カテゴリー「ウィリー02」の10件の記事

2007年12月30日 (日)

ウィリー基本練習『半コギアップ』(動画)

Danhanさんに教えてもらったウィリー基本練習です。
『その場Fアップ』→『半コギアップ』の連続技!ご覧あれ。。。
ギアは、フロントセンター、リアはローから4枚目。
ブレーキをかけずにまくれ上がったら後ろに降りるというのをやっています。

「なーんだ、こんなの簡単じゃんか」という声がどこからか聞こえて来そうですが、何事も中途半端が嫌いなガハクは、せっかく跳べるようになった(未完成)バニジャンを封印、高度が出ないウィリーにも今は封印をしているのです。

さてこの次の段階の『リアブレーキをかけて前輪をストンと落とす』というのがまた難しそうです。完全にFが上がり切らないうちにブレーキングしてしまうので、なかなか「ゆ〜らゆ〜ら」という浮遊感には到達できそうもありません。ブレーキを微妙にコントロールをしながら、体とバイクのバランスを保たないといけないんですね。

今日はジャックナイフを教えてもらいました。なかなかキュッと前ブレーキをかけられないので、なかなか後ろが上がりません。最後に思い切って強くレバーを握ったら思いもかけずリアが上がり、怖くなってペダルから足を離してしまいました。おかげでトップチューブで大事な所をガツン!バッド付きレーパンのおかげでセーフ。でもちょっと痛かったよ〜。
「それみんなやるんだよ。はっはっは」とガハクは笑うんですよ(`^`)

もうすぐお正月が来るわけですけどね、たぶんうちでは2007年が2008年に変わる真夜中に近くの御岳神社にお神酒と甘酒を飲みに行くぐらいで(もちろんお参りもしますっ!)、あとは自転車と仕事の間を行ったり来たりして過ごすと思います。(K)

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ウィリー仕様でXC

Cimg2420ショートステム(50㎜)にライザーバー(幅660㎜)というウィリーのやり易いセッティングに近づけてから、トレールを走るのはこれで2回目。

以前はステムが100㎜、ストレートハンドル幅550㎜だった。まずサドルを以前のXCポジションの位置まで上げる。ウィリー練習用のポジションばかりだったので、この事自体が久しぶりだった。高さにまず驚いたが、いざ漕ぎ出してみると、この高さゆえに(平ペダルでも)ペダルが下死点に行った後でも漕ぎ上げることが(少し)できるのに気づいた。サドルが低いとやり難い。高いサドルの意味はこういうところにもあるのか。

平ペダルにもすっかり慣れて、ビンディングペダルの便利さとは違う独特の面白さも知った。最初の頃はちょっとしたギャップでもすぐペダルから足が離れてしまい困った。それが離れなくなって来たのがまた楽しい。

ライザーバーは体に近いアップライトなポジションになる。これで急坂を登るには、手前に引く力とFが浮かないように抑える両方の力を意識的に出さないといけない。でもそこが面白くもある。XCの低く遠いハンドルだとそこは無意識で済む。

問題は下りだ。ダウンヒルになると、前回もそうだったが、それにも増して今回は妙に体がギャップで跳ばされる。以前はもっと余裕があったはず、と思い、その時のポジションを思い出そうと試行錯誤、膝を曲げたり伸ばしたり、腰を低くしたり高くしてみたり、後傾してみたり前に出てみたり。

しかし事態に変化なし。シングルを抜けてから林道に出て石ゴロの道を下り始めたら、なおいっそうバイクが跳ねる。頭がシェイクされて視線が動く。スピードをぐっと落とすしかない。
「おっかしーな〜??こんなもんだっけえ??」という感じだった。

DHerのニコさんに聞いたら、
「スピードが以前より上がっているのに気づかないのでは?」とお答えくださいました。そう言えば前を行く犬も全速力で走っていたような、、、。いや〜まあそうなら嬉しい気もするなあ。

****《業務連絡》ウィリー日記・言葉が分かる

『その場Fアップ練習』フロントサス、ロック状態ならほとんど100パー成功です。(今度こそほんとに)

胸をハンドルバーにつけるくらいに前傾、リアタイヤが離陸しそうになる。
いきなり後傾。背中のまん中で引く感じ。
同時に両肘をパーンと音を立てるくらいに伸ばす。

この腕の伸ばし、これこそ『ハンドルあっちに行っちゃえー!』ではないか!と今納得。言葉の意味が飲み込めた瞬間だった。
この時点でまくれるまでFが上がるかどうかが決まる。そこで力が足りなければ後何をやってもダメ。なんだよね(画)

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2007年12月29日 (土)

初めてのウィリー『半コギアップ練習』

Cimg2435『その場Fアップ練習』が不完全ながらも出来るようになったので調子づいて、
「ねえ、半コギアップってどうやるの?」とガハクに聞きましたら、
「やってみるんだったら広場に行こう」ということになって、急きょMTBスクールが始まりました。

SPDペダルを平ペダルに付け替え、自作のニーシンガードを装着。
あるものは全部着けようと、ガハクの(ベルグロテープがたるんできてブカブカしている)エルボーガードも着けて出かけました。完全武装です。何をするにも賑やかな方が良いだろうと思い、犬も連れて行くことにしました。

まず後ろにまくれる恐怖心を取り除くために、『その場Fアップ練習』
しかし成功率たったの10%ほど、場所が変わるとむずかしいですね。
頭の位置はだいぶ良くなったらしいけど、腕がきれいに伸ばせないです。

いよいよ目的の『半コギアップ練習』
(利き足は右なので)右ペダルをぐっと踏み込む、、、、と同時に後ろにバッと上体を反らす。
するとポンと軽く前輪が上がるはず!なんですが、、、、ウンショウンショという感じでちょっとしか上がらず、どうしても腕が曲がって力が入ってしまいました。

「タイミングが合ってないよ」ペダルを漕ぐ方が早くて、体を後方に引くのが遅れているらしいです。
もう止まる寸前くらいのスピードにしといて、急激にぐっと踏み込んだら、やっと写真のように上がりましたよ。
ギアは前がセンター、後ろがローから2枚目。
まあ今日のところはこの位でOKということになりました。それでも前輪が上がったから、私としては大満足でした〜♪(K)

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2007年12月28日 (金)

MTBと離れるのが怖い

Cimg2371『その場Fアップ』はまあまあできたとして、次の課題『半コギFアップ・ブレーキ落とし(仮称)』の方は、イマイチピンと来ない。

半コギでフロントをアップさせるとして、どこまでアップした時点でブレーキをかけるかがよく分からない。上がり切っても、そのままでいればほとんど前に落ちてしまう。まくれた、という時点ではかけても意味がない。まくれそうだという時点なんだろうか?

正しく有効な体重移動でのFアップと腕の伸ばしでフロントを真っすぐ上げてブレーキで真っすぐ落とす、ということが練習の目的だから、たぶん頂点に達する前の適当な高さなんだろう。

でもこの「適当な高さ」がしっくり来ないんだよなあ。上がりきったと思ってもそのまま待ってるとたいてい前に落ちてしまう。上がらないうちにブレーキをかけてしまっては、今Fが真っすぐに上がったのかどうかも分からない。

《今日気づいたこと》

バイクと離れるのが怖いらしい。フロントが高く上がってこれからと言う時になると、決まって腕が縮こまっている。腕がすっと伸びている時の方が、バイクをコントロールし易そうだというのは実感できているのに、なかなか腕が伸びない。次は腕を伸ばすぞ、と思ってトライすると、今度はFがそれほど上がらない。

まずいことに、少しウィリーで走れたときに限って腕が伸びていないことが多い。現時点でのごまかし走法。

『その場Fアップ』を何度かしては、ウィリー。という繰り返しで練習。このやり方良いです。確実にFのアップ率が伸びる。上半身のムダな力が抜けるらしい。

うまく行きそうな感じがしたのが何本かあった。尻の後ろでサドルを押している感じがした。
ギア:Fセンター、Rローから3枚目でやっている。(画)

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2007年12月26日 (水)

ウィリーの基本はこれっ!(動画)

本日わたくしもとうとう「その場フロントアップ」ができるようになりました!
これもDanhanさんの適切なアドバイスと、それを素直に実行しているガハクを横で見ていたからであります。
ありがとうございました。

実はも今日も
「ダメだな〜ちょっとは上がるけど、どうやったら後ろにまくれるのかワカラン」とボヤいていたのです。
「ちょっとやっているところを見せて」と外に出て、まずはガハクが見本を見せてくれるはずでしたが、、、上がらない!? 100%を豪語していた人がどうしたの?

一晩経つと、あの成功した時の感覚を忘れちゃうらしいですね。悩みながら何度もやってました。私のバイクだからかしら?と、自分のを引っぱり出してやってみたら、、、やっぱりできない。かなり焦った風でした。

冷静に考えた挙げ句、
「そうか、、、昨日のことを忘れていた。ただ胸をハンドルにつける。胸をそのまま後ろに開くということだけ考えてやったんだった」と。結果はオーライ!やっとこさ、わたしのバイクでも出来るということを実証してくれました。
シートの角度と位置をちょっと変えました。前がわずかに下がっていたのを水平にして、ちょっと後ろにスライドさせました。

私がなかなかできなかった理由がやっと分かりました。ブレーキが甘くて、上げようとする度にズルッと後ろに後輪が動いていたのです。これではフロントにぐっとかけた圧力の反動が生かせません。
「ほら、また弛んでる。ぎゅっと握り続けないと」と、何度かやってたら、、、ヒョイとあやういバランスの所までまくれましたよ。こうなってくると面白いものですね。
「○○もおだてりゃ木に登る」的に、ウィリー村に向かってまた走り出したのであります。(K)

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2007年12月25日 (火)

ウィリー日記・腕の形

Cimg2372《業務連絡》今日のウィリー

『その場フロントアップ』が100パーだったはずなのに、それは室内練習場での話。床がコンクリートのためなのか、土の地面では成功率が100どころか、10%くらいになってしまう。

広場でさらに試すもなぜかうまく行かず、ふと昨日いただいたコメントの言葉を思い出した。
>腕はハンドルと体を繋いでいるだけのもの、ロープでも代用できるかもしれないと、、、
てなことだった。
そっか、上げよう上げようとする気持ちが、ムダな力を生み、その力がむしろ上がるのをジャマをしているかも。
そこで腕のことは考えないようにした。いつもの「ハンドルあっちへ行っちゃえー!」も意識しない。ただただ体の重心移動のことだけ考える。

ハンドルの方に体の重みをかけ、次ぎに後ろにのけぞる、その時ただ腕はハンドルと体を結ぶヒモのようなもの、はずれないようにしているだけ。

そうしてやってみた結果は? ばっちりだ!軽くFが上がった。

これなら!と思い、『半コギFアップ練習』をしてみる。この練習いつもうまく行かない。半コギでは前が上がり切らない感じなのだ。さっきの要領で腕のことは考えないようにして上半身の動きのみに集中してみた。すると、、、なんとこれもできたではないか。軽く上がる。

ギアを重くしてみた。前はセンター、リアをローから3枚目でやっていたのを一段上げた(4枚目)。このギアでは重くて今までうまく行かなかったのに、これが同じように上がる。5枚目にしても上がった。6枚目も。もうブレーキを使っていなかったのでまくれて後ろに。こんなもんなんだ。こりゃーおもしろーい!(Danhanさん、あなたの言う通りでした。ありがとー!)

実際のウィリーではやっぱり4枚目あたりがやりやすいのだろうか?5枚目くらいになるとタイミングがうまく掴めない感じだった。バイクのスピードによるのだろう。今は歩きぐらいの速度だから。

絵で、上のライダーの腕は真っすぐ。真っすぐにしているというよりも、ぶら下がっているので伸び切っているような感じ。ペダルはゆっくり鷹揚に回している。
下のライダーの腕は、今にも落ちそうなフロントをハンドルを上に引っぱり上げて落ちないようにしている。脚もペダリングで大忙し。どんだけ回せば良いの?ってくらい回せ!回せ!

フロントをうまく頂点まで上げることできれば、後は維持する方法、バランスの問題だ。逆にできなければ他でどんなリカバリーができたとしても一時しのぎでしかない。瞬間的にはごまかせても長続きしない。ウィリーの醍醐味だって本当には味わえないだろう。

いまだにウィリーの距離そのものは全く出ないんだけれど、焦ることはないよね。
だってこれでやっとFが一人前に上がるようになったんだから。ウィリー村での成人式を迎えた青年のようなモンだろうな。(画)

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クリスマスイブのウィリー

Cimg2355満月の広場はすっきりと月明かりで照らされていた。昨日までは霜で凍って、タイヤが踏んで行くとばりばりと音を立てて潰れた土も、今日の暖かさですっかり融けたらしい。抵抗がまるで違った。走りやすかった。

『その場Fアップ』は成功率100パーだと豪語していたが、広場ではさっぱりだった。
『半コギFアップ』の方は、確かにうまく体が使えた時のみFがきれいに上がり、リアブレーキできれいに真っすぐ落ちる。ちょっとでも横にずれると、Fが落ちた時ひどく手首に衝撃が来る。

それでも練習の成果あり。いざウィリーをやってみると、Fは前よりずっとよく上がる。姿勢もだいぶウィリーらしくのけぞるような形がとれるようになってきた。Fトップの位置で多少の心理的余裕も出ては来たし、やっとウィリーが始まったような気持ちだ。

ただ、腕の力が抜けてきれいにFが上がっている瞬間は長続きしない。そのトップの位置を感じ取ろうという意識が強いせいか、ペダリングのタイミングが遅れる。だから以前より距離が出ない。腕力でハンドルを上に引っぱり、ペダルをガンガン漕いでいる方が距離そのものは行くようだ。でも腕力でFを上げていられる時間はそう長くないはずだ。

100mウィリー(どこまでもウィリー)を目指す以上、ムダな力を使わないフォームを身につけなければ。

Cimg2327さて、Kyoちゃん製プロテクターの試着を兼ねた練習だったので、ここでプロテクターのインプレを。

装着に違和感はほとんどなし。だが、使っているうちに下にずり下がって来てしまった。ゴムベルト(実はパンツ用ゴムひも)の締め付けの力が弱いのか?取り付け位置が悪いのか?ジャージの上からつけたのでジャージの裾が下がればプロテクターも一緒に下がってしまう。もっと体にフィットしているズボンなら下がりにくいかも。

広場を照らす満月の回りに光の大きな円弧がきれいにかかっていた。カメラの画角に納まり切らない大きさだ。お月さんとKyoちゃんお手製のプロテクター、ふたつの愛に見守られながらガハクは今日もウィリーに励むのであった。とさ。(画)

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2007年12月24日 (月)

プロテクターを作ってみた!

Cimg2320プロテクターを作りました。これがそうです。何で出来ているか分かりますか?
雨トイです!アトリエをガハクと作った時の資材の残りを使いました。

自転車用のプロテクターの実物なんて見たことがないのです。オークションやら、ネットショップ、お友だちのブログの写真をじーっと見つめて得た情報だけを頼りに作り始めました。
作りながら考える方がいつもうまく行くので、今日もまずスネの採寸から。
25センチとしました。ヒザは12センチくらいで良いかなと思って、ノコギリで雨トイをゴリゴリ、、、、
切ってみて発見!縁の丸みは、ストローみたいな穴になっているのですね。この穴にワイヤー(電気コード)を通せば、ヒザとスネの二つのパーツを繋ぐことができる!と、閃きが。
よしよし、うまく行きそうだぞ〜。

次の行程は、ヒザのパーツに丸みを付けることです。
薪ストーブのすぐ近くにかざして、グニャグニャの一歩手前まであぶって、2本のプライヤーで挟みつつ曲げてみました。3次曲線を出すのはやはりむずかしいですね、無理やり曲げると変に歪んでしまいます。仕方がないので少しだけ曲げることに。

さて一番の難問。
ふたつのパーツが重なる部分のカーブの形がポイントでした。片方は偶然にうまく行ったのですが、もう一方がガツンとぶつかってしまうのです。結局何度も切ったり削ったりしているうちに、だんだん短くなってしまいました。
ちょっと子ども用に近いサイズになったかも。

帰る直前にはいつもうちに電話を入れます。
「へへへっ、今までプロテクター作ってたんだよ〜ん」と自慢。
家に着くなりすぐにガハクに見せたら驚愕しておりましたよ。わたくし大満足。

さらにこれからウレタンマットをクッション材として内側に貼るつもりです。このウレタンもお風呂で使っていたお古。材料費0円でした。あ、それから通気性を考えて、ドリルで穴も開けてあります。
ゴムバンドとかマジックテープを入手する必要あり。でもヒモかなにかで結んで、まず使い心地を試してみたいな。(K)

=*=*=《業務連絡》ウィリー日記

「その場ウィリー」ほぼ100パー達成。
「半コギFアップ」いまだうまく掴めず。
気づいたこと:止まった状態での前傾荷重方向はブレーキロックのせいで『前』でも良いようだ。それで反発が来る(壁ができる)が、走行中に前に荷重すると進行方向に力が逃げてしまい、「壁」ができにくい。
だから走行中は、前荷重方向は地面を抑える感じ(やや下)になるみたい。(画)

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2007年12月23日 (日)

その場フロントアップ練習!(動画)

いきなり---《業務連絡》『その場Fアップ練習』----
(ウィリーテクニックに繋がる基本練習の1)

雨なので室内練習場(?)で一時間。とうとう後ろに立つことができた。

Fのサスペンションはロックさせた方が反応が良かった。

1)まず、踵が地面に着かない程度の高さのサドルに座り、両足裏を地面に着ける。
2)リアタイヤが浮くぐらいまでフロントに荷重をかける。Fタイヤを潰すような感じ。
3)跳ね返って来る力を利用して上体を後傾させる。と同時に、
4)引っぱり上げるという感覚よりも、「ハンドル、あっち行っちゃえー!」と両腕を伸ばす。
5)Fが浮いてバイクがまくり上がったら、尻がサドルから落ちるにまかせバイクの後ろに両脚で立つ。

この練習法については、Danhanさんの丁寧な解説を参照されたし。

いやー、できましたよ!まず第一段階クリアですな。(画)

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2007年12月22日 (土)

ウィリー仕様にセッティング

Cimg2284ウィリー習得の為のセッティングにできるだけ近づけようと、ショップにライザーバーを買いに行った。

それを聞いた店長、「ガハクさんもついに立体的な乗り方をし始めましたね」と面白そうに言う。さらに、
「トライアルはXCとは全く正反対のポジションになるわけです。ハンドルはできるだけ高く、体に近くすることで技がすごくやり易くなるし、切れも全く違うんですよ」
この人、全日本XCではエリートクラスライダーなのだ。でもトライアルは大好きだと言う。それにわたしが常に悩んでいたことにも答えを出してくれた。

「技の習得には、まずやり易いポジションにして感覚を覚えた方が良い。それから少しずらしたポジションでもできるようにスキルを上げて行くんです。そうでないといつまでもできなくてイヤになったり、できても変なクセがついて上達しないようになってしまいます」

ただステムに短いのがなく、置いてあるライザーバーは径が太く、手持ちのステムに合わない。と言うか、ないこともないが、二本ボルトで気に入らない。

迷っていたら店長、道具棚の中を色々見ていた。そして細い径のライザーバーと短いステムを出して目の前に置き、
「このハンドル差し上げます。このステムはレンタルで」と言う。いやあ太っ腹のショップだなあ、サービス良いねえ。ステムは長短2種類を貸してくれることに。

写真には他にグリップ(本来はBMX用とのこと)、ペダルが写っているが、ペダルはKyoちゃんの分。彼女ペダル表面のギザギザを見て、
「こんなの怖いからヤダヨ〜」店長も、
「このペダル使わなくてもKyoさんのSPDはマルチクリートだから大丈夫でしょう」これも迷った挙げ句、とにかく試してみよう、という結論になり購入。

Cimg2289家に帰ってハンドルとステムを持ち帰ったものに換えてみた。ハンドルの長さ660ミリ。ステム50ミリ。

その状態で『足つきフロントアップ』をしてみたら、やっぱり上がり易い!
庭に出て、『半コギフロントアップ』も明らかにやり易い!
それに、ステムが半分の長さになっただけでこんなに取り回しが容易になるとは知らなかった。ハンドルが急に軽くなった感じだ。

これはやめられない。(画)

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