カテゴリー「おすすめできないMTBツーリング1」の10件の記事

2006年11月 2日 (木)

飛村周辺トレールその3

08_4稜線上のSTを走っているとこんな注意書きが目に入った。「ん?お、おンもしろ〜い!はははあ、、、」と笑ってしまった。「枯枝」という字が震わしてあるよー。この看板を書いた人の自分で楽しんでいるユーモアセンスが明るい。だってこの道、通る人などほとんどいないはず、見る人だってもちろん少ないだろうから。

10_3でも確かに道に枝がいっぱい塊で落ちている。これがモミの枝か、、、見上げると、太い大きな木が、葉もつけずに周囲の植林された杉に高く抜きん出て何本か立っていた。どうやらみんな枯れているらしい。これでは風が強い日などにはきっと枯れ枝がまとまってたくさん落ちて来るに違いない。しかしやがて落とす枝がなくなってしまうまでの話だ。

枯れ枝の堆積を脇の方に避けてここを抜ける。気がつけばこの枯れ木のおかげで、暗い植林地帯のなかではここだけが頭上にぽっかりと抜けを作っていて明るい。それでガハクもなんとなくほっとしたらしい、そこからしばらく行ったところで休むことに。ザックからKyoちゃん手作りの握り飯を出した。出て来る時にもらった3個のうち、2個を持参していた。包んであったラップを開けその一つに食いついた途端、梅干しの種が一個早くも飛び出した。梅干しの果肉の方はないのに種だけが?、、、ちょっと舐めてからプッ、、、さらに食べ進むとまた種が!

何と梅干し本体はほんのひとかけら、種が2個、種だけの梅干し握り飯であった。
心残りでもう1個にも食いついたが、これもまた種が始めに飛び出した。梅干し本体の影はやっぱり薄かった、、、ただしこっちの方はまだ種1個しかなかった。って言うか本来1個だろ!?お握りの中の梅干しの種って。

ま、いいや、それでも山の中の握り飯はやっぱりうまかったから。

14_2栃屋谷(とちやがや)の里の標識。

稜線上にあった道はしだいに山の斜面をジグザグに下るようになり、大きな岩が道に露出して段差が激しくなって来たら、里が近い感じだ。大きな段差には無理をしないで降車、用心深く自転車を押して下る。舗装路に出る手前の、鉄製の橋を渡る前にこの標識が山際に立っていた。

栃屋谷の集落周辺をクリートを時々カチカチ言わせて歩き回った後、同じルートを戻ることに。当たり前だが、降りて来たところを登り、登ったところを降りる。こうするとルート全体をよく覚えられる。

結局このコースはこの辺のSTには珍しく全体にほぼ乗車可能、もっと技術があればもっとおもしろいだろう。
峠の「モミの木」に因んで「枯れモミST」と名付けよう。(画)

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2006年11月 1日 (水)

飛村周辺トレールその2

飛村(ひむら)周辺のST(シングルトラック)うかがいに再度出かけた。

02_5←吾野(あがの)と飛村を結ぶ林道の最高点。暑かったが、峠に出た途端どっと涼しい風が吹いて来た。ここからまた一気に下る。

03_3⇒大沢入(おおさわいり)林道入り口。

竹寺(たけでら)、子の権現(ねのごんげん)方面へ抜ける道を示す標識も立っている。一山越えると栃屋谷(とちやがや)、そこは車道を行けば竹寺まで2キロくらいのところだ。

17今日はひとまずこの山越えに挑戦。誰かのお住まいの前を通って行くのが面白い。ちょうどご用聞きが裏口に回るような感じで行くと、←のような木の古めかしい標識が壁にちゃんとあった。昔のものらしく文字が右から左へと書いてある。子の権現はこの土地の人からは子の山(ねのやま)と呼ばれているのだ。

そこから急に山道になり、岩や根っ子がお出迎え。しょっぱつの段差が滑ってもう乗車しては登れない。しかしそこを過ぎたら乗ることができた。もちろん一番軽いギヤ、慎重に暗い山道を進む。沢を左に見ながら山腹をトラバースぎみに登って行く。
細い道で両側に生い茂ったシダ類がペダリングしている足に触る。倒木が何本か道を塞いでいた。杉の枝が沢山落ちている。時々太いのを片付けながら進む。湾曲した枝はタイヤで踏むと妙な跳ね方をして、時に車輪やペダルその他にからまったりして走行の邪魔をすることが多いので大嫌いだ。反射的に片付けようとしてしまう。

05_206_2稜線に出たところに祠があった。中にはもう何も入っていないようにも見えるがまだ作りはしっかりしている。穏やかな明るい稜線上の道、いいね、いいね、、、。思わず歌が出た。そう言えば歌は好きなのに、自転車に乗っている時ははーはー言っているせいかな、歌っていることは少ないみたい、この時歌っていたのはピンクフロイド。って、ガハクときたらまたまたカッコいいねえ(自己陶酔)。

---この続きはすぐまた後で、、、(画)

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2006年10月28日 (土)

飛村周辺トレールその1

飛村(ひむら)周辺のST(シングルトラック)を見に出かけた。舗装路ではペダリングスキルアップを狙って回転を上げる。ケイデンス100ぐらいが目標、急坂になるとフロントギアはインナー、リアはロー、全然スピードが出ないぶんだけ非常にキツく感じる。

20_1目の前に「立ち入り禁止」の看板。を大きな声じゃあ言えんけど、無視して中に入る

沢伝いの草深い道。コブシくらいの石が転がっているが傾斜は中程度、そんなに走り難くはない。次第に急傾斜になりぬかるんで来た。草の上を選んで走るがそれでもやっぱりリアタイヤがズルズル、おっとっと、、、両側に生い茂った草や灌木を分けそれでも上がって行く。こンなンがまさにMTBロードでしょ!!急に愉快になる。弁当持ってくりゃ良かったなア♪。

10_2ややや、、、しっかし倒木だらけじゃのぉ。

トレールもはっきりしなくなった。わずかな踏み跡や水の流れた跡をたどる。倒木の下をくぐり抜け、横から巻き、自転車を押したり担いだりしながら上がって行く。やっぱりこれもMTBじゃ、、、。泥の上にイノシシらしき足跡多数発見。

13_2急に整然とした針葉樹の林が目の前に現れたのでちょっと驚いた。そこだけ真っ暗で異様。

暗い森の先を透かして見てみると、どうやらここを通り抜ければ峠に出られそう、距離にして100メートル、道というものはなし。適当にルートをとって登り始める。ふかふかの腐葉土だ。乗車できたのは最初だけ、急傾斜でタイヤが滑り後半は押し、まだまだテクニック不足を痛感。

16_1峠に出る。(この写真けっこうカッコよくない?クリックしてみて見て!)

両側の急な尾根筋に道らしい跡があるだけで、峠を越えて反対側の栃屋谷(とちやがや)に下る道も見当たらない、ま、ここまでの道からすれば予想通りか、、来た道を引き返そう。

暗い樹林の中の急斜面を下り始めたら、突然フロントが何かにはまってロック、ふわっとリアタイヤが浮いた。
わわわわわー!みっ、みごとなジャックナイフー!、、、が、しだいに角度アップ、こっ、このままでは、、、とっさにハンドルから手を離し前に飛ぶ。ジャックナイフからのダイビング!(なんだかな〜)。バッと横の杉の幹にすがりつく。おかげで急斜面で転がらずにすんだ。一方自転車は可哀想にひっくり返っていく。
どこもケガはなし、やれやれ、、、お、おおお、自転車くん、ガハク号よ、ハンドルが逆を向いてるよ、キミだいじょうぶ?ブレーキ、ワイヤー、リアディレーラー、、、何ともないみたいね、良かった、下がふかふかだったからね。
いいえ、わたくしどもMTBはもともといたって頑丈な体なのですよ、ごしゅじんさま。あ、そうなのぉ、、、。

再び「立ち入り禁止」の札の所に出た後、この林道が地図上のどこにあたるかを特定のため、舗装路を下ることにした。

Photo_48右左に合流するわき道も見当たらずそのままどんどん下って行ったら、竹寺(たけでら)への分岐に出てしまった。これでは実は何にも走った甲斐はないのである。先の道はガハクの知識では地図上で特定できそうもないことになった。

ちなみに写真の右から下って来て、自転車の向いている左に登って行くのが竹寺方向。

再びもと来た道を登り返し、飛村を通って吾野(あがの)へと戻る。

01_2途中の道脇にいた不思議な生物。

カーブミラーに映る写真を撮ろうと、停車して近づいたところ偶然出会った。
キミこんなところを住居にしているの?行きにも会ったけど、帰りにも草の影に走り込む後ろ姿を見たよ。人里からうーんと離れた場所なのに、ここでほんとに暮らしているの?

そんな場所にはニャンともミスマッチングに思えたガハクであった。(画)

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2006年10月21日 (土)

物見山から高指山

物見山(ものみやま)に向かう。

R299を走る。向かい風なのか苦しい。スピードが乗らない。武蔵横手(むさしよこて)駅前に着いて時間を見てみると、いつもよりかなり早かった。それだけ頑張っていたということらしい。
案の定谷筋に入って登り始めるとけっこうキツい。これじゃダメじゃん、ペース配分ということも考えねば。うーん、、、画はくのMTBもそんな領域に入って来たかいな。

国道は交通量が多めだったが、ここは全く車なし、人もなし。いつもの砂利道を上がり、前回は敬遠していた細いST(シングルトラック)を行ってみると登れるではないか。新しいタイヤのせいだろう。何だか自信が出て来たぞ。いったん舗装路に出たところで、遠くで人の話し声。ハイカーだろうか、声はすれども姿は見えず。

ユガテとの分岐を過ぎたあたりで、根っ子で滑って一度転んでしまった。今日はあと一度尻餅をついたが、どっちも左側にだった。左のペダルを踏み込んだ瞬間に後輪が滑っている。だから足がペダルからすぐに離れないで転倒、となってしまう。この辺身体の使い方にクセがあるようだ。

11_2北向地蔵(きたむきじぞう)を過ぎた尾根道で林の中に赤ゲラを見た。物見山山頂をパスして高指山(たかさしやま)に向かう。良く締まった赤土まじりの道。走り易い。

駒高(こまたか)集落で舗装路に合流。道に出た途端人の大きな声が近くでしたので驚いた。しかし姿は見えず、しかもそれだけで後はシンとしている。何だか妙な気分。しばらく舗装路を行くと、NHKの放送塔が目の前に大きく現れる。ここが高指山か?そこからまたSTの入り口があり、どんどん下って行く。吾野(あがの)あたりとは違い、道には草がなくむしろ岩がむき出しになっている所が多い。

すぐには日和田山(ひわたさん)に着きそうもないし、タイムオーバーになりそうなので、適当な所で引き返すことにした。下り道の途中でUターンして今度は登り返す。やっぱり新しいタイヤは良い。いつもなら確実に滑っているよな、というところも登って行ける。

06北向地蔵から近道のSTを下って武蔵横手駅まで。
暗くなる前にクロップスの1Wライトをハンドルに取り付けるがクリップが緩くてガタガタ道では必ず下を向いてしまうのが悩みの種。パンツゴムでギリギリ巻いていてもダメ、これ何とかならんもんかな〜。

帰りの国道では一台のダンプに幅寄せを食った。あんなあからさまなのは初めてだった。気分ワル。(画)

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2006年10月13日 (金)

行ってみたかったよぉ?「スルギ」

子の権現(ねのごんげん)に行く途中の青場戸(あおばと)地区から峠を越えて久々戸(くぐと)集落に抜ける道が地図上にある。この辺の山道を繋げて自分流のMTBコースを作れないかと思っている画伯は、地形図を見ていてそこに点線を見つけるとどうしても行きたくなる。

05_1「降魔橋(こうまばし)」。
ここまで来ては行き過ぎ、引き返してみるが地図上の位置には道が見つからない。こういうことはよくあることなので、とにかくそっち方向に行ける道、「林道スルギ線」という標識があったそこに入ってみる。

071ゴロゴロ石と道いっぱいに落ちている杉の枝に悩まされながら奥に入って行くと、杉の木にとめられた小さな標識が。なかなか的を得てシンプルかつシャープな表現に感心する。でも目的地は「スルギ」ではないので、曲がらずに真っすぐ登って行く。

08途中にあった大岩。
この岩の向かい側にも同じくらいの岩があって道はその間を通っていた。しかしここからが大変。

13_1道が、、、?、、、見えない。完全に草に埋没している。辛うじて見える水の流れた跡を辿って少し登り、根性でここを乗り切ったもののもう少しで尾根上に出そうな場所で完全に行き詰まってしまった。回りをイバラで取り囲まれたような状況ではどうしようもない。


171もとにもどってあの標識が指し示すスルギに向かうことにした。
「スルギ」とは「摺る木」でウサギなどが身体をこすりつける(摺りつける)木という意味らしい。
乗車率50%くらいで尾根に出た。途中大きな倒木もあり道が見えなくなったりもしたが、まずまずの愉快な道だった。

21_2⇒尾根に出てから20分弱で「スルギ」と書かれた標識のある場所に出た。どれが「摺る木」?これなのかなあ、うーん、、。

写真手前に今来た道があり、ここで三叉路になっている。右は「子の権現」への道、左は「吾野(あがの)」、家の方向だ。左に行く。
細い道が多く、斜面をトラバースする道は片側が崖のようになっていたりして結構怖いので乗車できない。押して行くにもひと一人の幅しかないところばかりで難渋する。場所によっては岩の段差を降りなければならず、後輪を持って自転車を先に降ろしながら、木の根につかまって自分が降りるとか、、、学生時代の岩登りの経験が生かされた、、、かな?。

25根っ子がずーっと露出している尾根道。
こんなところは完全に担ぎ、押してなんか登って行けない。またまたボッカである。この時点で先を甘く見過ぎていた画伯であった。
結局押したり担いだりの繰り返し、ほとんど乗車できず、一体このMTBは何の為?という感じで全行程を終え、最後の山道は持って来たライト2本を全点灯。と言っても自転車は全て「押し」である。
これでは自転車用の筋肉をつけるより、登山用の筋肉がついてしまう、、、、。

とうとう何度か来た舗装路に合流。
「ああ、やっぱりここに出るのか、当初の計画とはぜんぜん違うじゃん」
まあ、やれやれこれで助かったわい、後は良く知った道を走って帰るばかりじゃ、と走り出すが、道に灯りのまったくない道路だということを初めて画伯は知った。

2本のライトだけでは前方視界が狭く、スピードも出せないし行き交うクルマも一台もなし、こんなところでパンクでもしたらどうなる?!?!?この恐怖から逃げるように、しかしゆっくり走るしかない情けない画伯であった。
家を出てから3時間たっていた。(画)

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2006年10月 7日 (土)

飯盛峠で鹿を見た。

昨日までの激しい雨も止み、風は未だに強いものの抜けるような青さの爽やかな秋空がもどった。
そんな空を見ながら高山不動(たかやまふどう)に向かった。
長沢(ながさわ)を上流へと走ると、八徳(やっとこ)への分岐点。左折して高山方面に向かう。曲がると急に道が暗くなる。両側に針葉樹が鬱蒼としているからだ。昨日までの雨のせいで山から出ている水が道の上を流れている。ところどころ道幅いっぱいに水が来るので、よけることができない。もろに浅い川の中を走るようになってしまう。前は泥よけで何とかなるが、後ろにはガードがないのでお尻が濡れて冷たい。でも何度かそんな目に会っていたらしまいには慣れて平気になっていた。

04_1電柱に貼ってあった狩猟実施のお知らせ。怖いですね〜。クマも怖いけど鉄砲はもっと怖い〜。
二万五千図で見ると、舗装された林道の途中に左に山道があるようになっている。その入り口を探しながら上って行くが、なかなか見つからない。大窪峠(おおくぼとうげ)入り口、梨本峠(なしもととうげ)入り口、三社峠(みやしろとうげ)入り口、、、と過ぎたあとにあるはずの道がない。見つけられないまま先へと進んでいるうちに高山不動直下へと出てしまった。仕方がないのでそのまま上り続ける。

11_1高山不動から見た雲。
ここから奥の院に向かう。出だしから丸太を埋めて階段状にしてあるので画伯のテクニックでは乗車不能。押して行く。途中で乗れそうな所も滑り易く。何度も停車。担ぎも当然入る。

14_1尾根上の道は所々にベンチなんかもあり、明るくてちょっと楽しい。こんな場所が近くにあればなあ、良い練習コースになるのに。

Photo_36関八州見晴らし台からの東の眺め。遠くに見えるは新宿の高層ビルということらしい。画伯は目が悪いので見えないが。

24_1ここから飯盛峠(いいもりとうげ、めしもりとうげ?)に向かう。車道であるグリーンラインに沿って徒歩でしか行けない古い道がある。道標に沿って行くと、人一人がやっと通れるような細い急坂や薮の中、大きな段差、緩やかな樹林の中など変化に富んだ道が続いていた。ただし時々車道に出るのが興醒めだ。車道から入る場所がかなり急で自転車を担いで上るとすぐに急下り、そしてまた車道に合流。こうなると意地でも旧道を全てトレースしてやる、という気になってがむしゃらに行く。

やがて旧道もなくなり、後はこの舗装路を峠まで行くだけのようだなと思いながら誰もいない道を走っていると、右の林の中を木の列に見え隠れしながらこちらと並走するように何か大きなものが速い速度で動き始めた。構える間もなく15メートルくらい前で道に出た。正面でその姿が見えた。何と鹿だ。頭の上の角が立派だった。そのまま道を横切って左の林に駆け込んで行く。そして今度はもどるように反対方向に走って森の中に消えた。走るというよりバーッバーッと跳ねとんでいた。両の前脚を揃えて足首のところで後ろに曲げたまま空中を飛んでいた姿が印象的だった。身体全体がくすんだ褐色に見えた。

その間ただ驚いて見ていた画伯だが自転車を止めていたか走らせていたかよく覚えていない。すると後ろから一台の車が近づき助手席の窓が開いた。男の子の顔と運転しているオヤジさんらしい人の顔がこちらを見て何か言いたそうだ。
「今の何ですか?」、、、見ていたらしい。
「シカですよ。鹿」と答えると、「すごいですねえ」。確かに凄い迫力だった。野性の生命力を感じた。

29木の間から武甲山(ぶこうさん)が見えた。こっちの方は人工の形に侵されているのだ。(画)

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2006年10月 5日 (木)

小床峠(こゆかとうげ)

06_1前から行こうと思っていた小床峠。R299を秩父方面に向かって走り、高麗川を遡る。坂元(さかもと)にある小床橋で対岸に渡るとすぐ激坂。前をセンター後ろをローでゆっくり登って行く。昨日までの雨で道の脇を流れる沢の流れも激しい。この前までの暑さであれば涼しさを感じるところだろうが、今はもう寒々とさえ感じる。小床の集落に入ったところで小床峠への入り口がある。

07_2⇒⇒草の中の道を行く。すぐ杉林の中の道になり苔むした小さな橋に出る。これまでの失敗を思い出し、自転車から下り徒歩で渡る。
 橋を渡ると次第に傾斜がきつくなり、岩や木の根が階段状に現れて来る。けっこう乗って行ける愉快愉快、というのは最初のうちだけで、どこもかしこもウェットな状態。いったん足をつくと靴底に泥が塊でくっつきビンディングペダルに靴がうまくはまらない。「泥はけの良さ」を謳ったペダルなんかはレースをやるわけじゃないから実際には要らない、と思って来たが、こういう時には重要なんだなと実感した。まあ乗れないところは「押し」で行く。

08_3峠直下。今の今まで小床峠は初めてだと思っていたら、この風景に見覚えがあることに気がついた。去年の秋、自転車を始めて3、4ヶ月の頃、バイクはまだルック車だったがここまで来ていた。その頃はやっぱり押して登っていたに違いない。第一ギヤが全然違う。前が一枚で後ろが6枚だったもの。

10_1⇒⇒峠に出る。森の中の静かな場所。水気たっぷりの風景だ。持って来たサンドイッチを食べる。

11素朴なブリキの標識が生木に釘で打ち付けてあった。青いマジックで書かれたメモのような添え書きは消えかかっている。「ここが小床峠です」という文字が何とか読めた。そのうちこれも完全に消えてしまうだろう。

ここから予定では峠を青場戸(あおばと)に降ることにしていたが、道を偵察すると倒木ばかり、行く気がなくなって「子の権現(ねのごんげん)方面」に向かうことにした。
 尾根道を押したり乗車したりの繰り返し。しかし担ぐことが多くなり、とうとう担ぎ専門になってしまった。自転車部から自転車をボッカする山岳部に。再三の蜘蛛の巣払いにも嫌気がさして、引き返す。山道を下り青場戸。後は舗装路をかっ飛ばし国道に出た。
家まで来たものの全然自転車に乗った気がしないので、いつもの裏山を走りに行ってしまった。(画)

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2006年9月21日 (木)

鎌北湖への道

まず高麗川(こまがわ)側から北向地蔵(きたむきじぞう)に向かう。R299を行き、西武秩父線武蔵横手(むさしよこて)駅から山に入る。沢伝いの道は、傾斜は最初緩いがすぐにきつくなる。しかし沢から来る爽やかな空気に満ちていて涼しい。どんどんペースが上がる。ハイカーが道を上から降りて来た。

「こんにちわ。」今日は誰にでも会ったらはっきり挨拶しようと決めていたので、こちらから声をかけてみた。
「あ、こんにちわ。」みんな例外無く返してくれる。「こんにちわ」より「こんチワ」の方が気楽な感じで良いな、と思い、今度会う人からそうしようと決める。

しかしまた「こんにちわ」と言ってしまった。・・・どうしても育ちが良いので仕方がない、いや今の二人連れ若い女性だったからではないの?、、ちょっと気取ったのか、、、オヤジが出てしまった・・・
その後数組のハイカーに会うも、すべて「こんにちわ」になってしまっていた。

Photo_29北向地蔵への林道を行く。砂利の多い道だが走り難くはない。裏山をいつも走るペースで行けば全く力を使わないで上がって行ける。問題はその歩くような速度に、先を急ぐ気持ちがついて行けるかどうかだけだ。

Photo_31北向地蔵からは鎌北湖(かまきたこ)への道を道標に従って降りて行く。二万五千の地形図はあてにならなくて、地図上の点線表示の山道が実際にはないことが多い。杣道や林道は無くなってしまっていたり、新しくできていたりするからだ。

下り始めは稜線通しで道幅も適度にあり、気持ちが良い。ところどころ雨で浸食されているのが目立つ。まん中がV字にえぐれていて走り難いところもあった。やがて車道に出る。ここは四叉路の交差点になっているが、そこからがさっぱり分からない。まず左に行ってみる。しかし、どんどん降る道に疑問を感じ、元の交差点にもどり左折(つまり下りて来た北向地蔵方面から見れば正面の道を行ったわけだ)。すると、また四叉路になり、今度は標識があった。「鎌北湖は200メートル先を左折」と書いてある。それに従って鎌北湖への山道に自転車を担ぎ上げて入った。北斜面の暗い道だ。この道も雨水の浸食だろう、えぐれている所が多い。草深く、道が崩れているところもあった。倒木が道を塞いでいてその下をくぐること2度。自転車を横にして引きずらねばならなかった。

それでもコースは正しかったらしく、標識のしっかりある車道に出た。今日の目標は北向地蔵から鎌北湖への道。そして鎌北湖から物見山(ものみやま)への道をトレースすることにあったので。そこにあった標識上に初めて物見山の文字を見つけて喜んだ。しかしそこで失敗。道標に従ったつもりだったが、迂闊にも曲がるポイントを通過してしまったのだった。

結局行けども行けども曲がり点が出て来ない、、、どうやら間違ったらしいと感じた時には、既に今日の目的を放棄していた。このまま車道を行って元の側(高麗川沿い)に戻ることにしよう。しかし傾斜がきついな〜、、、。それに見るものが何にもないような辺鄙な場所だなあ、ここは、、、。

けっきょく鎌北湖周辺は道が錯綜していて理解できなかった。
今日のツーリング、何となく欲求不満状態。腹いせに帰りは国道をぐんぐん飛ばした。膝の痛みも癒えて来たので思い切り引き脚に力を入れて走ってみた。帰り着いたら、あれれ?背中の脇が痛い。これが自転車でしか鍛えられないという例の腸腰筋だろうか?(画)

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2006年9月18日 (月)

峠の空は茜色

顔振峠(こうぶりとうげ)に上がってみた。
R299から長沢(ながさわ)に入り、峠への道へ右折。すぐに急坂になり、人家がなくなるとさらに傾斜がきつくなる。真っすぐの舗装路で急坂というのが一番辛い。精神的に応える。焦らずゆっくり上って行く。

左にきつくカーブするところで舗装路と別れて正面の坂を行くとこれが林道。すぐに右へ登山道を分けるが、無視して真っすぐ上って行く。ほどなく未舗装となり、やがてその道もついには登山道と合流。自転車に乗って行けたのはそこまでで、今度は木の根っこ、露岩、段差などで押しながらの登り、ついには自転車を担ぐ。
またもや「お勧めできない」コースとなりにけり。。。。

途中乗れる所は乗って根っ子の段差をいくつか乗り越えて内心得意になっていたら、突然足元から鳥が飛び立ち驚いてひっくり返りそうになったりした。

Photo_3Photo_6それでも何とか峠に到着。

台風の余波の雲がダイナミックに出ていた。何となく周囲が暗く、霧まで立ち込めて来て心細くなった(こういうのに画伯は弱い)ので早々に帰ることにした。点滅灯をつけ、舗装路をゆっくり降る。道はほとんど濡れていて滑るのが怖い。先日雨の路面で滑って転んだばかりだ。慎重に下ったがそれでも10分かからずに国道まで出た。帰宅したら西の空が茜色に染まって来た。

Photo_28あれれ〜もうちょっと上にいたらこんな空が峠で見えたのに、、、と残念至極の画伯であった。(画)

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2006年9月 3日 (日)

土山から北向地蔵

二万五千の地形図を毎日眺めている。点線を見ると標高やら地形やらを頭に描く。
高麗川(こまがわ)側から北向地蔵(きたむきじぞう)へ抜ける道として地形図にあった二つの点線は、どちらもどんづまりで走行不能。一つは沢伝いの道があまりに険しくもう一つは草が深過ぎて道が見えない。

今日は武蔵横手駅からのハイキングコースをアプローチに使って、途中からわき道にそれてみることにした。

06110五常の滝(ごじょうのたき=写真あまりにも手ぶれがひどくてすんまっせん)への入り口を過ぎると、四叉路になる。一番左の砂利まじりの道を行く。
やがて舗装路と合流。この舗装道路を来るとここがちょうど峠のようになっていて、左右ともに道は下っている。右に行くと来た道に戻ることになるので左に行く。土山(つちやま)集落の方へ。

16_3集落に出る前に⇒⇒アジのある標識を見つける。細い道が草の中に右に登っている。

17_1←←標識の脇には古いお地蔵さんが。表情など崩れてよく分からない。こういうところがまた良いじゃないですか。

20登ったすぐのところには墓があり、その上に小さなお堂もある。岩畳のような道はその横を巻くようにして緩く登り、やがてユガテからの合流点に出る。

そこからは幅もあまり狭くはない良い感じの道になる。森の中のよく踏み固められた走り易い道だ。ブラインドのコーナーもほとんどない。時間が遅いせいか人も見当たらないのでずんずんと飛ばした。こういう道でこそMTBだ。これぞこのブログ中の数少ない「お勧めMTBコース」じゃん!!
自分としては激坂の上り下りも力量を上げる意味で嫌いじゃないけど、毎回毎回担ぎばかりではねえ、、、。


23_125_1すぐに北向地蔵に出た。北を向いているお地蔵さんは珍しいらしい。ここからは東は物見山(ものみやま)、北は鎌北湖(かまきたこ)へと続く。

物見山は良いコース。鎌北湖にはまだ行っていない。次の課題だ。

24上を見上げると夕暮れの空が、ネムノキの梢を透かして美しく広がっていた。(画)


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