いつものトレール道にある木橋で滑って川へ転落してしまいました。
バイクは逆さまに。でもリアディレーラー付け根のエンド金具が少し曲がっただけ、ホントにMTBは丈夫な体質ですね。(手前が木橋、バイクのある所が川底です)
そしてこの直後の写真があるということはわたしは無事ということです。
とは言えライダーも背中から真っ逆さま、上着の背中とパンツの右腰から下は溝の中を流れる泥がべったり。この溝、もう1mくらいで急角度で滝のように落下していく構造になっている、コワっ。
この木の橋は滑り易いので、いつも必ず慎重に押しで通過していたのにな〜。今回は寸前の雨でさらに滑り易くなっていて、足が滑ったと思った次の瞬間、橋の外側の1.5mくらい下の溝に転がり落ちていました。その時バイクのハンドルを両手で持ったままだったので、仰向けに背中から落ち、バイクは自分の上。
ちょうどわたしの体を中心に円を描くようにバイクが回転、リアホイールが溝の土手にひっかかり、右ハンドルエンドが溝底に着地して止まったのでハンドルから手を放して立ち上がることができました。
体を点検してみたら少し左手の親指付け根が痛い。でも擦りむいた程度。他ケガなしでした。
瞬間的に「やっちまった〜」と思ったのに・・・天使のおかげでしょう。感謝して道に上がり、バイクを点検してから練習を続けました。(カッコいい!)
---さて、『うまい転び方』というのはないでしょうか?
『韋駄天MTBオフロードライディング(大竹雅一著)』のなかに、「ハンドルから手を離さなかったのがケガをしなかった理由、、、」という記述がありました。でも「バイクを見捨てて自分だけ助かる」というやり方も書いてあります。
わたしがMTBで転倒した最初のは、ビンディングペダルでの立ちゴケでした。どうでも良いような場所でもとまる瞬間に足がペダルから離れない。もがいているうちにドッと倒れる。
これにはかなり苦労しました。年齢的にも体が硬くなっていて、スピードも出てないのにケガも半端じゃなかった。恥ずかしいことです。
転倒はしないに越したことはないけれども、山を行くとどうしても転倒を免れない場合が多々あります。
そんな時、『上手な転倒の仕方』があると思うんです。「手をついてはイケナイ」とか、「体から力を抜く」とか、、、
『うまく乗れる』ようになると『うまく転べる』ようにもなる気がします。

----→帰宅してからリアエンドを見てみると・・
現場での処置では曲がりは直り切っていませんでした。そこでさらに応急処置。
6㎜アーレンキーを差し込んでスパナで延長して曲げ直しました。真っすぐにはならなかったけど、まあこの程度なら、というところまで。
後はショップへ、でしょうね。(画)
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