カテゴリー「Kyoちゃん絵日記1」の10件の記事

2008年12月10日 (水)

冬の雨の中を自転車で歌う

081210ヘルメットで押さえ込んだ雨具のフードの先を前に引っ張り出してピンとのばす!こうすると雨が顔に当たり難いのです。

暗くて前がよく見えない。(ライトの電池、再充電しなくちゃ、、、)車のヘッドライトでメガネの水滴がギラギラと光るからでもある。

思ったより暖かい雨。落ち葉や小枝でコトコト振動するたびにハンドルにぶら下げてあるベルが鳴ります。
「わたしはサンタかトナカイか?」時期的にピッタリではあ〜りませんか!

♪な・ら・く・の・ものが〜あきのこずえから〜

歌が自然と口から出て来ます。ガハクがメロディーを付けてくれた曲。家がすっかり無くなる辺りで音量を上げて行き、サルがねぐらにしているジャングル横では一番大きな声になります。

歩道をいつもよりゆっくり目に走ったけど、だ〜れにも会いませんでした。K(K)

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2008年9月15日 (月)

R299真夜中のランナーたち

Dscf0002_1_2夜の7時、空には十五夜お月さん。昼間は庭仕事をして過ごしたので暗くなって仕事場へ。行きは登り勾配だし車道にはセンターポールもあるので歩道を走っていると、向こうからヘッドライトを灯した3人のランナーが近づいてきました。

どっちに避けようかと迷っていると、3人がきれいに一列に並んで車道側に避けたので、私も左端に避けてすれ違いました。ちょっと迷ったけれど、
「こんばんはー!」と言うと、3つの「こんばんは」が返ってきました。体力を温存するためでしょう、とても小さな囁くような声でした。

その少し先には赤く光るライトサーベルを持った人達が立っていて、近くのレストランのガレージが給水所になっていました。真夜中のオリエンテーリングが開催されていたようです。飯能はオリエンテーリングが盛んな所だそうです。聞くところに寄ると、日本でのオリエンテーリングの発祥の地とか。私たちがMTBで走るような山道を自分の足で走って競うのだそうですね。

わたしが帰路についたのは夜の11時、彼らはまだ走っていました。
その頃がレースの本番だったようです。
ゼッケンを付けて走っているランナーもだいぶ疲れているのか、隊列はなくバラバラに走っています。
手に持ったヘッドランプが歩道のあっちこっちに揺れる光の輪を作っている、そのすぐ横の車道をこんどは声はかけずにそっと追い抜いて帰ってきました。(K)

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2008年6月 8日 (日)

R299電線を歩く猿の群れ

Cimg5877目の端に動くものが、、、見上げると猿がゾロゾロと電線の上を歩いていました。数えてみたら14匹もいます!ときどき子どもの猿が電線にぶら下がって遊んだりしているのも面白い。パンパンに紅く膨らんだオッパイの母猿もいました。まだ授乳中なのでしょう。自転車をとめてしばし見物。

ジャガイモ畑を荒らすので、猿なんかもうすっかり嫌いになっていたのですが、こんな大家族を見ると可愛い気もしてきます。それにやっと私もジャガイモ畑にネットを張り終えたばかりだったので、猿を見る目に余裕があったんですね。

電線の下を車が走り過ぎて行きますが、誰も気がつく様子はありません。モサモサと茂っている山の中では猿の毛色はあまり目立たないのです。散歩する人も自転車もほとんどいない真っ昼間、悠々と川下の方に移動して行きました。彼らが伝って来た電線のずっと先を見れば、国道を横断しているではありませんか。
「そうか!電線は猿の歩道橋なんだ」と、感心したのでありました。(K)

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2008年4月20日 (日)

アナグマが道路清掃

Cimg4911見たくはなかったのですがまたしっかり見てしまいました。

行きは反対側の歩道を走るので、そっちを見ないようにすれば大丈夫だと思っていました。でもこちらの歩道前方に赤いものが転がっているのに気づき、すぐに足か何かの肉片だと分かりました。こっちにまで運んだのはきっとカラスに違いない。昨日も死体に取り付いていましたから。

で、けっきょくしっかりまた見てしまったわけです。小猿の死体は事故現場のカーブに放っておかれたままでした。

ここまでは昼間のこと。
まあ夜になれば暗くて気にならないだろうと考えてました。

帰りのジテツーはとっぷりと日の暮れた時刻。でも暗くても意識しているものは見えてしまうんですねえ。現場のカーブにさしかかった時、死体のそばで何やらゴソゴソ動くものが。
てっきり死んだ小猿の親か仲間が、離れがたくてまたやって来たのかな?と思ったのですが、

アナグマでした。
口でくわえて何とか歩道の方に引きずり込みたいらしい。
クルマが通過する合間を狙って何度も試みているようです。
わたしのMTBなんかぜんぜん気にしてませんでした。

道路清掃係(死体処理班?)は、昼間はカラス、夜はアナグマみたい。
明日にはもうすっかり片付いていることでしょう。
野生の掟とメカニズムはここR299ではまだ機能しているようです。(K)

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2008年2月19日 (火)

R299は今日も平和だ!

Cimg3702ここんとこ確かに風が強かったけれど、標識が倒れるほどではなかったはず。どこの暴走車がぶつかったのやら、イノシシの仕業でもあるまいし。

国道299の自転車通行可の歩道をMTBで漕いでいると、
「がんばってくださ〜い!」と小学生の声援を受けるわたくしですが、さすがにこの寒風ではスピードが上がりません。タンクローリーの車幅はこうやって写真で見ると、片車線いっぱい占めています。怖がりやのわたしゃすぐ歩道に逃げるもんね〜K(上り勾配の行きだけですが)

Cimg3758途中でサルの親子に遭遇しました。親ザルは、岩に丸くなって寝そべって背中をお日さまで暖めていました。子ザルは茫然と、
「なあ母ちゃん、あれなんやの?リンリン鳴らして走ってくで〜!」(なぜか関西弁)という顔でこちらを眺めていました。そこはちょうど植え込みで『299』の文字が浮かび上がるようにしてあるカーブです。
デジカメ持っていたら、わたしの方からも猿見物したかったのですがね、残念でした。

スピードを落として良くみたら、岩壁にいくつかの穴を発見!
自然にできた洞穴でしょうか?サルたちの住処になっているのかもしれません。土砂崩れ防止のワイヤーネットで覆われているから、脇から潜り込んで出入りしているのではないでしょうか?あれは人間にも邪魔されない動物たちのヒミツの隠れ家なのじゃないかなあ〜(K)

追記:書き忘れてました!
帰りにすぐ横を時速30キロで通過中、すぐ耳元でキーキーともピョーピョーとも聞こえる小猿の鳴き声が、、、
「なあ母ちゃん、おらなんか寒くって眠れねえ」
「もっとそばに来っ!」(これ地元のアガノ弁)と、甘えてたのかなあ〜

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2008年1月13日 (日)

深夜のR299道路保全見聞レポート

Cimg2763昨夜のことです。帰宅しようとアトリエから自転車を出していたら、黄色のランプをクルクル回しながらトラックが通り過ぎました。そのすぐ後ろからバンがくっ付いて行きます。
「こんなに夜遅くまで道路工事やってたんだなあ」と思いました。もう10時を回っていましたから。

さて、自転車で雨上がりでテラテラ黒く光っている道路を走り出した時です。
プチプチプチプチと、タイヤが小さな連続音を立てます。何かタイヤのブロックに挟まっているのかと思って、ホップしたりわざと側溝の上を走ってみたりしましたが、いつまでも鳴っています。

さては大理石のコッパがタイヤにめりこんで、このまま走り続けたらそのうちパンクなんてこともあるかもと思い、慌てて緊急停止。外灯で照らされているところでタイヤ回りを点検しました。空気は抜けていません。ただ点々と白いものがくっ付いていました。

大理石のコッパ?
しかし周囲にもいっぱい白い粒が落ちています。
知らない間にアラレが降ったんだ!
ひと粒手袋にくっ付けてほっぺたに持って行きましたがぜんぜん冷たくありませんでした。それでやっと先ほどのトラックは道路保全の業務中で、雨上がりの山間部の道路に融雪剤を撒いていたのだと分ったのでした。

国道299に出てもプチプチプチプチ、、、
国道から別れて脇道に入ってもプチプチプチは続きました。
いつも地元の土建業の「金子組」の横を通るのですが、まだ事務所と倉庫に灯りがついていました。ここからあのトラックのおじさんたちが出動したのです。

これで明日の朝、雨上がりの道路が凍結することもないだろう、と思ったのでした。(K)

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2007年9月 7日 (金)

嵐に強いMTB!

Dscf0028今日はさすがに車にしようかギリギリまで迷いましたがやっぱり自転車で出発!
ところが『行きはよいよい帰りがこわい』でした。

仕事を始めて2時間もしないうちにガハクが電話してきました。
「今ね、防災放送が流れて市役所は24時間体勢で警戒してるって言ってたよ。暗くならないうちに帰ってきた方が良いんじゃない?」と脅されてしまいました。たしかに風も出て来たし、嵐の夜道には何が転がっているか分かりません。
「そうするよ」と、ボツボツと片付けを始めました。でも雨具を着込んだ頃には辺りはすっかり暗くなってしまいました。スピードを落として慎重に走れば大丈夫。風に煽られてふらつく恐れもあし、歩道があるところは歩道を走ろうということで走り出しました。

大粒の雨にメガネはだんだん曇って来るし、対向車のヘッドライトがギラギラ、、、、前がよく見えません。「ゴゴッ!」何かに乗り上げたなと思った瞬間ハンドルを取られてしまいました。木の枝が道に転がっていたらしい。しかしバランスを崩すほどではなかったのでラッキーでした。

その後も木の枝に3回くらい乗り上げました。しっかし、MTBってずいぶん頑丈なものなんですね〜!(K)

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2007年8月30日 (木)

あれはリス?それともオコジョ?

Cimg0218アトリエまで100mほどのところで、ふわふわした毛糸のシッポみたいなものが横切りました。軽くブレーキをかけて近づくと、、、、ココア色をしていますが何の動物だかすぐには分かりませんでした。

道の端で立ち止まってこっちを見ました。ちょこんと2本足で立ち上がったところはまさにリスですが、もしかしたらオコジョかもしれない。オコジョもシッポが長くて小柄なのです。森の中で木の枝を渡って行くリスは何度も見たことがありますが、こうやって道を歩かれるとリスかどうか分からなくなります。

野生の動物はみんな土色をしています。きれいにシャンプーでもすれば、お腹の毛は少し明るくて、背中にも模様や色の違いが出て来るとは思いますが、みんな土まみれで生きています。
石垣をササッと駆け上ってすぐに見えなくなってしまいました。

今この辺りは栗やドングリが実り始めています。ときどき道ばたにイガが転がっていますが、まだ中身は詰まっていないでしょう。も少しすると山際の栗の木から、じっくり育った実がはじけて落ちる音がします。小さいけれどドサッというのは草むらに落ちた音、カーンというのは道ばたのガードレールに当たった音、コチッというのはアスファルトにぶつかった音です。山栗は小粒でほんとうにうまいです!人間だけじゃなくて、リスもサルもイノシシも栗が大好きです。(K)

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2007年7月13日 (金)

パンク運が悪い私・・・

Scan20070713_003906家を出て10分で、村でただ1軒のコンビニに到着。
宅配を依頼した後、こんどはアトリエに向って出ようとしたら、、、、
"Oh, no! "パンクしています。

ジテツーを始めて1年半なのに、これでもう3回目です。前にも同じようなことをぼやきましたが、ガハクはパンクをしたことがないのに、私ばっかりです。これは乗り方のせいではなくて、山と道路の違いだと思われます。

コンビニ脇の駐車場に移動。「願わくばスローパンクでありますように」と、買ったばかりでまだ一度も使ったことがない携帯ポンプTOPEAKの「ミニモーフ」をザックから取り出して、シュポシュポと空気を入れました。とても使い易いし空気はすぐに入りましたが、すぐに抜けてしまってダメでした。
サドルバックからスペアチューブを取り出して交換することにしました。

スペアチューブに空気を入れ始めた時に、頭にピコン!と閃いて、
「そうだ、パンクの原因になったものがまだタイヤに刺さっているかもしれない!」と気がつきました。
そうっと、指先でタイヤの内側を触ってみたら、1カ所チクリとします。黄色のガラスのような欠片でした。プラスチックかもしれません。これを抜き取っておかないと、せっかく交換したスペアチューブもすぐにパンクしてしまいます。汗びっしょりになりましたが、交換完了、空気もしっかり入りました。

<反省点>
★修理用のパッチも持っているべきだと思いました。
もし帰りもパンクしたら、もう交換用のチューブはありません。
アトリエで穴の開いたチューブを補修しておけば、帰りも安心して走れます。

★「自転車を倒す時は左を下にしないとダメだよ」と言われました。
右側には変速機が付いているから、大事に扱わないといけないのだそうです。
この絵を見て注意されたのですが、たしかに私右を下にして倒してました〜、、、(K)


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2007年7月 5日 (木)

モモンガが頭をかすめた!

Scan20070705_010035_1ムササビとモモンガの違いはよく分からないのですが、たぶんあれはモモンガでしょう!

夜遅くアトリエを出発していつもの道をしばらく走っていると、頭の上で「カチカチッ」と歯を打ち鳴らすような音がしました。
次の瞬間、目の前をふわーっと黒い影が飛んで、道路脇の杉にピタッと貼り付きました。
その姿は、まるで天日干しのイカみたいです。
これぞ、モモンガ〜!

この土地に住み始めたばかりの頃、近所のおじいさん(もう亡くなってしまったけれど)が、
「モモンガ〜が、うちのケヤキに住みついてるですよ。夜になると線路を飛び越して、山の杉とうちのケヤキを行ったり来たりするですよ」と話してくれたのです。
その人の家は川のそばに建っていて、大きなケヤキが何本も家を取り囲むように生えています。どれも地上30mはありそうな立派な木です。

最後の「ガ」にアクセントを付けて長く引っぱるその人の発音がおもしろくて、それ以来ムササビだろうがモモンガだろうが構わずうちでは、
「あっ、モモンガ〜だ」と、呼んでいます。(K)


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