『夫婦坂(めおとざか)』
Kyoちゃんが「今日は気分わるい、変えたい」ということなので二人で高山不動(たかやまふどう)へのプチヒルクライムに出かけた。今回の写真班はKyoちゃん。
八徳(やっとこ)への分岐点を左折するとすぐに暗い樹林帯の中に林道は入って行く。がんがん漕いで行くKyoちゃん、ちょっとシンド、と思いながらついて行く。最近はケイデンスなんかどうでも良くなってしまい、適当にダンシングしたりしながらできるだけ楽に走るようになってしまった。これ、ボタリングってやつかな?
振り返って見るとKyoちゃんだいぶバテていた。顔汗まみれ。でも引き返そうとしない。爆裂!根性女。
写真は途中の道路上を流れる流水。けっこうな水量だ。写真班が撮影、ということで普通のスピードで走るガハク。リアに泥よけなしなのですっかり尻が濡れた。(ケツの汚れはMTBerの勲章!とか)でも写真では迫力なし、もっと派手に突っ込めば良かった。
全行程オンロードなので手持ち無沙汰は、時々フロントアップ、リアアップで側溝の蓋や小石を越えたり、極小ターンをしてみたりしながら行くことで穴埋め。
あった!倒木だ!バニジャンを試す恰好のターゲット!!・・??無理!!失敗したらはね返されそう。直前で茫然とするガハクの図。
まあ脇を行けば何でもないんだけど。それにしても暗い中こんなものがあったら危ないでしょう、と思って動かせないかとやってみたが、この木は沢を隔てて対岸から横倒しになっていて相当な長さ、ぜんぜんビクともしない。見るとノコ目もついていて処理しようとした様子あり。ま、ぼくらじゃダメだね。
少し先の石灯籠で引き返す。ここまで30分。下りは時々ホップしたり写真を撮ったりしながら下る。
村の入り口まで降りて来ると、空が紅く染まっていた。長雨も小休止だ。
ここで気分もすっかり良くなったKyoちゃん、『夫婦坂』という演歌が脳内に流れそうになっていたそうな。でも音感が悪く歌うまでにはいかなかったそうな。ああ良かった、演歌は今は歌いたくないから、と思ったそうな。
「これから気分悪い時はこれだね、夫婦坂ヒルクライム!」と感慨深げでした(画)
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