初は走り易いが次第に傾斜がきつくなる。
東峠へは途中から合流する舗装された車道を行く。

59←東峠には味な標識が立っていた。

58⇒ところがその標識の傍に気になる注意書きが、、、!!!あれま!!!

8月14日ということは、つい最近のことではないか!?ちょっとビビった。これ以上の道の探査は禁物か、と。
そして何となく周囲を見ると、いつクマの黒い体が出て来てもおかしくないようなところだらけじゃないか、、、。

実は先日の「カタクリ山林道」でも、脇の茂みから突然出て来たイノシシに前を走られたばかり。あれは子どもイノシシ(まだウリボウの縞模様がうっすらと体に残っていた)だったから良かったけれど、クマとなると冗談ではすまされない。

まあ天覚山への登り道は思った通り歴然とした登山道だということが分かったことだし、、、帰ることにした。

帰りの山道ではいつものように下り道を楽しむというよりも、「わー!」とか、「えーい。えーい。人間だよぉ」とか声を上げながら、脇目もふらずに先を急ぐ画伯がいたということだ。(画)

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2006年8月20日 (日)

小床峠、子の権現

練習の脚を伸ばしてR299を秩父方面に向かい、山崎から「子の権現(ねのごんげん)」への道を左折。高麗川に架かる橋を渡るとすぐに相当の上り勾配。100メートルくらい上るとやっと少し緩やかになる。が上りには違いない。脚をくるくる回すことに注意しながら上って行く。重いペダルをがんがん漕ぐのは膝に良くない。一分間に80回転を意識している。と言ってもケイデンスメーターがあるわけではない。“カン”だ。

08191←小床(こゆか)に入るとやがて小床峠入り口。ここを行ってひと尾根越えると青場戸(あおばと)だ。樹林の中に感じのいい道が入っている。おいでおいでと呼んでいるようでもあるが、まだ走ったことはない。(いやいや、走れるのか、、、入り口は感じいいけど、またまたけっきょくは「お勧めできない」コースになるのでは?mmmm、、、。とにかく今日は時間がないのでパス。

舗装された道を、さらに子の山(ねのやま)に向かう。

08193_1←ほどなく子の権現入り口。ここから山道になる。右には鳥居。子の権現との関係はよくわからない。左に行くのが子の山ルート。

しかしこの道沢伝いの本格的山道。正面の岩を越えると暗い道が森の奥に消えている。
またまた悪い予感が、、、、。今日はここまで。時間がなくて良かったかも、、、。(画)

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2006年8月19日 (土)

旧正丸峠への道(後編)

Cimg0009_1最初の木橋に遭遇。

丸太を並べて渡れるようにしてある。ここは沢が深いのでこのようになったのだろう。
これまでも道は何度も沢を横切っていた。浅いところでは飛び石伝いに足を置きながら、自転車は沢の中を押すというような恰好で渡って来た。

さて丸木橋。自転車を一番端の丸太の内側を通らせ、自分は反対側の端を行く。「橋の端をねぇ、、、♪」などと気楽に渡り始めたが途中で、「木が濡れている時は滑り易いぞ、」と急に警戒感が、その途端左足がツルっ!ボッチャン。両足が沢の中に膝まで浸かってしまった。自転車は橋の上に横倒し。ハッとしたが、川底が平で足をひねることなくラッキーだった。
岸に上がり直し、水でぶかぶかしている靴でもう一度慎重に橋を渡る。
「こんな時は靴下も速乾性のものであれば良いなあ、、、」

その後4、5本の同じような丸木橋があり、すっかりビビりまくり。人には見せられない姿で通り抜ける。
傾斜は上り勾配、まだその方が良いだろう、ここを下りながら渡るのは徒歩でも怖いだろうと思う。

Cimg0013←谷の深いときはこんなアルミの橋がかかっている。
風情はまったくなしだが、とりあえず手摺もついているのでこれは安心。

Cimg0011浮き石の多い道で走り難い。⇒⇒
さらに岩や木の根っこが出ていると、乗車していられなくなる。担ぎも多くなって来た。

前回はボトルケージをはずしていた。自転車を担ぐのに邪魔だったからだ。しかし水を飲むのにザックの中からいちいちボトルを出さねばならず、ひどく面倒だった。それで今回はケージを一段上につけてみた。500mlのボトルの出し入れには支障がないが、担ぐとやっぱり少し体に当たる。

Cimg0016←いったん新道である舗装路に合流。
Cimg0018

新道をしばらく正丸峠方面に登ったところに旧道の入り口があった⇒




Cimg0019←最後の登り。
この辺になると林も明るく、峠が近い雰囲気になって来る。しかし疲れでちょっとのギャップでも踏ん張りがきかない。すぐ足をついてしまう。汗びっしょりだ。でも最後くらいしっかり乗ろう、とがんばる。
Cimg0022

峠に到着⇒

秩父側から涼しい風がどおっと吹いて来た。今までほとんど風がなかったのにその時まで気がつかなかった。

前が立花(たちばな)へと下る道、右に虚空蔵(こくぞう)峠、刈場坂(かばさか)峠、左に正丸峠への稜線通しの山道がある。どちらも1,8キロと表示してあった。誰もいない静かな峠だ。視界はほとんどなし。峠を示す立て札と、ここまで来たという達成感がなければ、何の変哲も無い場所にしか見えないだろう。

持参のおにぎりを食べながら周囲を少し歩いてみる。稜線ぞいの山道は自転車では苦しそうだ。最初から木の階段になっている。

ここまででボトルの水はほとんど空になった。中身は前回紹介した「奇跡の水」
ザックから水の入ったペットボトルを出して飲む。残りをボトルに入れる。これはただの水道水だ。体にかけて冷やしたり、手やケガをした時に傷口を洗ったりできるので飲み水とは別に持つことにしている。

来た道を新道の合流点までもどって舗装路を一気に下る。

Cimg0024←ほどなく正丸トンネル横に出た。

オートバイで通ったことがあるが、ひたすら真っすぐの穴蔵という感じで恐ろしい場所だった。あまり通りたくない。

***

R299を帰りながら、画伯は思った、
「今日のルートもけっきょく“ひとに勧められるコース”ではなかったなぁ、、、。いったいどこにそんなルートがあるんだろう?、、、そうだ。もうこうなったら考え方を変えて“ひとに勧められないコースガイド”でも作ってみるか。」

てなわけで、今回のレポートからカテゴリーを、
「お勧めできないMTBツーリング」に決定。(#L";)

「旧正丸峠への道(前編)」を読む。

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2006年8月18日 (金)

旧正丸峠への道(前編)

Cimg0001←R299を秩父方面に向かって走り、西武秩父線正丸(しょうまる)駅を過ぎて500メートルくらい行ったところに、旧正丸峠入り口がある。今日はここから旧正丸峠までをトレースしようという計画だ。

飯能(はんのう)側と秩父側を結ぶ正丸峠には今では新旧二つあって、「新」の方は車で行ける。地図で見ると「旧」の方が最短コースを行くように見える。しかし今では芦ケ久保(あしがくぼ)まで長いトンネルができているのでほとんどの車はそこを行く。

さてR299から見ると、下に古い集落が高麗川に沿ってある。この辺りを坂元(さかもと)と呼ぶ。

Cimg0002⇒旧道を行くとすぐに「お天王様(おてんのうさま)」という小さな神社がある。
それを過ぎ急坂を上る。

Cimg0004←ほどなく未舗装の道が林の中に続いている。


Cimg0003_1←道の右側は涼しげな沢。


Cimg0005←お地蔵さんが林の中に。


Cimg0007⇒良い感じの道が続く。傾斜も緩い。沢を回り込んだりしながらどんどん山の奥まで踏み入って行く画伯であった。

いやいや順調、順調。
やっと「人にお勧めできるMTBコース」を発見、、、か(^^)♪と思ったのだが、、、。
(後編)を読む

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2006年8月16日 (水)

梨本峠入り口

Photo_15高麗川(こまがわ)の本流と分かれた長沢(ながさわ)を遡行。
八徳(やっとこ)へ行く道への分岐を高山不動方面へ左折。
しばらく行くと左の山際に鉄の階段がある。これが「梨本峠(なしもととうげ)」の入り口だ。
何度か前を通ったことはあるが、まだここを上がったことはない(とうぜん自転車は担がなければ上がれない)。

梨本峠とは、長沢沿いの梨本と高麗川本流に沿ってある三社(みやしろ)を結ぶ山越え道だ。
これの対面に高山不動へ通じる別ルートの志田林道の入り口がある。

時間がないので写真を撮っただけで引き返す。

帰路雨が降って来た。細かい降りだが、ヘルメットから滴がポタリ、、、しばらくするとまたポタリ、、、。
先日購入したサングラスが性能発揮。この雨の影響をまったく受けないのには驚いた。視界良好。目をぱっちり開けていられる。レンズは停まると少し曇るが動き出せばすぐにクリアー。しかも風の巻き込みはなし。

機能的で素晴らしい。似合っているかどうかはともかく。(画)

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2006年8月11日 (金)

ツーリング新ルート発見?その2

茶畑に佇んでいた人は年齢70歳くらい。やせ形だが腰が曲がったりはしていない。実はこの人、数十分前にぼくがこの道を奥に入って行くのを見ていた。その時の顔には驚きの色が、、。だからその自転車がもどって来たのに内心では納得していたのではないか。

以下一問一答。
Q:この道ツチヤマ”につながっているんですか?地図には道があるようになっているんですが。
「うーん。そうだイねえ。つながっているけンど、これ(と言って自転車を目で示す)で行くのは、、、」
Q:奥の方は途中まで担いで行きましたけど、諦めて帰って来たんです。
「そうでしょ。ずっとこんな(と手で傾斜を示す)道だもの」
Q:“土山”に行くのは途中で右に行くんですよね。
「そうだイね。でもうーんと急だよ」
Q:このまま沢づたいに詰めて行くと“ユガテ”ですか?
「そうだイね。“ユガテ”まで行けばまーだここよりかは良いやイね」
Q:ここよりかは。ですね。
「そうだイね(と笑い)。そこまで行けば“キタムキジゾウ”、“コゼナ”。
Q:“コゼナ”ですか?“こせな”じゃなくて。
「そう。“コゼナ(小瀬名)”」
Q:他には道がないんですか?“ど”、、(“土山”の読み方が急に不安になって)、、、?
「“つちやま”に?」
Q:ええ。“ツチヤマ”に行く道は?
「うーん。家の裏にもあるけンど同んなじだイね。これ(と担ぐマネ)するようだイね(と笑う)。山向こうの道の方がまーだ良いかも知んねえな、これ(と横倒しになっている自転車を示す)で行くなら。
Q:それ“シラコ”からの道ですか?
「そうだイね。白子から。あっちの方がまーだ行くには良いかも知んねえね」

こうやって林の縁のお茶畑で、沢を渡って来る涼しい風に当たりながら、こんなおじいさんと話しているのが愉快だった。ずっとそうしていたい気分だったが礼を言って立ち去ることにした。

101_1←「白子」からの道。
けっきょく国道までもどり、少し川を下って「白子」の分岐点から再び北上する。最初は石まじりのジープロード。傾斜は緩い。どんどん登って行く。
次第に草丈が長くなり、道が草の中に埋もれて行く。


12←途中で見た看板。新しい間伐法だってさ、、、。


112144←←けっきょく道はほとんど草の中に埋もれてしまった。それでもなお前進することはできそうだった。自転車を押して上がる。

15←その瞬間、脚が滑ってペダルで右スネの横を強打。「痛ー。あれま!」見る見る腫れて来た。慌てて手で揉む。打ち身はこれに限る。できるだけ強く揉む。こうすると腫れさえ出ないこともある。

この痛みで『人にお勧めのコースを探す』という本来の目的を思い出した。
そうだった。こんな所で意地を張っていても仕方がない。その目的を果たすには今日は時間切れ(体力切れ)確定だ。引き返そう。


16←夕暮れの迫るR299を家路に着く。

「結局完全に敗退だったな、、、」
傷ついた画伯の心を、高麗川はいつもと変わらず涼しく流れ、優しく癒してくれるのであった、、、。(画)
「ツーリング新ルート発見?」その1 へもどる

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2006年8月10日 (木)

ツーリング新ルート発見? その1

Photo_7先日の「ユガテから北向地蔵へ」のコースは後半部こそ最高なMTBツーリングだったものの、前半部は「担ぎ」が辛くて難儀だった。
その後半部にダイレクトで繋がる「人に勧められるような良いルート」を見つけよう!、、、、これが今回の課題。
***
まず、、地形図では途中まで実線で記されている、「深沢集落」から「北向地蔵」へ抜ける(はずの)道を行く。暑い国道から左に折れ、沢筋に入ると途端に涼しい風がどんどん前から来る。気持ちが良い。
「深沢」はこの地方に多い狭い谷筋に家が点在する集落だ。両側にかなり山が迫る。一見空き家も目立つような気がする。

09⇒集落の奥まったところにある神社。
近くにある社務所は相当痛んでいるようだ。回りに足場が組まれている。改装する予定なのか、、、。

02_1←林道を先へとどんどん登って行く。こういう道をジープロードと言うのだろう。傾斜もそれほどでもない。前をセンター後ろをロー、脚をくるくる回しながら走る。重いギアは膝に悪い、これでケイデンス60くらいか?(なんてセンモンヨーゴ)
この調子で詰めて行ければルートとしてはまあまあだな、、、。そんなことを考えながら暫く行く。

03⇒道がようやく山道の様子を呈して来た。脚の回転も鈍る。それでもそれなりに結構ハイスピードで行ける。
ん?青いものが、、、。テントだ。山仕事に使うのか、、、。よく見ると中央には自生している幼木の支柱。山の人ならではの発想と言えるだろうか。道の中央に立つテント、、、。通行者の無さを象徴している、とも言える、か。

案の定ここからの道が、、、激しく山道の様相を呈して来るのだった。
まあいざとなれば「担ぎ」だ。それを見越してダウンチューブについているボトルゲージもはずしておいてある。ボトルはザックの中。水を飲むのにいちいち自転車を止めるのも面倒だが、レースではないので我慢する。

沢に沿って付いている道は細く、斜面を横切っているため所々小さな崖のようになっている。乗っては行けないので、早速「担ぎ」。沢床からそれほどの高さではないが、自転車ごと落ちたら痛いだろう。しかも自転車の幅ぎりぎり。乗車しては怖い。しかし立木のせいで「担ぎ」も容易ではない。
仕方がないので自転車を真後ろから押し上げるという裏技(?)を使った。ハンドルを真っすぐにしておいて、サドルだけで舵をとる。こういうのも日頃からよく練習しておいた方が良いな。

05←道が沢を渡ること数度。水量が多くなればここは渡れなくなるに違いない。飛び石づたいに行く。3度目の渡りでとうとう足が水の中。

07⇒前方にはまだ道が続くようだ。
しかし自転車をただ担いで歩いているのにも飽きて来た。多分この道はずっと詰めて行けば、前回通った「ユガテ」と「北向地蔵」の分岐点に達するに違いない。そこに出るのが分かったということで、今日は引き返すことにした。
 まあ、、、「敗退」ということだな、、、。
同じ道をもどる。
先の知れない道を行くには時間がかかるものだが、一度通った道を帰るのはあっと言う間だ。特に下りとなればなおさらのこと。

途中の茶畑に佇んでいた人を掴まえて道を尋ねてみた。

・・・この話もうちょっと続きます・・・(画)
続き「ツーリング新ルート発見?その2」へ

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2006年8月 6日 (日)

峠越え(北川正丸線)

家から国道299を秩父方面に向かって走る。今日は土曜日で普段より明らかにクルマは多め。しかし分離された歩道がしっかり続いている。車道よりも凸凹は激しいものの、後ろからの追い越しに注意を払わなくても良いぶん気楽だ。だからもっぱら歩道を走る。歩行者が歩いていることも稀だ。
Cimg0006←正丸トンネル手前に北川正丸線の入り口がある。
樹林の中に引き込まれるような具合の道だ。
どんどん登っている。息が上がって苦しい。

Cimg0009⇒やがてあれが最高点だろうという場所が見えて来た。
山際が大きく削られていて怖いくらいだ。


Cimg0010←峠からの眺め。
国道はもう遥か下だ。ここまで20分くらい。
途中で会った人。犬を3匹連れた青年。真っ黒に日焼けしていていかにも元気。柴犬の雑種という感じの中型犬ばかりで、そのうちの一匹にだけ引き綱をつけている。ぼくが今登って来た道を走り下りて行った。
それ以外はクルマにも人にも会わず。立派な舗装路がこんな山奥にあって、ほとんど利用されていない。こんなお金の使い方おかしいよね。道だって何の風情もないし、、、。そんなところをサスペンション付きのMTBで走っているおいら。


Cimg0012⇒峠の向こうにある岩井沢の集落。
この地方は高い所ほど日当たりも良く明るい。だから川の上流の方が集落が大きかったりする。(下手な写真。手前の木にピントがあってしまった)
北川地方全体がまだ素朴さが残るのんびりした場所だ。暑いので縁台を家の前に出して涼んでいたおばあさんたちが、キンキラのヘルメットにレーパンの自転車野郎を見て驚いていた。


Cimg0014←岩井沢を抜け、北川を快適に下ると、その途中にあるこれは何か??
実はこの中を石灰石がベルトコンベアーに乗って流れている。秩父で採掘した石を山の中にトンネルを開けて延々と山向こうに運んでいるらしい。今もゴロゴロと音が聞こえていた。地図で見ると、二カ所このように地上に出ている部分があるだけで、あとは全部山の中だ。

奥武蔵の山の下には、こんなとんでもないものがズドーンと突き通り、それが日夜うごめいているのかと思うと、何だか良い気持ちはしない。

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2006年8月 4日 (金)

物見山

練習も好きだが、良いMTBルートの発見も課題。地図を見たり、人に話を聞いたり、サイトで検索したり、、、。
先日は人に(隣の人。この人はBMX乗り)あるルートを教えたら、走って来た。
今帰って来ましたと言う彼の感想、「人に勧められるルートではない。」

うーん、、、それでは名誉挽回、とばかり今日は前から行ってみたいと思っていたルートを下見がてら走りに行く。
***+++***%

Photo_8虎秀部落からユガテに向かう。すぐに舗装路から分かれて急な山道になる。岩や木の根が顔を出していてしばしば停車。押して上がる。上が開けて来て小さな土の階段を上ると下の写真の標識前に出た。今までの山道が林道と交錯している。
前方にユガテの部落が見える。
ユガテは、山上にある全く孤立したように見える不思議な場所だ。見た所2軒しか家がない。20年前にKyoちゃんと二人で来たときと全体の様子はあまり変わっていない。でも一軒の家は新しく今風の家になっていた。二軒とも空き家にはなっていないようだ。標識の写真を撮っていると、家の方から人の話し声がしたのであわてて先を急ぐ。

Photo_9これがユガテ手前の道標。手作りの素朴な味。
まるでたくさんの道が交差しているようだが、まあ四叉路というところか。ユガテから北向き地蔵方面に向かう。立派な美しい竹林のなかの快適な下り。しかし沢を渡ると状況は一変。岩ゴロと木の根の段差で全然乗車できない。担いで行く。こういうこともあろうかといつもつけているボトルゲージをはずし、ボトルはザックに入れて来た。おかげで担ぎ易いが、ヘルメットの後ろがサドルか何かに当たってうるさいのでヘルメットを脱ぎ手に持つ。少し涼しくなった、、、。しかしいつまで続くこの上り、、、。
北向き地蔵近くになると俄然走り易い道になる。

Photo_10北向き地蔵。確かにお地蔵さん、暗い方を向いている。こういうのは少ないんだろうか?お地蔵さんの前には鐘が。
ここから物見山へ。


Photo_11物見山の頂上直下。誰もいない。持って来たサンドイッチをほおばり、ボトルの水を飲んでしばし休息。

Photo_12そこからの眺め。霞んでいてよく見えないが、飯能の町並みだろうか?

Cimg0047_1下りは元来た道を途中までもどり、小瀬名部落(ここもまた辺鄙な場所に家が数軒)を通って林道に降り立つ。一気に舗装路を滑走。武蔵横手に出て、国道299で帰る。(画)

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2006年7月27日 (木)

峠行

07_1久しぶりに晴れたので、前から走ってみたかった大窪峠、三社峠から高山不動への上り道などを調査しに行く。

大窪峠へは、入り口から急な登りなのはともかく、細い道はがらがらしていてけっこう登るのが難しかった。斜面の片側が伐採されていて、眺めは良好。下にあじさい館がよく見えた。
ほどなく大窪峠に出た。人の手で切り通しをつけたという感じでなかなか良い。
下りは写真のような竹林の中を行く。これは面白い道だ。しかしすぐに車道に合流。ここまではまあ順調というところか。

長沢の川を遡行して三社峠への上り口を自転車を担いで登る。しかしここからがひどかった。
草が伸び放題で、道が見えない、トゲのある草、川の中の道、やっと林の中の道に入ったら今度はクモの巣、ずるずる滑る道、激坂、倒木、、、。
要するに大失敗の山サイ。季節が最悪でした。
出直しです。(画)

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