ライザーバーのセッティング
今までストレートバーを使っていたせいもあって、ライザーバーの取り付け角度がよく分らなかった。
フロントアップのためには、グリップが体に近い方がイージーだとは思うが、どの程度の距離がベストかは、個人の好みなんだろうか?ウィリーやマニュアルの為なら高い方が上げ易いだろう。グリップの引きつけとサドルまたはペダルの押し出しの位置関係を考えれば分る。
今までは『近く高く』を目論んで角度を決めていた(画像の上)。
ライザーバーにはアップ角度とベンド角度の両方があるので、その辺が曖昧だ。最近ハンドルを握って構えたときの手首の角度が気になっている。左手の手首が脇を締めた形にすると痛い。そこで今日は角度を変えながら乗ってみた。
(画像の下)その結果、アップ角度は斜め前上方向、ベンド角度は肩方向。これかな?
前より脇は開くが、左手首がこれなら痛くない。この写真で見ると、この方が形としても自然だ。ハンドルグリップの位置は高くなるが、体からは遠くなる。
スタンディングスティルと、ダウンヒルの時の後傾とでは肩の位置がまるで違う。どこに合わせるかはやっぱり個人の使い方次第だから、それに合わせてここという位置を探すしかないだろう。
因に、このハンドルは660ミリ。それを今はグリップを端から10ミリほど中に入れて使っている。この長さで良ければ、カット!の予定。
色々角度を変えながらウィリーをやってみたが、結果にそれほど大きな違いはない気もする。
◈《今日のポイント》◈
やっぱり『ぶら下がる』だろう。『ハンドルにぶら下がる』
手の構え方として、グリップを握った手の甲が前方に向かっているような形、手首を招き猫のように角度をつけた持ち方は、フロントの高度が足らない時に上に引っ張り上げようとする手の形に通じるところがある。これは良くない。『ぶら下が』れない。
前輪はそんなに上がらなくても良いから、手の形を正しくして、『ぶら下がって』いる感覚を持ちながら練習した方が上手くなるのも早いのでは、と思う。
(ウィリーできてないヤツが言ってまっせ!)
極端に言えば、ウィリー中は親指は浮かせて残りの指でグリップを引っ掛けるようにしてハンドルに『ぶら下がる』こともできるはず。この手の形だと、上に引っ張り上げることもできないし、引きつける(肘が曲がる)にも力が足りない。
ブレーキの問題が先送りになっているみたいだが、腕の力がもっと抜けて、真っすぐフロントが上がる確率が高くなれば、そこからブレーキングテクニックへも楽にアプローチできるような気が今はしている、マジで。(画)
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